風の祈り木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | | 風に身を寄せて紡いだのはあなたへ贈る言の葉 悲しみに冷えたあなたの心を温める詩 一人で抱えるにはこの荷物は少し重すぎるよ それでも笑ってみせる顔が余計に悲しいから 風の祈りよ大地に届け 吹き荒れる山背に身を乗せて いつかあなたが流した涙 悲しみの火群鎮めるまで 舞い上がれ春の空 時の流れさえ憎むほどに長い夜の帳が 幾重に重なり月明かりも街灯りも消す 夜明けを誘うのは心の底から笑える時 その時は隣で僕も一緒に笑ってもいいかな 風の祈りよ遥かに響く 緑の風もまた人の声 いつかあなたと見た影法師 今はまだ涙滲ませても 舞い上がれ春の空 風の祈りよ大地に届け 吹き荒れる山背に身を乗せて いつかあなたが流した涙 悲しみの火群鎮めるまで 風の祈りよ遥かに響く 緑の風もまた人の声 いつかあなたと見た影法師 今はまだ涙滲ませても 舞い上がれ春の空 |
四季木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵・細海魚 | | 雪は溶けて待ちわびた彩りの季節に 髪を撫でる風も柔らかくなってきて かと思えばもう太陽は待ってはくれないよ でもそのスカートは短すぎやしないかい 駆け足で過ぎる日々の一秒も 君となら僕となら 巡り巡るいつの時でも きっと永遠に変えてみせるから 麗ら日和も 巡り巡るいつの時でも そっと輝き放っていれるように 涼風吹いて 夜が長くなった頃長い髪を切って 俯いた君の頬は夕焼け色 吐く息は白く残り静寂の街歩く 僕のポケットには君の手の温もり やりきれない悲しみに包まれても 君となら僕となら 巡り巡るいつの時でも きっと永遠に変えてみせるから 夕月夜に 巡り巡るいつの時でも そっと輝き放っていれるように 風花舞って |
雨薫ル木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | | 足早に過ぎ去ってゆくよ 君がいない日々もう慣れたかな いくつもの季節が過ぎて 記憶は少し薄れたりして ゆらりカーテンが踊る午後に 灰色雲からの湿った空気 忘れかけてたアトモスフィアの残り香 触っても痛くないように 胸の奥へと仕舞い込んでた 嘘だって自己暗示だって その方がずっと楽に思えた 人やガソリンやコンクリートが 混ざって独特な都会の匂い 慣れてしまって今は何も感じないけど 5月緑の雨ふと薫れば君の事を思い出してしまう 8月の眩い頃には忘れられるから、忘れられるから この雨が止むまでの間だけなら君の事想っていいかな? 5月緑の雨ふと薫れば君の事を思い出してしまう 溢れないようにと塞き止めてたこの想いが静かに溢れた 雨上がり青空に虹が見えたら今すぐ君に逢いに行くよ |
入道雲木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | | 遠い空にそびえ立つ雲は どれだけ走っても追い越せないでいる 過ぎてだけ走ってゆく季節の向こうに 僕らが目指してる未来があるなら 乱反射 砕けたガラスに 写り込んだのは残酷なモノで 太陽に薄れる意識は 心の中まで焦がしてしまうのか 夏の日差しに目を閉じれば 白昼夢のような暗闇 墮ちる空 陽炎に揺らめく坂道 つまずいたとしても血を流したとしても どんな痛みも忘れられる程 手にしたいモノがそこにはあるから 夏の風胸一杯吸い込んで 苦しい程にその手を伸ばしても 掴めなくてそれでも掴みたくて 力強く握りしめてみても 何もなくて何も残らなくて 分かってる分かってるけど 僕らの前に立ちはだかる あの雲の 向こうへ 行こうよ |
セレナーデ木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | 木村竜蔵 | | 正解不正解はすぐに見つけられるんだって 『これが答えです』と胸を張る事が難解で 少年期過ぎても悪い癖改善出来なくて それを治してまで君に伝えなきゃと思った 月の反射 照らされて 透き通った君の中へ 『ずっとそばにいて』『君が好きなんだ』 目も合わせられない やっと言えたのに 君の瞳から 一筋流れ星 見逃したけど 『ずっとそばにいて』『君が好きなんだ』 目も合わせられない やっと言えたのに 君の瞳から 一筋流れ星 見逃したけど |