ドライブミツメ | ミツメ | 川辺素 | ミツメ | | トンネルを抜けたらそこで いきなりの雨に降られて 太陽は跡形もなく 隠されて 奪われた影 白黒のない世界 窓ガラスに守られていただけ 濃くなったアスファルトから 流される塵にまぎれた いくつもの細かい嘘が 還りゆく土の中まで 白黒もないままに 運ばれてゆく暮らしのこと重ねた 誰かの待つ遠い場所まで向かう その途中で 晴れ間に出会えたら それは いつものことじゃなくて 一瞬見れたら良いな それでも 僕らを照らす ささいな光 あこがれた空の色 目のまえに訪れるような気がして 誰かの待つ遠い場所まで向かう その途中で 晴れ間に出会えたら それは いつものことじゃなくて 一瞬見れたら良いな どこかで 僕らを照らす ささいな光 |
メビウスミツメ | ミツメ | 川辺素 | ミツメ | | 長く居た二人の部屋を出て 浮かんだいくつかの 事柄を当てはめたところで 漂う君の顔 想いが張り裂けて初めて気づく前に 無理やり追い出すやり方を 探すために歩いた 通り抜けたはずの街の中 立ちつくして見つけたメビウス 離れて見失う心 告げることもない愛に溺れて 長すぎた季節を脱ぎ捨てて 着飾るいくつもの これからを思い描いたのに 迷い込んでしまういつもの部屋 通り抜けたはずの街の中 立ちつくして見つけたメビウス 離れて見失う心 告げることもない愛に溺れて |
忘れたいミツメ | ミツメ | 川辺素 | ミツメ | | ちょっとだけ君を忘れたい 今だけ君を忘れたい 何のためかしら |
チョコレートミツメ | ミツメ | 川辺素 | ミツメ | | 君に会った日を今も覚えてる 空は青すぎて眠れなくなった 一度溶けたら 二度と戻らない 甘くて苦い ドロドロになって流れてく チョコレートみたいに 昔のことを今も覚えてる 背伸びばかりで 取り柄もなかった 一度溶けたら 二度と戻らない 甘くて苦い ドロドロになって流れてく チョコレートみたいに チョコレート |