Lightpoolsora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | 貼り付けられた 言葉の海で 泳ぐ光が 映す景色 変換された 思いの欠片 それは誰かが 口ずさむ歌 眠れない世界の約束 全部集めたら この街のキャンパスに光の船が浮かぶ 流れ出した星屑たちの波間に歌う 甘く長い夢の様に 羽の様に ガラス越しに流れる月曜日 道を走る車が夜を運んでく 偶然なんて今では 全然見当たらない言葉 鮮やかに光る窓 眺めても 眠れない世界の約束 全部食べ尽くす この街のエンジンは光の海に浮かぶ 流れ出した星屑たちに照らされ踊る 甘く長い夢の様に 羽の様に まぶしさに隠された星座を指でなぞる 宇宙のラブレターを街は飲み込んだ 終わることのない点滅のリズムに 掌を透ける脈が重なっていく 貼り付けられた 言葉の海で 泳ぐ光が 映す景色 分断された 時間の先で 響くあなたの 口ずさむ歌 眠れない世界を 埋め尽くすピクセルが すれ違う言葉を 巡りあわせる 何度も 眠れない世界の約束 全部集めたら この街のキャンパスに光の船が浮かぶ 流れ出した星屑たちの波間で出会う 甘く長い夢のように 羽の様に |
鋭角な日常sora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | ようこそ世界の真ん中の国へ 指先一つで滑り込んだ目抜き通りで 足先の消えた幽霊の群れが 色とりどりの街灯を歌いながらすり抜ける ディスプレイの上 泳いでる魚 空を飛ぶための魔法の水 集めている 本当か嘘かは誰も気にしない この街を今生きている そのスピードの最中 何人目の君と 何番目のわたし きれいな言葉 貼り付けられて 本当の気持ちは 何回目の言葉 街はスピードを上げて 燃え上がるこの夜の中 泳いでく とめどなく流れてく日常の中を 口笛吹きながら ようこそ世界の最果ての国へ 指先一つで迷い込んだ路地の裏側 足先の消えた幽霊の群れが 色とりどりの服を着て噂話 花が咲く 何人目の君と 何番目のわたし きれいな加工 施されてる 本当の気持ちは 何回目の言葉 街はスピードを上げていく 消えてしまう前に見つけ出して とめどなく流れてく日常の中を 口笛吹きながら 宛名のない言葉 雪の様に降り積もってく 喧騒の街を 真っ白に染める 消えてしまう前に見つけ出すよ とめどなく流れてく日常の中で 口笛吹いて 燃え上がるこの夜の中 泳いでく とめどなく流れてく日常の中を 口笛鳴らしながら |
秘密sora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | 名前も知らない花の色 駆け足で追い越して 朝の風は しみついた昨日を洗ってくれる 遠くからいつも眺めてた 誰にも知られない様に 想うだけなら 神様も怒りはしないよね? 君と 何回秘密を分け合うたびに 胸の奥で育つ怪物 今にも檻から逃げ出しそうな 名前のつけられない気持ち 時計が止まってしまったみたいに 世界中でたった二人の様に 誰にも触れられない 君と見た 名も知らぬ花や星や あれもこれも全てがまぶしくて おさえつけてた気持ちが駆け出してく 私の知らないところへ いつでも正直にいることが 優しさのわけじゃない わかってるから その鍵は奥の方にある 君の 絶対周りに見せない弱さ 胸の奥を締め付ける様で 本当はとっくに気付いているの? 名前のつけられないこの気持ちに くたびれた街が 退屈な日々が 全部色をつけていく 君がいれば 秘密がありふれた日々を揺らした 世界中でたった二人の様に 誰にも触れられない 君と見た 名も知らぬ花や星や あれもこれも全てがまぶしくて おさえつけてた気持ちが駆け出してく 私の知らないところへ 名前のない時の中で 君と |
Brand New Bluesora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | 願い事がね 叶った後には 魔法の呪文 忘れられてしまう あなたはそれを書き直した 新しい青さで まぶしい日差し 日に焼けた歌で 見慣れた道が初めての服を着る あなたはそれを見つけ出した 新しい青さで 輝く宝石の海 飛び込んで きらめきに目が慣れて薄れるけど きっとその向こうに隠れた グラデーションの間に夏が 待ってる 新しい風 この色にどんな 名前をつけたらいいんだろう 一秒のその中に数え切れない歌が広がってる 今だって 本当はみんな初めて出会って そして二度と触れられない この世界の手触り確かめる そこには いつだってあなたの声がしてる キラキラ光る大事な夢でも くすんだ気持ち忍び込んでしまう あなたはそれを描き直した 新しい青さで 流れる星屑の海 飲み込まれ きらめきも食べ飽きて倒れ込んだ きっとこの世界の秘密を グラデーションの向こうの夏が 持ってる 新しい風 この色にどんな 名前をつけたらいいんだろう 一秒のその中に数え切れない歌が広がってる 今だって 約束するよ 初めて出会って やがて消えるその季節と この世界の手触り確かめる時には いつだって想っている あなたを 誰も知らない 夏の魔法で 二人 深い 青に溶けてく 誰も知らない 夏のそれぞれ まぶしい 日差し 陽炎の中に 揺れた 願い事がね 叶った後には 魔法の呪文 忘れられてしまう あなたはそれを書き直した 新しい青さで |
蜃気楼の国sora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | 長い坂を降りて 灼けた道のひび割れに 少し空気の抜けた タイヤが溶ける季節 陽炎を追い越して 夕暮れを通り抜け 藍色と橙の境界を漂う いつかの願い事 空に消えてく 波打ち際に建てた 砂の城の王様が 誇らしげな顔で 私を見つめている どこに行っても足りないこと なんとなく気づいてた きっと夏休みは続いている この道の先に 騒ぎ過ぎた夜が 黄金色の床に就き 夏草が揺れてる 燃えるように静かに 陽炎を追い越して 夕暮れを通り抜け 水平線の彼方へ歌声は漂う いつかの願い事 空に消えてく |
Lighthousesora tob sakana | sora tob sakana | 照井順政 | 照井順政 | | どれくらいの言葉 歌ってきただろう どれくらいのリズムが 君の身体中を巡り 動かしてきただろう 立ち止まることなんて 忘れたみたいに めまぐるしい時の波に 流されないように日々を泳いでく 何を見つけたくて私たち 何を犠牲にしてここにいる? わからないままでなんだか 季節は回ってく 虹の海 飛び込んで 誰も知らない扉を叩こう 歌声は高く 満天の星空と月の明かり 集めて照らした 見たことのない明日がもう 目を覚ます きらめいてる 夜の街は ふいに全部 消えてしまいそう 何が大事なのかわからないままで 楽しいことを探してる この先の物語を待ちきれない おいでよ いつの間にか知らない場所に立ってる 風が季節のはじまりを告げる この呼吸は この鼓動は 君の声に重ねる言葉は 二度とないメロディ 世界中の星空をつなげるより 眩しくて愛しい 物語は続く 虹の海 飛び込んで 誰も知らない扉を叩こう 歌声は高く 満天の星空と月の明かり 君の瞳を照らした まだ知らない夜明けへ ねえ、この声 聞こえる? |