ハルカトミユキ「シアノタイプ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
消しゴムハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ一番嫌いだったものに もうすぐなりそうな気がしている 僕は僕を消しゴムで消し去りたい 書き殴っても書き殴っても 誰も何も言わない  寂しいと言いかけて何度もやめた 声を殺して泣いた 負けたくなかった  決して譲れない思いも いつか売り渡してしまうかな 僕は僕を消しゴムで消し去りたい やっと見つけた切り札はまた 目の前で破られた  虚しいと言いかけて何度もやめた あとどれくらい自分自身を保っていられる?  散々つまらないと思っていた世界に 僕は今負けそうだ  助けてと言いかけて何度もやめた 声を殺して泣いた 寂しいと言いかけて何度もやめた 逃げ出すことは簡単だけど 負けたくないんだ
マネキンハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ・安原兵衛被験者はただ演じ続ける やがて中から食い尽くすまで 燻るほどに大きくなって 弾ける時を待っていた  引きずり出して飛び散った 赤や緑のハラワタ マネキンみたいな顔を塗りつぶす 包まれたなら突き刺せ 詰め込んだなら吐き出せ 支配者はどっちだ?  「早くなんか言えよ」  被験者はただ踊り続ける 青白い肌 見世物にして 無数の管を体に刺したままで お前に会いに行く  引き裂いた手で掻き出した ドロリと熱いかたまり 説明したがる口に押し込める 踏みつけられて笑って、支配欲を満たしてやる  「お前の嘘は最初から知ってる」  引きずり出して飛び散った 赤や緑のハラワタ 美しいだけの顔を塗りつぶす 包まれたなら突き刺せ 詰め込んだなら吐き出せ 支配者はどっちだ?  「早くなんか言えよ」
ドライアイスハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ僕らはいつでも少しの間違いで 蝕まれてゆく日々を どうすることもできずにいた  人より少しだけ運が悪いみたいだから 仕方がないねって 君はずぶ濡れで笑った  薄いまぶたに口づけをする 何も見えなくなればいい 口移しした溜息の味 僕らの夜に出口はなかった  僕らの夜に出口はなかった  眠りに着くように 何かを捨てるように 焼け付くように そっと 君の明日が凍りつく  ただ生きていて これから何も信じられなくたっていい そう願うように抱きしめるけど 僕の体じゃ溶かせなかった  薄いまぶたに口づけをする 何も見えなくなればいい 口移しした生きている味 僕らの夜に出口はなかった  ただ生きていて こんな世界に今更期待などしない 閉じ込められた果てに僕らは みんな壊して笑ってやるよ  みんな失くして笑ってやるよ
mosaicハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ・安原兵衛正義は勝つとか言っちゃってる 自分の声でイっちゃってる 中が見えない入り口へ誘う。  愛が救うとか言っちゃってる 恥ずかし気もなくやっちゃってる 画面の中の壊れた顔に つられて、みんな笑う。  あっそう、もうどうでもいいけど 大事なもんは見えないまんま モザイクかかってる 大体、もうどうすりゃいいとか お前に訊く気はない。  生きているってこんなにも 素晴らしいことなんだと、 画面の中でただ繰り返す いい加減、うるさいな。  あっそう、もう興味もないけど 他にはなんか言うこと無いの? それさっきも聞いたな 大体、そう教えてもらうほど 頭悪くはない。  あっそう、もうどうでもいいけど 大事なもんは見えないまんま 気持ち悪いだけ 毛頭、伝える気がないなら 今すぐに消えろ。
Hate youハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ・安原兵衛Hate you 君が嫌い だって昨日と言ってることが違う Hate you 君が嫌い 何でも解ったようなフリをしていること  Hate you 君が嫌い だってあの日の約束を忘れてる Hate you 君が嫌い 面倒くさそうな目で話しをすることも  今がずっと続いていくなんて 馬鹿なこと思って、いるでしょ  何よりも一番君に酷いことをしてやりたい 明日の朝にはもうこの部屋を出て行くよ  Hate you 君が嫌い 平気で長い間待たせること Hate you 君が嫌い 僕を責めてばっかりで自分に甘いし  無駄な時間だけが過ぎてゆくなら 終わらせてしまおう 今すぐ  さよなら、もう二度と君のこと怒らせることもない さよなら、よかったね、手を振って笑ってよ。  Hate you 君が嫌い 本当は凄くもろくて弱いこと Hate you 君が好き …とか言ってもらえると思うなよ?  Hate you 君が嫌い 大体話がおもしろくないし Hate you 君が嫌い これ以上かわいそうだから黙っておくよ
シアノタイプハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ朝方の青白い部屋に なくしたものだけ浮かんでる 体の中の広い場所が 空気で満ちて苦しくなる  心から人を愛せるなら 隙間は埋まる気がしていた もしかしてそれが君ならば 努力したっていいなんてさ  心なんてすぐに変わって 永遠にさえも期限があって  ああ 少しだけ未来のこと期待してしまうから ああ できるだけ気づかれないように笑った  自問自答を重ねながら 天井の傷と見つめ合う 同じ答えのそのどこかに 微かな希望を探してる  一人じゃだめなんて言っても 一人で立つふりもできるし、いいさ  もうちょっとだけ、近くにいたいのは僕のわがまま でも、できるなら君を好きな僕を許して  ああ 本当はずっと先を期待してしまうけど ああ 言わないでおくから今はただ笑って  ああ 少しだけ未来のこと期待してしまうから ああ できるだけ気づかれないように笑った

7nonsense

振り出しに戻るハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ群衆という幻想 大衆という幽霊 患った僕 マスクを外せない  疑って徘徊 ワンルームで遭難 彷徨って君に遭遇 一マス進む  お前が吐いた言葉が 噛んだガムみたいに いつまでも取れないから 振り出しに戻る  群衆という錯覚 大衆という亡霊 こじらせた僕 帽子を外せない  疑って幻聴 ワンルームで放浪 行き止まり君に遭遇 一回休み  お前が捨てた言葉が 吸いさしタバコみたいに いつまでも消えないから 振り出しに戻る  匿名希望人間が 指差し合って笑う 足をすくわれたから 振り出しに戻る
伝言ゲームハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキみんなが買ってるあの本だけは とりあえず買ったよ うん、おもしろかったよ とか言って本当は よくわからなかったけど あの人がおもしろいって言うんだから 間違いないだろ  協調性が大事ですから 前ならえして並びましょう 足並み揃えられない人は 廊下に立ってろ  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 偉い奴が決まった  誰かが言ったことが 前から後ろへゆく ほんとのことは誰も 知らないままで続く  あいつが聴いてるあの曲だけは とりあえず嫌いだ、本当に嫌いだ とか言って一度も 聴いたことないけど あの人がダメだよなって言うんだから 間違いないだろ  協調性が大事ですから 右にならって動きましょう 足並み揃えられない人は 廊下に立ってろ  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 悪い奴が決まった  誰かが言ったことが おまえの口から出る 本当のとこは何も 知らないくせに話す  伝言ゲームしてる 間違っても続ける 誰も疑わないで 悪い奴が決まった  誰かが言ったことが おまえの口から出る 本当のとこは何も 知らないくせに話す
長い待ち合わせハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキそれじゃあね。 あそこの角を曲がってすぐのとこにいるから。  詰めすぎた重い鞄を 今更少し後悔してる どうしても見せたい本と 言いたいことが沢山あって  約束の時間がきても なぜだか一人ぼっちで 「今から走ってくから、もう少し待っていてよ。」  って言うから待ってたのに 映画も祭りも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る  疑いの意味も知らない少女は 好きな歌を歌った あれからもう何年過ぎて 今度は誰の事を待ってる  忘れてしまったのかな、 それとも寝てるのかな。 「ごめんね、まだまだ遅くなるけど、待っていてよ。」  って言うなら怒らないのに ご飯の時間も間に合わないけど そんなことどうでもいい 迎えに来てほしい  「また明日、ここにいるよ。」 「もう少し待っていてよ。」 「今から走って行くよ。」 「それじゃあね、またあとで。」  って言うから待ってたのに 映画も祭りも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る  ああ待ってたのに もう何もかも終わってしまって 少しずつ諦めて、一人で帰る
ナイフハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ穏やかな昼間の差し込んだ日差しに 頭の片隅で憎しみばかり育つ  隙だらけの体 浮かんでくる言葉 できるなら全てを笑って見送りたい  何度も手を伸ばしたナイフをしまって 代わりのおもちゃを探す  失うことを知らない誰かの 錆びついたナイフが刺さって 今になっても抜けずにいるから 痛みが忘れられない  一度は飲み込んだ出来事が今更 喉の奥の方で黒い塊になる  向き合うべきものからナイフをそらして 代わりのおもちゃに向ける  当たり障りのないように生きて 所詮こんなに狭い世界で きっと全てを失う気がした ナイフは握れずにいる  見えなくなった それでも歩いた たった一つの約束だから なかったことになってく全ての 悲しみを抱えてゆく
Vanillaハルカトミユキハルカトミユキハルカハルカトミユキ間違っていた答えは間違ったままで いつか普通の顔してまた次の春がくる 数え切れないほど失くしたけれど 本当に欲しいものはただ一つだけだった  死んだように冷たいキッチンの床に 落ちるただのゴミくずを見間違えた僕は 何をまだ待ってて思い出して 書き殴って破り去っている? 何を追いかけて部屋を出て また戻って繰り返している?  狂えない 狂えない 狂ってしまえない どんなに寂しくても  記憶が散らばって居場所のない部屋と これ以上使い道のなくなった言葉 全てのきっかけが君だったことを知って こんな日々にさえ見放された僕は  何をまだ待ってて思い出して 書き殴って破り去っている 何を追いかけて部屋を出て また戻って繰り返している  壊せない 壊せない 壊してしまえない また同じ朝が来る  狂えない 狂えない 狂ってしまえない くだらない僕は  許せない 許せない 許してあげたい  あの頃の僕たちを
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