和心ドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | ヒジカタナオト | | 夜の静けさに 身悶えする ひとりぼっちで 思索に落ちゆく者に 現実は ただ繰り返す 頭の中で 崩れた自分 その瓦礫に 埋もれた身体 動かないと 思ってたのに 午前0時に祈りと想いを馳せたメロディ 止めどなく私の中で鳴り響く 時が来て 私は行く こころ 鬼に成り果てても 今は ただひたすら 手の鳴る方へ 赤々と 血は流れ 心臓はただ脈を打つ 生きる意味などいらない 子供みたいに嫌って喚いて泣き叫んで 見て見ぬふりで 君は逃げ行く 図らずも生まれた疑心と暗鬼をのせたメロディ いつまでも私の中で鳴り響く 時が来て 私は行く 例え世界朽ち果てても 今は ただひたすら 音の鳴る方へ 赤々と 血は流れ 心臓はただ脈を打つ 生きる意味などいらない |
スーパーソニックドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | ヒジカタナオト | | 不完全な世界を行く 昔に見たのは蜃気楼 ハイライトなしのシーン そう追い抜かしていく ほかの誰をも 最高速に乗っかってこのまま 迂闊に戻れないの 3,2,1でバースト 無神経ダンスビートを刻んでいく それはエンドレスってさ ついにラストシーン さあ始めようよ 光のスピードで 予測不能のパンジー 飛び立て 素直に跳ね上がれば ふう、完成?未完成? |
それでも生きているドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | トバナオヤ | | 「間違ってない」そう言い聞かせて 言われるまま今日をやり過ごした 溢れる感情を押し殺し 明日もまた同じ様に終わるんだ ○と×の狭間で揺らいだ 線は重なって 戦慄 境界線の瀬戸際で 死にたくないから生きている 見たくないものに蓋をして 一歩手前を生きている クソ素晴らしく彩られた 日常を繰り返し生きている 口先だけの「今」を信じ それでも僕らは生きている 「時は来た」とそう言い聞かせて 反撃の狼煙を上げている 学生服に覆われた 静かなる暴動のオンパレード 0と1の区別もつかない 大人にはとうに 絶望 |
怠惰故ドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | マルオカケンジ | | 目覚めの悪い朝の事情 定刻なんてもう知らないんだ うつつ抜かした昨日に 置き去った自分を背にして 結局何を成し遂げたんだって自問自答 ドロップキックして さあ今 踊れ踊れ歌い踊れ 朝は逃げていくんだって 回って回って宙返りして 夜はまだ続く 間に合わせで仕立てて とりあえず体裁だけ作って 中身なんて知らない 後はもうお好きにどうぞって やっぱり目移りしちゃう性格なんです自業自得 背負い投げてくれ 何度でも 歌え歌え声を枯らせ 明日を巻き込むくらいに 跳ねて跳ねて一回転して 夜はこれからさ |
シチヘンゲドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | ヒジカタナオト | | 雲をも掴むような歩き方で「不条理なこの地上」 笑ったことのない少女が言う 分かってるってそんな絵空事 気が気じゃなくなるの だから孤独に ここで待っている 全てが誘爆 僕は鳥になって羽ばたいて七変化蝶になった まぁ要するに飛べるってさ あっちこっちそっちどっち 常識定義公式なんてさあ 踏みつぶしてくれないか 幸福に酔って溺れてる 真っ赤な楽観論者に 僕ら今日もずっと引きずられ 明日も明後日も拭えない「自分」であることを 無実なんだって理解できるまで 全てが始まる 殴った手の感覚 覚えててもずっと同じことの繰り返しで 何に生きるんだ 闇に潜んでうごめくだけ |
打ち上げ花火ドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | マルオカケンジ | | 青い風に背中を押されて 夏祭り 太鼓の音 浴衣姿の君の笑顔が 悲しそうなのはどうして 離れていく心を ふたり隠すのが上手くて 気付いていたけど分かってない ふりをしてただけ そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火に込めた記憶とともに 夏は終わりを告げる 楽しげな人並みに紛れて なぜか言葉は途切れて 去年ふたり掬った金魚は 時にさらわれて消えた もう1人の自分を いつも見てるような気がして 似すぎていた分違いは立って 許せなくなって そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火が照らす君の横顔 涙が落ちて消えた そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火が終われば僕と君の 恋は終わる あの打ち上げ花火が… |
星になるドラマチックアラスカ | ドラマチックアラスカ | ヒジカタナオト | ヒジカタナオト | | 数億光年先の未来まで 僕は走り続ける 流線形に思いを馳せたって 届きはしなくて、かき消されてしまうんだ 何だったっけ、あの日も聞いたよね そう、あれは、ベテルギウス 数億光年先の未来まで 僕は走り続けるよ キラキラ光る星になれ いつか輝く日まで 銀河系に果てなどないんだって いつかの天文学者の決めたこと あの日見たのは夏の大三角形 そうか、あれはアルタイル 今日の日を生きたあなたから 明日を生きるあなたへと 数億光年先の未来まで 僕は走り続けるよ キラキラ光る星になれ いつかたどり着けるまで僕は歌う |