Leo/need「Leo/need SEKAI ALBUM vol.1」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ロキLeo/needLeo/needみきとPみきとPさあ 眠眠打破 昼夜逆転 VOX AC30W テレキャスター背負ったサブカルボーイがバンド仲間にやっほー アルバイトはネクラモード 対バンにはATフィールド “人見知り”宣言で逃げる気か BOY  ゆーて お坊っちゃんお嬢ちゃん お金も才能もなまじっかあるだけ厄介でやんす Boys be ambitious...like this old man 長い前髪 君 誰の信者 勘違いすんな 教祖はオマエだ  ロキロキのロックンロックンロール かき鳴らすエレクトリックギターは Don't Stop!Don't Stop! さあ君の全てを 曝け出してみせろよ ロキロキのロックンロックンロール  さあ 日進月歩 いい曲書いてる? 動員ふえてる? 「知名度あるけど人気はそんなにないから色々大変ですね。」 はっきり言うなよ匿名アイコン はっきり見せない実写のアイコン いい歳こいて自意識まだ BOY  ぶっちゃけどんだけ賢くあざとくやったって 10年後にメイクは落ちてんだよ Boys be ambitious...like this old man 生き抜くためだ キメろTake a “Selfy” 死ぬんじゃねえぞ お互いにな!  ロキロキのロックンロックンロール 薄っぺらいラブソングでもいい Don't Stop!Don't Stop! さあ目の前のあの子を 撃ち抜いてみせろよ ロキロキのロックンロックンロール  お茶を濁してちゃ満足できない スタジオに運ばれたスロートコートは 安心不安心 プレッシャーでいっぱい 「実は昨夜から風邪で声が出ません」 は? はあ… 寝言は寝て言えベイビー 死ぬんじゃねえぞ お互いにな!  ロキロキのロックンロックンロール かき鳴らすエレクトリックギターは Don't Stop!Don't Stop! さあ君の全てを 曝け出してみせろよ ロキロキのロックンロックンロール  ロキロキのロックンロックンロール 死ぬんじゃねえぞ 死にたかねえのはお互い様!
テオLeo/needLeo/needSakuraiOmoi考える このままいつまで 隠しておけるかな 帰りたくなった時 さよならは言えるかな  見落としたあの日のサインが 少しずつ溶けても きっと大丈夫だよ こうやって僕らまた逢えるから  目を閉じる 小さな祈りは まだ残せるかな 光が戻ったとき ただいまは言えるかな  行かなくちゃ 世界で一番 綺麗なものなら 今まで奪われてた分は 取り戻すまでさ!  もっと クラクラクラ クラクラさせてよ ユラユラユラ ゆらぎを見せてよ キラキラキラ きらめいていてよ  そっと 傷ついた夜を呼び出してみる ささやかな魔法をひとつかける それだけで僕らは飛べるのさ!  離さないでよ! 眼差しを 僕達はもう 止まらないよ 魔法が解ける それまで 繋いでいてよ 手を 手を!  ひとつだって残さない 全てを取り戻すだけさ 魔法が解ける それまで 繋いでいてよ 手を 手を 手を!  今まで奪われてた分は 取り戻すまでさ!  そっと 傷ついた夜を呼び出してみる ささやかな魔法をひとつかける それだけで僕らは飛べるのさ!  もっと! クラクラクラ クラクラさせてよ ユラユラユラ ゆらぎを見せてよ キラキラキラ きらめいていてよ  離さないでよ! 眼差しを 僕達はもう 止まらないよ 魔法が解ける それまで 繋いでいてよ 手を 手を!  ひとつだって残さない 全てを取り戻すだけさ 魔法が解ける それまで 繋いでいてよ 手を 手を 手を!
ヒバナ -Reloaded-Leo/needLeo/needDECO*27DECO*27コンコン 優しくノックして 乗り込め ココロの奪還戦 妄想ばかりが フラッシュして 加速するパルス 答えはどこだろう  さあさあ弱音はミュートして くだらないことで躊躇して 冗談ばかりね?あっはっは 壊せない壁が キスを迫るでしょう  嗚呼、厭 「そんなわけないや」 嗚呼、厭 「わかってくれるでしょ」  その頭を撃ち抜いて  終わんない愛を抱いていたくないの もっとちゃんと不安にしてよ いないいないばぁで演じて欲しいの もっとちゃんと応えてよ  nanana 「未完成」だって何度でも言うんだ nanana NOを空振った愛の中で  トントン これで御相子って 埋まらない時に篭っちゃって 完全主義はスモーキーに 孤黙する声に目眩とモノトニー  Knock knock! Let me go in and get the ace You'll paint your face with tears that don't feel the same Now Heart Reinforce's up to end this game You'd better give up and throw your MP5 away  嗚呼、厭 どっちも選んで 嗚呼、厭 どっちも壊して  心の根を引き抜いて  不甲斐ない 愛を愛したくないの もっとちゃんと痛くしてよ 笑えないくらいが きっと樂しいの もっとちゃんと溶かしてよ  nanana 「未完成」だって何度でも言うんだ nanana NOを空振った愛の中で  嗚呼、厭 「そんなわけないや」 嗚呼、厭 「わかってくれるでしょ」  その頭を撃ち抜いて  撃ち抜いて  終わんない愛を抱いていたくないの もっとちゃんと不安にしてよ いないいないばぁで演じて欲しいの もっとちゃんと応えてよ  nanana 「未完成」だって何度でも言うんだ nanana NOを空振った愛の中で  不甲斐ない 愛を愛したくないの もっとちゃんと痛くしてよ 笑えないくらいが きっと樂しいの もっとちゃんと溶かしてよ  nanana 「未完成」だって何度でも言うんだ nanana NOを空振った愛の中で  nanana 「未完成」だって何度でも言うんだ nanana NOを空振った愛の中で
アスノヨゾラ哨戒班Leo/needLeo/needOrangestarOrangestar気分次第です僕は 敵を選んで戦う少年 叶えたい未来も無くて 夢に描かれるのを待ってた そのくせ未来が怖くて 明日を嫌って過去に願って もう如何しようも無くなって叫ぶんだ 明日よ 明日よ もう来ないでよって  そんな僕を置いて 月は沈み陽は昇る けどその夜は違ったんだ 君は僕の手を  空へ舞う 世界の彼方 闇を照らす魁星 『君と僕もさ、また明日へ向かっていこう』 夢で終わってしまうのならば 昨日を変えさせて なんて言わないから また明日も君とこうやって笑わせて  あれから世界は変わったって 本気で思ったって 期待したって変えようとしたって 未来は残酷で それでもいつだって君と見ていた 世界は本当に綺麗だった 忘れてないさ 思い出せるように仕舞ってるの  君がいてもいなくても翔べるなんて妄想 独りじゃ歩くことさえ僕は しないまま藍色の風に吐いた幻想 壊してくれって願って足宛いたって 『願ったんなら叶えてしまえや』って君は言って  また明日の夜に逢いに行こうと思うが どうかな君はいないかな それでもいつまでも僕ら一つだから またね Sky Arrow 笑っていよう 未来を少しでも君といたいから叫ぼう 今日の日をいつか思い出せ未来の僕ら!
青く駆けろ!Leo/needLeo/needまらしぃまらしぃ目が覚めると そう 期待していた 世界が待っているんじゃないかと 思い描いた あの景色は 誰かが連れてくるわけじゃないから 僕は このままじゃ 終われないから  青く駆けろ! ほら 羽根がさ 生えてなくたって その汗はウソを ついてないんだよ 君のために 僕のために セカイのために 光を集めて 走り続けよう  頑張れ頑張れなんて言わなくても 戦っている 君のことを 僕はこの歌で伝えよう 熱い夢が微笑むように いつかその時が訪れて 青い空の 下で君が 思いっきり笑ったら僕に 教えてよ  夜が明けると そう 怯えていた 世界に置いていかれるんじゃないかと 思い描いた あの景色は 君と一緒じゃなきゃダメなんだよ  逸る鼓動 風踊る 早く!早く!伝えよう 過去を超えて 今を超えて ミライを超えて 君は変われるさ  青に笑え! ほら 空をさ掴めなくたって 足跡はウソをついてないんだよ 君のために 僕のために セカイのために 勇気を集めて  青く駆けろ! ほら 羽根がさ生えてなくたって その汗はウソを ついてないんだよ 君のために 僕のために セカイのために 光を集めて 走り続けよう  頑張れ頑張れなんて言わなくても 戦っている 君のことを 僕はこの歌で伝えよう 熱い夢が微笑むように いつかその時が訪れて 青い空の 下で君が 思いっきり笑ったら僕に 教えてよ
ウミユリ海底譚Leo/needLeo/needn-bunan-buna待って わかってよ 何でもないから僕の歌を笑わないで  空中散歩のSOS 僕は僕は僕は  今 灰に塗れてく 海の底 息を飲み干す夢を見た  ただ 揺らぎの中 空を眺める 僕の手を遮った  夢の跡が 君の嗚咽が 吐き出せない泡沫の庭の隅を  光の泳ぐ空にさざめく 文字の奥 波の狭間で  君が遠のいただけ  「なんて」  もっと縋ってよ 知ってしまうから 僕の歌を笑わないで  海中列車に遠のいた 涙なんて なんて  取り去ってしまってよ 行ってしまうなら 君はここに戻らないで  空中散歩と四拍子 僕は僕は僕は  ただ藍に呑まれてく 空の底 灰の中で夢を描いた  今心の奥 消える光が君の背を掻き消した  触れる跡が 夢の続きが 始まらない 僕はまだ忘れないのに  光に届く 波に揺らめく 夜の奥 僕の心に 君が手を振っただけ  「なんて」  そっと塞いでよもういらないから そんな嘘を歌わないで  信じてたって笑うような ハッピーエンドなんて  逆らってしまってよこんな世界なら 君はここで止まらないで  泣いて笑ってよ一等星 愛は愛は愛は  消えない君を描いた 僕にもっと  知らない人の吸った 愛を  僕を殺しちゃった 期待の言葉とか  聞こえないように笑ってんの  もっと縋ってよ もういらないからさ  ねぇ  そっと塞いでよ 僕らの曖昧な愛で  「なんて」  待って わかってよ 何でもないから 僕の夢を笑わないで  海中列車に遠のいた 涙なんて なんて  消え去ってしまってよ 行ってしまうなら 僕はここで止まらないで  泣いて笑ってよSOS 僕は 君は 僕は  最終列車と泣き止んだあの空に溺れていく
ドラマツルギーLeo/needLeo/needEveEve頭でわかっては嘆いた 転がってく様子を嗤った 寂しいとか愛とかわかんない 人間の形は投げだしたんだ  抱えきれない 言葉だらけの存在証明を  この小さな劇場から出らんない 気づいたら最後逃げ出したい 僕ら全員演じていたんだ エンドロールに向かってゆくんだ  さあ皆必死に役を演じて傍観者なんていないのさ  “ワタシ”なんてないの どこにだって居ないよ ずっと僕は 何者にもなれないで  僕ら今 さあさあ 喰らいあって 延長戦 サレンダーして メーデー 淡い愛想 垂れ流し 言の愛憎  ドラマチックな展開をどっか期待してんだろう  君も YES YES 息を呑んで 采配は そこにあんだ ヘッドショット 騒ぐ想いも その心 撃ち抜いて さあ まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ その目に映るのは  触れたら壊れてしまった 間違ってく様子を黙った 僕ら全員無垢でありました いつのまにやら怪物になったんだ  その全てを肯定しないと前に進めないかい  『まあ君にはきっと無理なんだ』 「だから君にはきっと無理なんだ」 いつのまにやら外野にいたんだ そんなガヤばっかり飛ばしてきたんだ  皆必死に自分を守って救いの手を待ってるのさ  考えたくはないよ 馬鹿になっていたいもん ずっと僕は 何者にもなれないで  だから今 前線上に立って その旗は高く舞って 劣勢 頼る相棒 言葉すら必要ないよ  ドラマチックな展開はドットヒートしてくだろう  君も YES YES 息を呑んで 再会を誓いあって ワンチャンスしかない僕の 一瞬をかけるのさ クライマックスみたいな 手に汗を握るのさ ぽつりと鳴いた  隠してきた真実はどこにもない 嗤ってきた奴らに居場所はない 思い出してぽいってして感情はない 流した涙 理由なんてない  優しさに温度も感じられない 差し伸べた手に疑いしかない 穴が空いて愛は垂れてしまいになったんだ 倒れそうな僕を覗き込んだんだ  諦めかけた人の前にアンタは いつも嘲笑うようにおでましさ 君にはどんな風に見えてるんだい 呼吸を整えて さあ さあ  ずっと僕は 何者にもなれないで  僕ら今 さあさあ 喰らいあって 延長戦 サレンダーして メーデー 淡い愛想 垂れ流し 言の愛憎  ドラマチックな展開をどっか期待してんだろう  君も YES YES 息を呑んで 采配は そこにあんだ ヘッドショット 騒ぐ想いも その心 撃ち抜いて さあ まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ  “その目に映るのは”
タイムマシンLeo/needLeo/need16440mP得意げに呟いた 心配ないからと 人の少ないホームで ヘタクソに強がった  唐突に鳴り響く 僕を呼ぶ別れの音 見慣れたその泣き顔も しばらくは見れないね  声が遮られていく 身振り手振りで伝える 「いってらっしゃい」のサイン  少しずつ小さくなってく 全部置いたまま 悲しくなんかないさと イヤホンで閉じ込めたよ  見えたんだぼんやりと 暖かい昨日のビジョン 右と左に広がって 僕を連れて行くのさ  僕の横をすり抜けて 遠ざかっていく景色 あの日の僕を置いてく  こぼれた涙一滴の 意味も分からずに タイムマシンにゆられて 明日も元気でいるよ  こぼれた涙一滴の 意味も分からずに タイムマシンにゆられて 明日も元気で  溢れる涙抑え切れず 意味も分からずに タイムマシンにゆられて また戻ってくるよ
from Y to YLeo/needLeo/needジミーサムPジミーサムP背中を向けて君は歩き出した 交わす言葉も無いまま 揺れる心の中 子供のように叫んだ 行かないで 行かないで ねえ…  背中を向けて僕は歩き出した 涙落ちる前に行かなきゃ 幸せすぎるのは嫌いだと偽った 強がって手放した理想の未来 取り戻せぬ願い  少し広く感じる この狭いワンルーム 心の隙間を広げるようだ 少し長く感じる ほんの一分一秒  君と過ごせたら、と  願うことさえ許されない世界なのかな たった一つの嘘でさえも 君の涙を生んでしまう 数え切れないほどの罪を重ねてきた その手に触れたこと 君の隣でそっと生きようとしたこと  今を一つ拾うたび 過去を一つ捨てるような 有限の記憶と時間の中 そこに居座っただけの僕の存在など きっと君の記憶から消える  もう二度と戻れないの? ここは始まりか、終わりか  広いベッドで眠る夜はまだ明けない また一人で夢を見るよ 君の記憶を辿る夢を 数え切れないほどの罪を重ねてきた その手に触れたこと 君の隣でそっと生きようとしたこと  孤独の痛みで償うから 君の記憶にそっと居させて  変わらない気持ちでまた出会えたら良いね そして手を繋ごう そのときまで 「またね」
いかないでLeo/needLeo/need想太想太何でもないと口をつぐんだ ホントはちょっと足を止めたくて だけどもきみは早足ですっと前を行くから ぼくはそれを見つめてる  最終便 きみは乗る ぼくを置いてって はしりだす ゆっくりと 地面がずれていく 泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ 「いかないで」  遠くへと 消えていく ぼくを置いてって もう随分 見えないよ 夜が崩れていく 泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ 「いかないで」  祭りも終わればいつもと同じ 変わらぬ夜が来るんだと知った だけどもきみはいつもよりずっと色っぽく見えて ぼくはそれを見つめてる  時間だけが 過ぎていく ぼくを連れてって 帰り道 暗いけれど 一人で大丈夫かな 街灯に 照らされて 影ができている 一人ぼっちさ  遠くへと 消えていく ぼくを置いてって 完全に また今度 夜が滲んでいく 泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ 「いかないで」  泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ 「いかないで」
六兆年と一夜物語Leo/needLeo/needkemukemu名も無い時代の集落の 名も無い幼い少年の 誰も知らない おとぎばなし  産まれついた時から 忌み子 鬼の子として その身に余る 罰を受けた  悲しい事は 何も無いけど 夕焼け小焼け 手を引かれてさ  知らない知らない僕は何も知らない 叱られた後のやさしさも 雨上がりの手の温もりも でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ  死なない死なない僕は何で死なない? 夢のひとつも見れないくせに 誰も知らない おとぎばなしは 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった  吐き出す様な暴力と 蔑んだ目の毎日に 君はいつしか そこに立ってた  話しかけちゃだめなのに 「君の名前が知りたいな」 ごめんね 名前も 舌も無いんだ  僕の居場所は 何処にも無いのに 「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ  知らない知らない僕は何も知らない 君はもう子供じゃないことも 慣れない 他人(ひと)の 手の温もりは ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ  やめないやめない君は何でやめない? 見つかれば殺されちゃうくせに 雨上がりに 忌み子がふたり 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった  日が暮れて夜が明けて 遊び疲れて捕まって こんな世界 僕と君以外 皆いなくなれば いいのにな  皆いなくなれば いいのにな  知らない知らない声が聞こえてさ 僕と君以外の全人類 抗う間もなく 手を引かれてさ 夕焼けの中に吸い込まれて 消えてった  知らない知らない僕は何も知らない これからのことも 君の名も 今は 今はこれでいいんだと ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ  知らない知らない あの耳鳴りは 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
カゲロウデイズLeo/needLeo/needじんじん8月15日の午後12時半くらいのこと 天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中 することも無いから君と駄弁っていた  「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた  あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて 飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機  バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ 血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った 嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる 夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ  目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時? 8月14日の午前12時過ぎ位を指す やけに煩い蝉の声覚えていた  でもさぁ、少し不思議だな。 同じ公園で昨日見た夢を思い出した 「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時 周りの人は皆上を見上げ口を開けていた  落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる 劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる 眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした  何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。 繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。  こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。 繰り返した夏の日の向こう。  バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる 血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して 文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら  実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。  目を覚ました8月14日のベッドの上 少女はただ 「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた
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