伊達政宗「ミュージカル『刀剣乱舞』 鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 〜春風桃李巵〜」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
舞い散るうた song by 伊達政宗 伊達政宗伊達政宗浅井さやか(One on One)和田俊輔和田俊輔「わざと、ふみ、もうし、まいらせそうろう さてさて いちじつより もうしそうろう あか、 あすは いと おんもうしそうろうて、 すきたまはるべく そうろう。」  「四十年前少壮時 功名聊復自私期 老来不識干戈事 只把春風桃李巵」  嗚呼… 嗚呼…  「ほの見れば 夫れとも分けて 別れにし いる方いづこ 三日月の影」  「追啓、仙台の諸白一樽進ぜ候、不宣。 唯今、御名代として碧堂来駕有る可きの由、御念入り、別して辱く候。 一折、一樽、並びに三種、是れまた祝着に存じ候」  「花や花 それとも飽かぬ ながめして ながき日影も ゆふ暮の空」  「暮わかぬ 月になる夜の 道すがら」  嗚呼… 嗚呼…  「今日の雪、珍しく存じ候。定めて詩歌とも、御作分有るべく候。 狂歌一首、進じ候。誠に腰折れとやらん。 手足共に折れ候と存じ、さてさて呵々大笑に候。」  「わざと、ふみ、もうし、まいらせそうろう さてさて いちじつより もうしそうろう あか、 あすは いと おんもうしそうろうて、 すきたまはるべく そうろう。」  嗚呼…
真白な鳥~偲 song by 鶴丸国永 鶴丸国永鶴丸国永浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI真白(ましろ)な深雪(みゆき) 踏みしめた足跡 ぽたりとおちる 紅(あか) 綺麗だと 誰かが言った  真白(ましろ)な翼(はね)で 天(あま)雲(ぐも)うちつけて たづたづ飛ぶは 鶴(たづ) 何故ゆえに 心もとない  はて はて 何を思い偲ぶ? 飛(ひ)花(か)落葉(らくよう)のさだめ 風の 果て もう帰らぬ季節 同じ花は咲かぬ 今はひとやすみ 飛び立つ時を待つ
漆黒の龍 song by 大倶利伽羅大倶利伽羅大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI漆黒の夜 音も亡き常闇 ぽかりと浮かぶ 紅(あか) 綺麗だと 誰かが言った  漆黒の鱗 天(あま)雲(ぐも)かき分けて 高く昇るは 龍 何故ゆえに 目を覚ました  「…」  「来たれ、新たなる刀剣男士よ」  重き瞼 押し上げ 肺に空気 吸い込み 握りしめていた手を ひらく これが肉体 己の躰  光に手を 翳せば 透けて見える あか 己の体内(なか)をめぐる あか 燃え滾る炎か 迸(ほとばし)る血潮か かつて浴びた血の名残か
教えてやる song by 鶴丸国永 鶴丸国永鶴丸国永浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI教えてやる その感情が苛立ち 敗北感 怒り…憤り  「もう終わりかい?」  「……!」  教えてやる その感情は悔しさ 抱えきれぬほどの…屈辱
おとしあな song by 鶴丸国永 鶴丸国永鶴丸国永浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMIあるはずのちが なくてびっくり おどろいた ないはずのあな まっさかさま おとしあな あぁ~おどろいた  ほりすぎたあな きがつきゃおれが あなのなか あなのなか あぁ~まっくらだ あぁ~おどろいた
埋まらぬもの刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI耳障りだ 己の息 苦しさなど 棄ててしまえ  ひとりでいい ひとりがいい 足りぬものは 埋めればいい  「…はぁ……はぁ……」  「がむしゃらだなあ。いい意味じゃねえぞ」 「…」 「悔しいだろ」  「…もう少し早く生まれていれば」 「…」  「そうすりゃ、天下が取れてたってか?」 「…」 「…時間ってのは、埋まらないように出来てる」 「…」 「行くぞ。主が呼んでる」  「…」  埋まらぬとも 埋めてやる 出遅れた 時間さえ…
歌を辿る刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅浅井さやか(One on One)和田俊輔和田俊輔「不思議だよなあ。…書き留めたから、残る」 「…何を当たり前のことを言っている」 「書き留めなければ、残らない」 「……」  古びた紙の上 綴られた歌や手紙 誰かの 物語  口にすることなく 胸にしまったままなら 残らなかった 何ひとつ  「…何ひとつ……」  込められた思いや 心ってやつも…  「ははっ。興味なさそうな顔してるな。伽羅坊にはまだわからないか」 「…歌を詠む意味など、わかるわけがない」 「…わかりたくもない?」 「……」  「さて、いくか」 「……どうする気だ」 「そんなん決まってんだろう? …ドーンといってバーンだ!」 「……は?」 「ドーンといってバーン! 覚えておくといい。 うちの本丸じゃ、作戦は大体これで通じる」 「……ちゃんと説明しろ」 「全く伽羅坊は仕方がねえな。敵の狙いが絞れないなら、 まずは辿ってみるか、ってことだ」 「…辿る?」 「ああ」  古びた紙の上 綴られた歌や手紙 その… 物語  「…ま、とにかく行ってみようぜ!」
私を綴る 私を創る song by 伊達政宗伊達政宗伊達政宗浅井さやか(One on One)和田俊輔和田俊輔筆は私の 良き代弁者 心に漂う 形無き想いを 言葉にする  筆にかかれば 私は歌人 この目に飛び込む 美しい季節は 言葉を持つ  私はただ 書き留める 踏みしめた足跡のように 耳に残る子守唄のように  嗚呼… 嗚呼…  私は、私を綴る それがいつか 私を創る
ひねくれ説法 song by 鶴丸国永・虎哉宗乙・梵天丸鶴丸国永・虎哉宗乙・梵天丸鶴丸国永・虎哉宗乙・梵天丸浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI「どなたかな?」 「えらい坊さんがいるって聞いてさ、説法を聞きに来た」 「…ほう」  教えてくれよ 隻眼の龍の師よ  「そんなに聞きたいか」 「いや、別に」 「……面白い」  「よろしい。お釈迦様はおっしゃった。 自らを燈明として拠り所とせよ、決して他人をあてにするな、と」  自燈明 法燈明 何事も他人(ひと)を頼るな 己こそ 己の主(しゅ) 自分自身を律せよ  痛い時に「痛くない」と言え 泣きたい時は笑え 暑かったら「寒い」 寒かったら「暑い」 口では逆を ひねくれよ 目指せ へそ曲がり! WHOO!  「あれ? 伽羅坊、やんないのかい?」 「WHOO!」 「……」  隻手(せきしゅ)と隻手(せきしゅ) どちらの手が鳴っておる?  右手(みぎ)か 左手(ひだり)か  「若、どう思われるかな?」 「…どちらでもない」 「だよなあ。片方だけじゃ音は出ない。 両手があって初めて音が出る。」 「ふむ。それが答えと申すか?」 「いや」  「…?」  「こうすれば鳴るぞ」 「……」 「はっはっはっ…若、見事じゃ」 「人に頼るなって教えておきながら、 一人じゃ生きてはいけないって説くのかい。 ははっ。さすがひねくれてる。なあ、伽羅坊」 「……」  「若」  その目に何が見える? その目で何を見る? 己の外と内 見渡せる心眼(まなこ) 決して曇らせるな  「はい」
ことはじめ~私の武器 song by 梵天丸・伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅 梵天丸・伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅梵天丸・伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅浅井さやか(One on One)和田俊輔ハラヨシヒロひともじ… ひともじ… 筆がものがたる ひともじ… ひともじ… 私のものがたりの ことはじめ  「……行くぞ。敵の狙いはここじゃない」 「おーい伽羅坊、手紙はいいのかい?」  ひとふで… ひとふで… 筆がえがく ひとふで… 私のこころ ひともじ… ことはじめ  ひともじ… ひともじ…  私のこころ 私のものがたりの ことはじめ…  大河の中 埋もれることなく 幾千の言葉に宿る その想い その生き様…  「……狙われたとしてもおかしくはない…か?」  幼き折、片目失い この心眼(まなこ)が向くは内ばかり だが知った 筆一つで繋がる 筆一つで広がる 筆一つで拓ける 筆は、 刀に勝るとも劣らぬ
片倉小十郎景綱宛 song by 伊達政宗伊達政宗伊達政宗浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI『生まれてくる子を 殺すなんて言うな 私に免じてやめて欲しい』  『追伸 子を殺すのは考え直してくれ 私を信じてやめて欲しい』
飛脚はしる song by 鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・虎哉宗乙鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・虎哉宗乙鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・虎哉宗乙浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI驚いたぜ 面白すぎるだろ どういうことだ? 何故飛脚に?! 乗りかかった船 飛び乗ってやる 巻き込むな じゃあ溺れるか?  「…」  「『昨夜家来と腕相撲をしたら、ばっちり筋肉痛で腕が震えて、 文字もぶれぶれじゃ。ははは』」  どうでもいい! それでも走る 飛脚は走る!  「『最近雨が多いから退屈だろう。 明日は晴れそうだから城に来てくれよな。久々に語ろうぜ』」  どうでもいい! 雨でも走る 飛脚は走る!  「『元気でやってる?』」 「殿ー!」  飛脚はしる はしる はしる!  「『釣りにいこうよ』」 「是非!」  飛脚はしる はしる はしる!  「『先日の宴会で酔って殴ってごめんね』」 「あうぅ!」  飛脚は知らぬ 中身は知らぬ  「『二日酔いで気持ち悪い』」 「おろろ…」  それでも走る 飛脚は走る  「『ちょっと遅刻しそう。腹痛ってことにしといて』」 「仮病!?」  飛脚はしる はしる はしる! 走り続ける! はしる はしる!  「『色々はずかしーから、読んだら即刻燃やしてくれ!』」  「と言われましても…、政宗からの、 それも自筆の書状ともなれば、家宝として大切に取っておきたいもの。 残念ながら、しーっかり後世に残っておりまするぞ」  「いやあ! しっかし聞きしに勝る筆忠実っぷりだぜ」 「……おい、これも任務なのか?」 「いいじゃねえか、こういうトンチキも乙なもんだ」 「……くだらん」 「……俺は戦いたい、ってか?」 「……」  「戦いといえばこの戦国乱世、 刀を振るい鉄砲を撃つのが常でございました。 しかし、政宗にはもう一つの武器がございました。 敵、味方の心を巧みに操る、武器としての『書状』が……」  書状一つで操る おだてて 焦らせ 手紙一つで操る 油断させ 挑発 餌を撒いて 網を張る 読むのは 行く末 心 大法螺(おおほら)吹(ふ)き 本領発揮  「こういう戦い方もあるんだそうだぜ」 「…」
最上義光宛 song by 伊達政宗・鶴丸国永伊達政宗・鶴丸国永伊達政宗・鶴丸国永浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI『急ぎ飛脚をもってお知らせ致す。 小手森城において定綱の親類など 五百余人を討ち捕らえ 女、子供、犬に至るまで 撫で斬りさせました』  「…民草を巻き込むってのは良くねえなあ」  『私には冥利があるようです 関東を手に入れることも容易いかと! 追伸 大げさではなく、誠のことですぞ!』  「ははっ…。がむしゃらで、己も周りも見えてない」
父の最期 song by 伊達政宗・虎哉宗乙・畠山義継・伊達輝宗・畠山勢・伊達勢伊達政宗・虎哉宗乙・畠山義継・伊達輝宗・畠山勢・伊達勢伊達政宗・虎哉宗乙・畠山義継・伊達輝宗・畠山勢・伊達勢浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI「初陣の勝利に息巻く政宗でございましたが…… 次なる相手、畠山義継とその家臣に父・輝宗を 拉致されるという事件が……!」  「急げ、走るのじゃ。さもなくば、この場で刺し殺すぞ!」 「逃げる畠山勢!」 「殿ぉー!」 「それを追う伊達勢!」 「父上ぇ!」 「政宗も駆けつけ、両者睨み合いが続く!」 「来るな! 輝宗の命はないぞ!」 「おのれ、義継!」  張り詰めた空気 切り裂くは 父、輝宗の一声―…  「私を捨てよ!! 政宗!」 「何をしておる! 撃て! 撃つのじゃ!」 「黙れ!」  「撃てーー!」  一斉射撃! 命じたのは 政宗…  「…激昂した政宗は、全滅した畠山の軍勢の中から義継の骸を見つけると、 切り刻み、縫い合わせ、磔に処したのでございます…… そうやって始まった弔い合戦は…、若さゆえの焦りと、 何より自身の心を制御できぬ未熟さが招いた…実に醜き戦でございました」
さんさ時雨 song by 鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・家臣たち鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・家臣たち鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・家臣たち民謡民謡YOSHIZUMIさんさ時雨か 萱野の雨か (ハァ ヤートーヤートー)  「おお!盛り上がってんなあ!」  勝鬨の声が 雲を呼び 降らせたんさあ 祝いの雨 ショーガイナ! (ハァ メデタイメデタイ)  「そこの黒いの、ほら、打ってみよ」 「……断る」 「難しいことはない。思うように打てばよい。ほれ行くぞ!」 「……」  「よっ!伽羅坊日本一!」  この家座敷は 目出度い座敷 (ハァ ヤートーヤートー)  勝鬨の声が 鶴を呼び 舞わせたんさあ 祝いの宴 ショーガイナ! (ハァ メデタイメデタイ)  「おーい伽羅坊。どこいくんだよ。宴はこれからだぜ」
茂庭岩見守綱元宛 song by 伊達政宗伊達政宗伊達政宗浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI『ただ… ただ… 関白との事が気がかり 行き違いあれば切腹免れぬ 無論、討死し切腹は望むところ ただ… ただ… 明けても暮れても そのことばかり』
伊達五郎成実宛 song by 伊達政宗・大倶利伽羅伊達政宗・大倶利伽羅伊達政宗・大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI『たった今、関白に謁見したぞ! 思わぬ手厚いもてなしであった! 驚きであろう?』  『追伸 このことを他の者にも 急ぎ伝えて欲しい』
埋まらぬもの/伊達政宗 song by 伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅伊達政宗・鶴丸国永・大倶利伽羅浅井さやか(One on One)和田俊輔ハラヨシヒロ・和田俊輔呑み込んだ 己の息 もはや余喘(よぜん) 心眼(まなこ)は見た…  「……見渡す限りの大軍勢が小田原城を完全に包囲しております」 『これがまことの陣備え。まことの戦』 「…はい。まさに圧巻でございます」  その目に何が見える その目で何を見た  「…!!っ」  己の在り処 見極める心眼(まなこ) 明白な懸隔(けんかく)  『もう少し早く生まれていれば……』 「…!」  『さすれば、天下が取れたと思うてか』  「…滅相もございません」  埋めたいと 思うだろう? 出遅れた 時間を…  「……」 「……」  隻眼の黒き龍よ 爪も鱗も 染められたのか 敗北の白き衣に…  隻眼の黒き龍よ 見上げることを 諦めたのか 雄飛するはずの空を…  「…なぜ、戦わずに屈した?」  刀抜かぬ戦い方など 刀交えぬ戦い方など 知らない 知りたくない わかりたくもない  埋めてやる 俺は 俺の 戦い方で…
御守りと武器 song by 鶴丸国永・伊達政宗・梵天丸・虎哉宗乙鶴丸国永・伊達政宗・梵天丸・虎哉宗乙鶴丸国永・伊達政宗・梵天丸・虎哉宗乙浅井さやか(One on One)和田俊輔和田俊輔殿 申し上げます 天下はまだ定まっておりません 私のことはお気になさらず 殿は 殿の大義に従い 突き進みくださいませ  「…愛(めご)」  ご安心ください 二つの御守りが ありますから  「二つの御守り…?」  一つは懐剣 いざという時 この身 守り抜きます  もう一つは これです  「『京に出立する折に殿からいただいた…御守り』」  殿の心宿る 御守り…  幼き折、片目失い 醜き己を忌み嫌った だが知った  筆一つで繋がる ひともじ ひともじ 筆一つで広がる ひともじ ひともじ 筆一つで拓ける ひともじ ひともじ  「…歌を詠むことで己の心と向き合い、 文を書くことで多くの者と想いを分け合った。 私一人ではどこへも行けぬ。ここでただ生きることもままならぬ…」  筆は、 刀に勝るとも劣らぬ…  「私の武器となった。…そのはじめを愛(めご)に託そう」  あなたの ことはじめ 大切にいたします あなたの 物語を 心(ここ)にしまって…  「ああ……いけませんな、年を重ねますとどうも涙腺が緩くなってしまう。 えーごほん!」  「そんな最中……大崎・葛西にて一揆が発生! それを政宗が煽動しているというあらぬ噂が立ち、 政宗はその弁明に追われることとなったのです」  疑いを晴らさねば! この筆で…  これは、負けられぬ戦じゃ 武器を持て! 各所へ 各所へ 送る書状が 私を守る鎧兜 斬れ味鋭き刀  筆よ 書状よ 私を守れ…!!  「頼むぞ」 「はっ!」
傷だらけの背中刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI傷だらけのその背中 赤く滲む 悔しさ その痛みの先に 見えるもの…  己から流れた血は 抗えぬ 弱さ 悔しさに 疼く これが……  預け合う命 諸刃の剣(つるぎ) 強さと弱さの 天秤  この背中を預ける時は 来るのか…
月よ 朧気であれ song by 伊達政宗・鶴丸国永伊達政宗・鶴丸国永伊達政宗・鶴丸国永浅井さやか(One on One)和田俊輔ハラヨシヒロ「『なつ衣 きつつなれにし 身なれども 別るる秋の ほどぞ物うき』」  「弔いの歌か」 「あんたはなぜ歌う?」  「お主は、なぜ歌わぬ?」  なみだ枯れて こころ渇き 嘆く声も掠れ  落ちてゆく 果て知れぬ 穴の底…  墜ちてゆく まっくらな おとしあな…  憤りに似た 虚無感 悲しみに似た 驚き 涙にぬれた袖を 足元を 照らす容赦のない月 今宵くらいは 朧気であれ  「…なむあみだぶ……」  朧気で あれ…
埋もれ木 song by 伊達政宗・大倶利伽羅伊達政宗・大倶利伽羅伊達政宗・大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI川の流れに 取り残され 何も成せぬまま 朽ち果てていくのか  私は 埋もれ木 せせらぎに紛れて 聞こえたのは… こころ折れる音  私は 埋もれ木 折れて砕ければ いつか海へ…? こころの戯言(たわごと)  「『皆人は かへる浪なる 名取川 我はのこりて 瀬々の埋木』」  こころ折れる音 聞きたくなどない こころの戯言(たわごと) 聞こえてたまるか 志(こころざし)はどこ? たとえ見えなくとも 俺は… 俺は…  埋もれ木の戯言(ざれごと)
終の野望 song by 伊達政宗・支倉常長・鶴丸国永・大倶利伽羅伊達政宗・支倉常長・鶴丸国永・大倶利伽羅伊達政宗・支倉常長・鶴丸国永・大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI『青天 碧海に涵(ひた)し』 『碧海 青天に接す』 『海外 更に海なく』 『天に向(むか)いて 天を問う莫(なか)れ』  世は戦を終え 平穏が訪れた 青葉の山から見下ろす海 世界へ繋がる海  「空も海も果てしない。のう、六右衛門」  「はい!」 「じゃがあ…」  「ここ仙台は、世界の海のド真ん中じゃー!!」 「さようにございまする!」 「この政宗の夢の話を聞いてくれるか」 「もちろんにございまする。もう何度目だよ!などとは申しませぬぞ!」 「はっはっはっ。分かっておろうが、 ただ聞かれてもつまらんぞ。面白おかしく聞いてくれ」 「はい!はっ……?ああ!いつもの相槌をご所望ですな!」 「そうじゃそうじゃ。その気になる相槌を頼むぞ」 「あいわかった!」  語って聞かせてしんぜよう ヨッ! この政宗の夢 イーィヨッ! この海に (この海に) あの船に (あの船に) 託す (託す) イーィヨッ! でっかい (でっかい) でっかい (でっかい) 野望!!  「良い感じじゃ。続いていくぞ」 「あっ、続いていきますか!はい!」  お主に問いたいことがある ハッ? この国の中心はどこだ? ヨッ! どーこーだ?  「…どこだと思う?」 「あーえーこの国の中心……ですか?」 「そうじゃ。思ったことを申してみよ」 「…上方。いや、今は江戸かと」  「その通り!」  鯱(しゃっちょこ)立(だ)ちしても 何しても 奥州はしょせん僻地!  「僻地ぃ!」 「そうじゃあ!」  天下狙おうにも 遠すぎる 政宗はしょせん鄙人(ひなびと) 鄙人(ひなびと)~ 鄙人(ひなびと)~  「そうじゃあ! …だが、仙台の海で潮の流れは変わる! 世界に導く流れに変わるんじゃ! ここは世界に開けた港。世界と繋がる要の港…」  世界の海の ド真ん中!!  「はいぃ!!」  潮の流れに導かれ 大きな夢の でっかい野望の 船出 渡れ (渡れ) 渡れ 大陸へ 繋げ (繋げ) 繋げ 架け橋  「必ずスペイン国王、ローマ教皇と親交を結び、 ヌエバ・エスパーニャと通商をする。 そのための慶長遣欧使節じゃ。頼んだぞ、六右衛門」 「はっ! …殿の書状、必ずやお届けいたしまする!!」  「……長き戦乱の世が終わり、私の心は一度折れた。ばっきばき…」 「あっばっきばき…」 「おう、ばっきばきじゃ。見せられるもんなら見せてやりたいくらいじゃ」 「じゃあ見せてください」 「無理じゃあ」 「はい!」 「とにかく! 普通なら折れて終わる。 …だが、ここ奥州には無限の可能性があることがわかった!」 「はい!」 「むしろ火が付いたぞ。今の私は燃えに燃えておる! ぼうぼうじゃあ!」 「ぼうぼうですか!」 「そうじゃ! ぼうぼうぼうじゃ!」 「ひとつ多めのぼうですか!」 「そうじゃっ!」 「はいぃ!」  海の向こうに 描いた夢 一度折れても 何度折れても…  見続けるのだ 最後の夢 終の野望  この政宗の 最後の夢  「しぶといよなあ。人間ってのは」 「…」 「…あっぱれだよ」  終の…野望!!
華々しき戦い刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI祝いに来たのか? 世界への門出 こいつは一興 粋な演出 華々しく飾れ 華々しく散れ そーれっ そーれっ そーれっ  まさか終わりかい? 出帆の祝辞 せっかくだから 楽しもうぜ 華々しく舞え はなむけの踊り そーれっ そーれっ そーれっ  「ははっ、遅い遅い」  肚(はら)を据えろ 気を散らすな 目の前の敵を 倒すのみ  「その心がけ、悪くない」  「……」 「ひとりで十分とは言わないのかい」 「……不十分は承知している。…だが、やらせてくれ」 「……」  肚(はら)を据えろ 気を散らすな 目の前の敵を 必ず、倒せ  「必ず、だ」 「……っ」  華々しく戦え 初陣の 仕切り直しだ!
悔いなき希望 song by 鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・支倉常長鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・支倉常長鶴丸国永・大倶利伽羅・伊達政宗・支倉常長浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI青き空 碧き海 碧海に溶け 青天に繋がる 空も 海も ひとつ 天(あめ)も 地(つち)も ひとつ  潮の流れに導かれ 日の本の外へ 海を渡る手紙 希望 運べ 運べ 大陸へ 届け 届け 届け…  「殿!託された書状は、確かに海を越えましたぞ!」  Deseo Feliz Buena suerte Oh Happy Day!  「あのうたの通り、…空は一つ。海も一つ。 すべて繋がっております!」  海の向こうに 描いた夢…  「…殿の心眼(まなこ)に代わって、 この六右衛門の小さき双眸で世界を見て参ります。 …私に、殿の爪の先ほどでも才があれば、 たくさんの歌を詠んで帰りたいところですが、 それは叶いませぬ」  夢の向こうに あるのは現(うつつ)…  「では、何を持ち帰りましょう。 …日に焼けた肌と、新たな名前と、…殿の喜びそうな土産を少々…」  この政宗の 最後の夢 悔いなき希望…! Ah---! Happy Day!
欠ける月 紅い月刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI音もなく 音もなく 欠けていく 欠けていく 見えなく ふたたび なっていく 満ちるため 光と 影が 並ぶ 一直線に  影を落とすのは 己が光を遮るから  そのことを忘れるな 決して  すべて影に 覆われると 現れる 紅(あか)き月  漆黒の闇に 真白な光に 浮かび上がる 紅(あか) 影を落とす  紅(あか) ……綺麗だ
花の巵 song by 伊達政宗伊達政宗伊達政宗浅井さやか(One on One)YOSHIZUMIYOSHIZUMI散り交う花に 誘われて 手にまかせて ひとり酒 はらはら よよと はらはら よよと  うつつはどちら ゆめはあちら 西か 東か 天か 海か  うつつはこちら ゆめはどちら 右目(みぎ)か 左目(ひだり)か しろか くろか  「…それとも、あかか」  花の巵 覗き込み 口に随(したが)い ひとり詩(うた) はらはら よよと はらはら よよと  春のうららに 迷い込み きみは旅人 誰(たれ)の待ち人  「『曇りなき 心の月を 先立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く』」  うつつはどちら ゆめはあちら…  うつつはこちら ゆめはどちら…
辿った先 song by 鶴丸国永・大倶利伽羅・梵天丸鶴丸国永・大倶利伽羅・梵天丸鶴丸国永・大倶利伽羅・梵天丸浅井さやか(One on One)和田俊輔ハラヨシヒロ・和田俊輔ひともじ… ひともじ… 私のものがたりの ことはじめ  「…伊達政宗の死から、七十年ほど経った頃。 愛姫(めごひめ)の遺品の中から、あるものが発見された。 それは―…」  …もう一つは これです  「『京に出立する折に殿からいただいた…御守り』」  「…古い手習いだった」  …殿の心宿る 御守り…  古びた紙の上 綴られた歌や手紙 誰かの 物語  書き留めることで 誰かが受け取ることで 託された思いは…  「確かに、残っている……」
『刀剣乱舞』 鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 ~春風桃李巵~刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅刀剣男士 鶴丸国永 大倶利伽羅茅野イサム篤志・渡辺光彦篤志・YOSHIZUMI刀剣乱舞 強く強く 鍛えし鋼 今 解き放つとき 刀剣乱舞 高く高く 誇り 胸に抱きて この身 朽ち果てるとも  始まるぜ 驚愕の真剣勝負 雪をも欺く 翼(はね)広げ 風よ さあ吹き荒れろ 戦道独りゆく 漆黒の龍 烈日背にして 打ち下ろす一太刀 光彩を放つ 驚きに満ちた 生きざま 語るつもりはない 慣れ合いはしない  刀剣乱舞 熱く熱く この身を焦がし 今 駆け抜けてゆく 刀剣乱舞 永久に永久に 主命 胸に抱きて この身 燃え尽きるとも  白衣(しらぎぬ)を赤く染め抜いて 戦場に降り立つ 俺は戦い抜く 刀として生き 死ぬまでだ  刀剣乱舞 強く強く 鍛えし鋼 今 解き放つとき 刀剣乱舞 高く高く 誇り 胸に抱きて この身 朽ち果てるとも
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