P・R・E・S・E・N・T松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 微熱があるように頬がバラ色に燃える 変ね まっすぐ見つめられるとあがるみたい ぎこちない言葉が紅茶の中で渦巻く 今日が誕生日と覚えてて誘ったのね 燃える頬かくして 風邪ひいたみたいよと 気があることまだ知られたくない ルルル ルルル… リボンをほどいたら金の細いネックレス まるで安物さっててれたけど うれしかった バイトしていた事 人づてに聞いてたわ 私のため無理させてごめんね ルルル ルルル… 燃える頬かくして 感のいい人だから 熱い気持 読まれそうでこわい ルルル ルルル… ルルル ル ルルル… ルルル… ラララ ラ ラ ラ バラ色の燃える頬 ときめいて |
パイナップル・アイランド松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 原田真二 | | ねえシュロの葉陰で うとうと夢見れば ココナツ色の風 もう私は人魚 揺れる舟で漂うの 白く遠いラグーンまで 青い地球の上 ポツンと無人島 あなた以外は もう誰もいない 海の底潜れば 熱帯魚のジルバ 珊瑚の林抜け あなたと旅するの 時の針も動かない 何もかもが神秘的 青い地球の上 ポツンと無人島 あなた以外は もう誰もいない 背中にコパトーン ビキニの紐のあと あなたはドギマギと 眼を伏せてばかりね ねえシュロの葉陰で うとうと夢見れば ココナツ色の風 もう私は人魚 |
ひまわりの丘松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 黒い小さなラジオ 耳にあてて歩く ストライプのTシャツ 憶えているわ 旧い海の家は 青い岬のそば 裸足のまま海まで あなたと歩いた 白い夏のイメージね ひまりの咲く 丘に座れば 入江はエメラルド 風が吹きぬける あなたの愛を 失うことを ただこわがっていた あの夏の日 バスの時刻表を 調べてるあなたの 背中に抱きついては 困らせたわね あなたのつけていた ヘアリキッドの香り 今でも憶えている 私が哀しい 遠い愛のメモリーね ひまわりの咲く 丘で眠れば 寝顔にキスされた あの日に戻るの もう泣かないと 約束するわ 空を見上げて咲く 花のように 入江はエメラルド 風が吹きぬける あなたの愛を 失うことを ただこわがっていた あの夏の日 |
LOVE SONG松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | | あなたにあえなくて 淋しい夜には 元気でと小さく つぶやくしかない ずっと愛してる たとえ雨でも 明日(あした)の風に忘れなさいと 言われても愛してる 他には何もいらないの My love 少しだけ不安が 心を横ぎる あなたが遠のいて しまうのがこわい ずっと愛してる 待ち続けるわ 大人になれと時が背中を つついても愛してる それが私の生き方よ My love ずっと愛してる たとえ雨でも 明日の風に忘れなさいと 言われても愛してる 他には何もいらないの My love |
渚のバルコニー松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 渚のバルコニーで待ってて ラベンダーの 夜明けの海が見たいの そして秘密… 右手に缶コーラ 左手には白いサンダル ジーンズを濡らして泳ぐあなた あきれて見てる 馬鹿ね呼んでも無駄よ 水着持ってない 渚のバルコニーで待ってて やがて朝が 霧のヴェールで二人を 包みこむわ I love you so love you もう離さないで Umm…あなたを愛してる 海沿いのカーブで 走り過ぎる車数えた キスしてもいいのよ 黙ってるとこわれそうなの 砂の浮いた道路は 夏に続いてる 渚のバルコニーで待ってて ラベンダーの 夜明けの海が好きなの そして秘密 I love you so love you ほら愛のベル Ah…心に響いてる I love you so love you もう離さないで Umm…あなたを愛してる きっときっとよ 独りで来てね 指切りしてね そして秘密… |
ピンクのスクーター松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 原田真二 | | ちょっとあやしいのよ 電話してこない しゃくにさわるけれど 気がかりな恋ね 突然に 部屋を訪ねようかな ピンクのスクーターで 緑の街を駆け抜け スカートをなびかせて あなたの胸に走るわ Good-day sunshine! 陽炎の坂駆けのぼったら 世界中が輝いたの わざと冷たくして 私の気をひくの それがいつもの手と 知りながら走る よく来たね そっけなく言うかしら ピンクのスクーターで 緑の街を駆け抜け ホーンをひびかせたら やさしい手で抱きしめて ピンクのスクーターで…… (あなたが好きよ……) |
レモネードの夏松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 冷えたレモネード 白いカフェーから 揺れる木洩れ陽を見たの あとあなたに逢えれば もうひと足早い夏 樹にもたれた貸自転車 コテージから光を縫って来た 想い出には縛られない もう恋などする気も無い私 少し淋しげな 深い青空が 肩に降り注ぐ避暑地 あとあなたに逢えれば もうひと足早い夏 今は私も20才 自由に生きる事を憶えながら 一人で生きてる 時が消した胸の痛み 忘れるのに一年かかったわ 逢いたいのは未練じゃなく サヨナラって涼しく言うためよ 冷えたレモネード 薄いスライスを 噛めばせつなさが走る あとあなたに逢えれば もうひと足早い夏 揺れる木洩れ陽を見たの あとあなたに逢えれば もうひと足早い夏 |
赤いスイートピー松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから 何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない I will follow you あなたに ついてゆきたい I will follow you ちょっぴり 気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー 四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる 何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの? I will follow you 翼の 生えたブーツで I will follow you あなたと 同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー 好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの 生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー |
水色の朝松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | | 水色の朝に包まれ 目覚めれば鳥の声 あなたに逢いたい 夢の続きで カトレアの花のつぼみが ほころんでゆくように 私の心も 色づいてゆく Love for your love 誰よりも今綺麗になりたい Love for your love やさしさを あなただけに贈りたい Love for your love 新しい一頁がはじまる Love for your love やさしさを あなただけに贈りたい もう誰も止められないわ 走り出す風の中 私は私よ あなたのものよ 私は私よ あなたのものよ |
SUNSET BEACH松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 黄昏どき斜めの陽を浴びて タオルを手に人が帰る 夕凪ぎ満しお足跡だけ 消し去る波 死のうかってポツリ言うあなたは 冗談さと笑い出した 一瞬答えに困る私 試したのね あゝ夕陽が海に溶ける あゝあなたと生きてみたい気がする 渚の果て あゝ夕陽が海に溶ける あゝ世界の終わりでもかまわない 渚の果て あゝ夕陽が海に溶ける あゝあなたと生きてみたい気がする 渚の果て |