君をのせて沢田研二 | 沢田研二 | 岩谷時子 | 宮川泰 | 青木望 | 風に向いながら 皮の靴をはいて 肩と肩をぶつけながら 遠い道を歩く 僕の地図はやぶれ くれる人もいない だから僕ら 肩を抱いて 二人だけで歩く 君のこころ ふさぐ時には 粋な粋な歌をうたい 君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう 人の言葉 夢のむなしさ どうせどうせ 知った時には 君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう ラララ……… ラララ……… 君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう 君をのせて 夜の海を 渡る舟になろう |
許されない愛沢田研二 | 沢田研二 | 山上路夫 | 加瀬邦彦 | 東海林修 | 忘れられないけど 忘れようあなたを めぐり逢う時が 二人遅すぎた 愛の炎は消し 暗い絶望だけ 胸に抱きしめて 僕は生きてゆく だけどもしも ここにあなたが いたなら駆け寄り すぐに抱くだろ あなたを連れ去り 逃げて行きたい 忘れられないけど 忘れようあなたを 誰も許さない 愛のさだめなら 帰るところのある あなたなら遠くで 僕は幸せを ひとり祈るだけ だけど命 かけた愛なら 今すぐあなたの もとへ戻って どこかに奪って 逃げて行きたい |
あなただけでいい沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 平尾昌晃 | 東海林修 | あなただけでいい 何もなくていい どこか遠く 二人だけで 愛よもう一度 あなただけでいい 一人だけでいい そのくちびる 手を伸ばせば そこにはもういない 虚しい夜 忘れようとして 忘れられない 愛よ 愛よ 胸しめつける あなただけでいい 抱いていればいい 生きることの 苦しみさえ 忘れさせてくれる そのやさしさ あなただけでいい 何もなくていい どこへ行こう これから先 疲れた体を ひきずるように 忘れようとして 忘れられない 愛よ 愛よ もう一度だけ あなただけでいい それで死んでいい 幸せには 出来なかった いとしいあなたを 呼びつづける ラララ………………… ラララ………………… ………………………… |
死んでもいい(I Would Die For Your Love)沢田研二 | 沢田研二 | 山上路夫 | 加藤邦彦 | 東海林修 | 抱きしめたい あなたのこと こわれるほど この手で あなたは今 髪をとかし 灯り消して 眠る頃だろ 僕など余計ものだよ あの人そばにいるから だけど だけどこの命 あなたにあげたものなら 愛の 愛の 愛のため 死んでもいい 僕は今 抱きしめたい あなたのこと こわれるほど この手で 僕のことを 想うだろうか ひとりの午後 窓にもたれて けれども日暮れせまれば やさしい人を待つだろ 僕は 僕は旅の果て これより先はないから 愛の 愛の 愛のため 死んでもいい 僕は今 |
あなたへの愛沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | 東海林修 | あなたが 言い出せば 悲しく 聞こえる 星もまばらな夜 何故か 遠い道 いつもなら 自然に つなぎ合う手と手も 跡切れがちな愛の 風に泣いている 誰れにも負けない ああ あなたへの愛を ああ 胸に抱きしめて ああ 今日まで来たのに 分り過ぎる程の あなたの気持を 傷つけるつもりは ないのに お互い 冷たい 指先を 暖めて あげたら 風の吹く日もまた 楽しかった 二人 愛を 引き止める ああ 鎖があるなら ああ 二人つながれて ああ どこまで行きたい 愛を 引き止める ああ 鎖があるなら ああ 二人つながれて ああ どこまで行きたい |
危険なふたり沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | 東海林修 | 今日まで 二人は 恋という 名の 旅をして いたと 言える あなたは 年上の女 美し過ぎる あゝあゝ それでも 愛しているのに 何気無さそうに 別れましょうと あなたは言うけど 心の底に 涙色した 二人の想い出 あゝあゝ 無理して 消そうとしている 僕には出来ない まだ愛してる あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり きれいな顔には 恋に疲れた 虚ろな瞳が 又似合うけど なんで世間をあなたは気にする あゝあゝ 聞きたい 本当の事を 僕には出来ない まだ愛している あなたは大人の 振りをしても 別れるつもり 今日まで 二人は 恋という 名の 旅をして いたと 言える あなたは 年上の女 美しすぎる あゝあゝ それでも 愛しているのに あゝあゝ それでも 愛しているのに |
胸いっぱいの悲しみ沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | | これでもう 逢えないと あなたの瞳に こらえた 涙をみた時 僕には 何も出来なくて 聞けば又 辛くなる 今更ひとりで あの頃 流行った歌には あなたの 楽しい思い出 短い夏の恋に 悲しむ あなたが 今とても 気にかかる 新しい倖せ 祈るよ 落ち葉舞う 秋風に わかる はずもない ギターを 弾く手を 休めて あなたの 面影 しのべば 思い切り 抱きよせて 行くなと あの時 言えずに たたずむ 扉の 向こうに 悲しい別れが 短い夏の恋に 悲しむ あなたが 今とても 気にかかる 新しい倖せ 祈るよ |
魅せられた夜(MAIS DANS LA LUMIERE)沢田研二 | 沢田研二 | J. Renard・訳詩:安井かずみ | J. Renard | 東海林修 | 濡れた夜に抱かれて あなたの体は 月の光の中で 熱く燃える あゝ あなたはその涙を 拭おうともしないで 言い続ける 愛している ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム あゝ あなたがいる限り ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム もう離さない 金色に輝く夜に 落ちてゆくよ ガラスの夜を映す あなたの瞳は 愛のしずくをためて 見つめている あゝ あなたは今 この世の優しさの すべてで 言い続ける 愛している ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム あゝ あなたがいる限り ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム もう離さない 光の海へと さまよう さまよう |
恋は邪魔もの沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | 大野克夫 | 何も知らないお前に 優しくされて見つめる 昨日まで愛していた 女に似ているよ これ以上側にいると 僕の気持が動くよ 幼さがどこか残る お前の白い肌 恋は邪魔さ 僕は僕で 顔を背け 今暫くは まだ心に 僕は僕で 別な女(ひと)の 切ない恋と 別れたばかり お前の視線を避けて ひとりで飲む夜は 時々僕の心に 割り込んでくるお前は ほろ苦い恋の夜に 僕を迷わせるよ 恋は邪魔さ 僕は僕で 顔を背け 今暫くは まだ心に 僕は僕で 別な女の 切ない恋と 別れたばかり 事情(わけ)を知らないお前の 小さな手が燃える |
追憶沢田研二 | 沢田研二 | 安井かずみ | 加瀬邦彦 | | 小雨降れば ひとり待つ ニーナ! 何も聞かず 読みかけの本を 捨てて抱きあった おまえの肌 ニーナ! 素顔がきれいだ 夜の風を恐がった ニーナ! ひとつ灯 残し あの部屋で おまえの気持は 甘く崩れ ニーナ! 泣いたよ オー! ニーナ! 忘れられない 許して 尽くして 側にいて オーオー オー! ニーナ! もし今なら お前を二度とは 悲しませない オー! ニーナ! 長い髪を切ってきた ニーナ! 僕に愛を誓う その為に おまえの瞳が 思い詰めて ニーナ! 胸に突き刺さる 白いバラの花びらを散らし 愛の明日を 占うお前を 無理に 止めさせて見つめた目を ニーナ! 信じて オー! ニーナ! 忘れられない 許して 尽くして 側にいて オーオー オー! ニーナ! もし今なら お前を二度とは 悲しませない オー! ニーナ! オー! ニーナ! 忘れられない 許して 尽くして 側にいて オーオー オー! ニーナ! もし今なら お前を二度とは 離さない オーオー オー! ニーナ! 忘れられない 許して 尽くして 側にいて オーオー オー! ニーナ! もし今なら おまえを二度とは 離さない オーオー オー! ニーナ! 忘れられない…… |
白い部屋沢田研二 | 沢田研二 | 山上路夫 | 加瀬邦彦 | | 朝の光に ひとりめざめて なにげなしに あなた呼んだ 答えなんか 聞こえて来ない わかっていたはずだ 僕は いつもコーヒー 冷めてしまうと 僕をゆすり 起こした人 それが今は かけがえのない だいじな やさしさと 知った あなたが消えて こんなに部屋は うつろに 冷たいばかり むなしい広さ うずめるものは あなたのほかにない いつか二人で 買ったレコード かけてみれば 想い出すよ ふざけながら 踊ってみせた あなたの あの姿 うかぶ そこのゆり椅子 いつもすわって 毛糸編んで 唄っていた 今は白い 広がりばかり あの日の暖かさ 消えた あなたが消えて こんなに部屋は うつろに 冷たいばかり むなしい広さ うずめるものは あなたのほかにない あなたが消えて こんなに部屋は うつろに 冷たいばかり むなしい広さ うずめるものは あなたの愛だけ |
巴里にひとり沢田研二 | 沢田研二 | 山上路夫・G.Sinoue・G.Costa | G.Sinoue・G.Costa | R.Gimenes・A.Greenslade | あなたをなぜ残し ここへ来たのだろう 何を見てもあなた かんじるばかり ア…… あまりに美しいこの街を歩けば よけいに哀しみが この胸つつむ ア…… パリ・ラ・セーヌ 今では遠くの人 帰らぬあの日が 心に痛い あなたがいないまま 時は流れ過ぎる 孤独な心には まぶしい街よ ア…… パリ・ラ・セーヌ 午後の陽映した水 どこへとゆくのか これからひとり あなたがいないまま 時は流れ過ぎる 孤独な心には まぶしい街よ |
時の過ぎゆくままに沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 大野克夫 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
立ちどまるな ふりむくな沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 大野克夫 | 立ちどまるな ふりむくな あなた ちぎれた糸をたぐってはいけない 誰かがブルース 口ずさむ道を コートのえりを立て 走って行けよ 心に悲しみの青いあざをつくり 生きて行くことはせつないけれど ふたりの愛は確かに終った 色あせたフィルムのように 立ちどまるな ふりむくな あなた つめたい握手 もう二度と出来ない 通りに出たなら 人ごみにまぎれ あてなくゆれながら 歩いて行けよ 心に悲しみの青いあざをつくり 生きて行くことはせつないけれど 楽しい夢は昨日で終った とざされたウィンドウのように 立ちどまるな ふりむくな あなた つめたい握手 もう二度と出来ない 通りに出たなら 人ごみにまぎれ あてなくゆれながら 歩いて行けよ |