BABY STEP - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 幼いままで 大人になって 胸も張れず 意味を探す日々 何をやるにも心は足りないと言う もっと素晴らしいはずだと言う 認めるための傷 増やす度に 命が泣いている 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー あなたは未だに 生まれていないとさえ思うよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は変わるのだから 幼い僕は 孤独を知っている いつも誰かと比べてしまうから それが 時にはとても暖かいから なぜか 尚更悲しくなった 大人になろうとして 無表情で ずっと怯えて 夢見がちな日々 立ち止まったまま 歩んで行く誰かの背中を見ていると 怖くて寂しいから どうしても歪み合ってしまうよ ねぇ もっと 単純でいいよ 足りないものばかりで できた世界の上だろう 誰になろうとも 自分でしかないんだよ 臆病な僕はすぐ隠してしまうけど 思い出してよ この世でたったひとつ 僕の命が泣いている 意味がないとしても 今 笑っていられたらいいだろう 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー それすら笑えてしまうほど いつも僕のそばにあるんだよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は 全ては変わっていくのだから 僕が僕として生きることこそが 偉大な一歩目だから |
ランデヴー - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | UFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ 誰に話しても 嘘だ で終わった だからもう 優しさにもグッドバイ あればある程 僕には到底 意味がないと知った 知らないままいれば良かった事ばかり 余計な記憶 ふと蘇って恐怖 思いのまま この星から旅立って 誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声 僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ 夢の世界に グッドバイ また現実に戻った 知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた だけど 気づいてしまった また大人になった 戻れない日々の中は 空っぽに見えた 知らないままいれば どこへも行けやしない 約束した 未来も 果たせそうにない 思いのまま 強くなれるのなら もう疑わないよ でも 忘れられないよ 離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も 触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ 孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう 怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓 覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを きっと 見つけ出すさ あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声 怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで 孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望で いつも願う 今 の向こうへ |
ボイド - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 空の向こうには 何が広がって どんな風に僕らが 見えているんだろう いつからか本気で 伸ばしていた手は どこにも届かないで 風だけを掬った あなたが笑えば 灯りは灯って そのぐらい簡単な僕の世界が 誰かの手のひらで踊っていたとして その手を返すと どこへ落ちるんだろう きっと あなたまで泳ぎ切るなんて また 夢みたいな話 僕はただ 見上げていたんだ 手を伸ばしていた 僕らは上手に 飛び跳ねてみても 鳥の様に 高く飛べないと解っていた ならば 海を泳ぐように 自由にと 頭を使っても 踏み出せはしないまま きっと あなたまで泳ぎ切るなんて ただ 夢みたいな話 僕はまたも 見上げてしまうよ 果てなどない空を 与えられた物だけでは 足りないなんて 繰り返している空に溢した 何にもなれずに 空は笑って 晴れ渡っている とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと 心はずっと 俯いていた 思い出した あなたに照らされてしまった ここに落ちてきてしまった 僕は 泳ぎ切れない距離でいいんだ このまま 眺めているよ きっと 僕が何を手にしても それでも 見上げてしまうんだ 空の機嫌が 移り変わるように 僕の世界を 繋いでいくように |
メイ - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある ひとりを分かち合って ひとり同士で話せた 名前を呼び合う声 あぁ 孤独じゃなかったよ 風と踊って 雨と流れて ただ手に入れて 失くしてきただけ それだけ 透明な言葉を辿って 繋いだ日々の中に見る 何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証 失くした 手にしていたから それはずっと変わらない 忘れてしまったとしても その事実が増えるだけ 揺れる灯火 この胸の奥でただ 変わらない声を叫んでいる ただひとりを 過ぎてった日々が 知らない間に重なる 重い記憶が軽くなろうと忘れる 失くしちゃいない 失くしたことを手にするから 死ぬまで消えないから 声は言葉を頼って 繋いだ貴方の傍へ 今も重なる日々が 目映いほどの声になった 何も失っていないよ 貴方が明かしてくれた この声が届いた その日から 手に入れていた ただひとつの証 |
Dreams - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | あの日 僕は夢を見ていた 物語を描いていた その地図のまま歩いて 行き着くと信じていた 追い掛ければ いつの間に嵐 地図にない激しい痛み ただ それさえ楽しくて どれもが眩しく映った 叶わない夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ ボロボロでも諦めはしないだろう きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で あの日 僕は夢を見ていた 愚かなほど綺麗な 色褪せないまま ずっと 輝いている夢 伸ばした手が届かぬように 渇ききった眼のように 暗闇の星のように 胸の奥でさざめいた 果てのない茨の道を 飲み込まれそうな不安の渦を 傷付くほどに 望んでしまう臆病な手 例えば 雨上がりのような 眩しい夜明けのような話を きっと 今も 僕は 愚かにも信じてしまうから それが夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ 眩しい夜明けを迎えにいこう さあ きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で |
花と詩人 - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 空白だらけの部屋を埋めるように 君は笑った 差し込む光も まるでドレスのように綺麗に纏って 僕は眺めているだけで 何も言えずにいた それが積まれて 穴だらけになった日々を見ていた 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 飲み干してしまえど 胃の中で消える愛を笑った そればかり求めて口にしていても 痩せこけていくだけ 時に胸が痛くて だけど触れていたくて その度 離れてしまう未来に怯えて いつもそばにいたくて 君のためになんて 言えないのに 探して 愛は水のよう 君は花のよう いずれ枯れるとしても 時計の針を 戻しはしないよ 君のいない日々は もう僕じゃないから 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 一言では語りたくなくて また足掻いては 積み上げていく 狂おしいほどいつも同じ 愛してるなんて 呆れる言葉だけ 空白だらけの僕を埋めるように 君は笑った 足りない言葉の その余白すらも埋めて笑った |
Sleep Heroism - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 眠っていれば 叶ってしまう 夢に見た英雄 醒めたくないけど 巧くいかん現実 夢が現実になれば すぐに壊してしまうそう 誰も傷つけないように 言い聞かせた 太陽が照らす道は 弱い心をよく落とした 俯いて歩けば 影ばかり 目につく 光なんてどこにも 在りはしないんじゃないの? けど 耐えてこそ正義 いつかきっと報われよう 誰にも言えない本当が 君を救って 言えない言葉の墓で 今も嘆いている 誰にも言わない本当を 言わないままいれば 君が救われるなら 何も言わないよ 眠っていれば 壊してしまう 夢に見た英雄 現実とのズレで狂ってしまう理想の僕は いっそ消えてしまおうか いなくなったっていいさ 間違っても正しそう 誰にも言えない本当が 心を壊して 言えない言葉の墓に 埋めてしまっていた 終わりの見えない回廊で 自分を責めながら 君を救ったつもりだけが まだ生きる 希望になっていた 信じたい正しさ 何も変わらない現状で 疑ってしまってから 何もわからなくなった 震えながら 信じていた自分を探した 見つからない 見つからないよって逃げていたいだけだろう 君には言わない本当が 君を救って 誰にも言わない本当が 巧く世界を廻した けど君に伝えた本当が 君を救ったのなら どんな正しさも要らない 誰も救ってなんかいないんだ 誰にも言わない本当で 星を廻して 僕に聞こえない本当が 僕を生かしている 君に伝えたい本当が 君を救うのなら 誰の正しさも要らない 間違ってもいいさ 何度だって |
innocence - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | その椅子にいつから座っていたんだろう 配られる定めを飲み下していた 鈍色に煌めく疑心に問い掛ける 僕は誰だっけな 記憶が嵩む程に汚れた靴 目を覚ます度に落ちる砂時計 手に入れた数だけ失うという決まりきっていた事 とても認められないだろう 気づけば戻れない日々は始まって 選べなかった椅子が居場所になっていた 終わり方はどうだ 頷けるだろうか 答えのない問いを繰り返し続ける 僕が僕じゃない誰かを生きる権利も 終わりを振り払う資格もなかった 息が続く間は自由でいさせて 揺るぎない心が捉えた日々の上から 歩く距離に比例して 遠ざかる冒頭 誰かの思惑通りに定めの上 虹色に煌めく意志を追い掛ける 決まりきっていたってさ 選ぶしかなかっただろう どれだけの物を抱え込んでいたって 果てに辿り着く頃に取り上げられる 何の為の人生 意味など無いにしても 投げ出すにもちょっと腰が引けるよ 何を選んでも弾かれる日々の先で この目に映っている色はどうだった 疑いようもない程 頭では解っている 絶え間ない定めの中から捉えた色 終わりの次に何も無いなら 戻らない日々はどこへ還るのだろう いずれ訪れる終わりは ただ何も残さず終わるのかな この日々が定めから放される事はない それでも この意志は消えたりしない 最果てまで ずっと脈を打ち続ける 答えのない日々が正しくある為に 僕がここで生きる意味 意志 答え 未来 呼吸を繋いでいく僕だけにあった 誰に聴こえなくとも掲げて 示すさ 揺るぎない心が迎える明日の上から |
緑閃光 - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 僕の背中を押したのは 確かに僕だった 何度も見た輝きは この目で見てたから あの丘に咲く花はきっと知っているだろう その時だけに咲く 景色も色も何度も 見てただろう 喜怒哀楽は大抵 眠れば忘れる事を知っている 何度も湧いた感情は この心からだから 同じ場所に居続ける事もできない僕は また夜へ滲む 夕暮れ空とさよなら どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ってしまったかな きっとさ ドラマの様にしたいだけのなんて事ない気持ち この目が醒めてしまえば もう昨日は遠くなってしまっていた どうせ戻れやしない 帰ろう 帰ろう 夕暮れの後で迷子にならぬように でもさ ほら やはり悩む 迷う理由もない帰り道で ここに居る意味が 誰も居ないと解らなくなりそう あの丘に咲く花だけが知っている事と 同じだろう 僕だけが見る風景も いつだってそうさ どうせ もう 見える物はいつも そう 偶然でしかないだろう だから もう 足掻く事もないよ 帰ろう 帰ろう 夜になる前に どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ったとしても いつか同じ様に 何度も 何度でも見つけてみせるよ 見付けられないとしても 紡いでいくしかないだろう 見付けられたとしても 満たされるわけじゃないだろう |
New Clothes - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 俺は恥ずべき裸の王様 理想を求めすぎて壊れた 目の前で猿が手を叩いている ように見える 心の内に指を差されて 期待の眼差しに焼かれて まさに処刑台に見えた 今日もそこに足を掛ける さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 輝く光が羨ましくて その光になろうと継当て 覆い隠すように着飾る日々 目を伏せる 理想に心が眩んだまま 夜な夜なその闇に飲まれた この肌が照らされてしまう前に引鉄を引きたい 俺は恥ずべき裸の王様 そして新しく袖を通す 他の誰でもない俺が 選ぶ 歪な正しさに さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 今が正しい未来 さぁ どんな姿で歌おうか |
涙星群の夜 - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 街の放つ光に埋もれて 君の頬に流れた星 誰もが空に願いを探した日 その夜は二度とないほどの 輝きが時を満たした またひとつ 君の頬を撫でては消えた 誰の目も触れず 静かに落ちた 隣で弧を描く君の光 その流れ星を追い掛けるよ 心を抜け出して駆け巡る 忘れないように零れたもの 僕には美しく見えていたから 見付けたよって誰かが跳ねた 見逃したって君が笑った 叶わない願いが胸を痛めた日 滲む瞳で惚けてみせた 心をよくご覧よ 隠す事ないでしょ 願いをかけるのなら 君の頬を撫でる星がよく似合う 流れる度に近付くだろう 君だけが触れられる消えない光 君の放つ光に埋もれて いつも見逃しそうになる 探さなくてもある 心の中に たまには嬉しい時も頬を撫でたら その流れ星を追い掛けるよ 忘れないように零れたもの 何よりも眩しく輝いた 君が願いを叶えるまで 震える手を引いていたいけど あの流れ星を掴めるのは 他ならない涙の出所 それが美しく見えていたから |
L-R - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | この唄を君へと歌うのは そこに君が居たから その声を僕へと願うのは 不安で仕方がないから 声の届く距離なら 唄は必ず聴こえるだろう その全てが必然だとしたら 声はここで消えるだろう この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全ては必然じゃないんだ この全てが僕だと言い張るんだ この声を君へと叫ぶのは 存在を解って欲しいから その声を僕へと叫ぶのは あなたを教えて欲しいから 毛布で隠した涙は花を咲かせる事もできない その涙を痛いと思うなら 君の声で伝えてくれよ その身が悲鳴をあげた時 その身は君に教えてるんだ 誰かと分かち合っていいんだ その全ては弱さじゃないから 片方はああ思い 片方はこう思い 思いのぶつかり合いは想いを壊してしまうだろう 互いが大切なんだって そう思えるなら 叫んでやれ かけがえねぇんだって この唄が君に届いた時 精一杯の声が届いた時 その全ては必然じゃないんだ この瞬間はちゃんと解っていて この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全てが必然じゃないから この全てが僕だと言えるんだ |
キャラバン - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | 夢を積んだ唄を鞄に押し込んで 広すぎる世界で 踵を鳴らしていた なんとなく それがどこか誇らしくて 鳴らし続けたら それが僕になった 険しい道の上も なぜか楽しくなる メロディーに背を押されながら 今を追い越しながら 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく あの消えない光に向かっていくよ 魔法がほどけない内に 踏み鳴らし続けた踵は磨り減って 新しい靴が それを思い出にした いつか この唄は何足潰すのだろう 唄い続けていられるのかな 勇者であろうとして サマにはならずとも 胸の内ではいつも勇ましい ある意味騙されながら 願いを大きな声で唄って 不安な今日も照らしていく ほら 恥ずかしい程に声にしてよ ほら 見えない あの魔法が掛かるように 消えないまま浮かんだ光は まだ手を叩いて呼んでいる 追い掛けたって きっと向こうだって離れていく 追い付けなくたって ずっと踏み鳴らす音 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく まだ醒めない夢が僕を騙している 願いを叶える魔法を掛けるよ 今日も願いを大きな声で 他でもない僕が唄おう さぁ 消えない光に向かっていくよ 眩しいこの世界で鳴らす音 |
地球儀 - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 日常に放り込まれて 踞ったまま 上手くいかない現実と戦っている 信号に追い立てられて 仕方なく歩き出す 居場所のない孤独の歌 空想の中に建てるガラクタの街 心の中では夢なんて言い張っている この目に映るそれに自信など持てなくて 口にする勇気などなかった その街では響いている 思い通りになるメロディー リズムなんて合っていなくていいさ 行こう ガラクタは いつも 崩れそうに 無我夢中で光ったまま 痛みだって照らしていけるように 僕らなら歌っていけるよ 今なら飛べるさ 音に乗って くだらない日常の中へ ガラクタに見えても きっと 輝くから 空想の中に居ても具現化できずに 頭の中にある内にくたばっていく そうなる前に無理矢理にでも引っ張っていこう 求められたいと思えたんだ 空き地を埋めるだけが居場所じゃないんだ 何度 立ち上がってみても その数だけ挫けてしまう 呟くように歌っている もう一度 信じてみたいんだ 今なら飛べるさ 繰り出そうぜ くだらない日常の中へ ガラクタに見えても さぁ 行こう 何が待ち受けようと 無我夢中で光ったまま 痛みだって照らしていけるように 僕らなら歌っていけるよ ここから始めよう 音に乗って 素晴らしい日常の中へ いつまでも光っていよう ずっと消えない歌を |
multiverse - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 地図は自分が記した 軌跡以外は何にも 役立たずだった 何もなかった 砂漠みたいな日常で 水を求めて彷徨う 僕はどこへ向かっているんだろう 仮に 世界がひとつでは なかったとして これほど苦しい日々はないとして まるで違う自分は 何を選ぶだろう そこでも歌ってるんだろうか このメロディーを 地図に未来はなかった だから今日も参っていた 立ち止まったって 夜は明けるんだ 昨日までの選択が 少し違っていたなら まだ少しは楽だったのかな 何を選んで 僕らは ここに立っていて 全て選んで 僕らは ここに居るんだろう 迷ったり 悩んだり 忙しないのに 途方もなく立ち竦んでいる 例えば 勇敢な自分が居て 期待通りになったって ちょっと違う難題が立ちはだかっているもの 臆病者はいつだって 期待外れな自分を選ぶかな 全て正しい そう言いたいけど きっと 僕には計れないこと 僕なりの苦しみと生きてゆくから 迷ったり 悩んだり 忙しないから 最中に紛れた「喜び」に気付けない 勇敢な自分が居て 期待外れな自分も居て 紛れもなく自分なんだ どこでも迷っているもの 臆病者は今日だって 期待外れでも選んでんだろ 全て正しい その為のメロディーを 歌っているから |
おまじない - Album Ver.LAMP IN TERREN | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | お気に入りの靴を履く日は いつも雨が降ってしまう 心までずぶ濡れの姿で 君に会いに行く ひとつめは僕のため もうずっと言えずにいたんだ 正直な僕なんていないのかも 僕にも見えない 色を身に纏って 世界に溶け込むように 硬く紐を結ぶように 着飾っていても 全ては 僕らしくあるため使うまじない 嘘なんてひとつもない ただ僕は色を選んだ 袖を通す時はいつも なりたい自分に出会うための おまじないを使える ふたつめは君に使おう なんて大きな世話だろうか 君らしいものが何かは知らない だけど言葉にしよう 荷物にならぬように 逸れてしまわぬように ふたりだけの目印 優しさなんて本当は 自分以外の誰のためでもない 時には嘘にもなる でも僕は君に使う ほんの少し僕のため 君に笑ってもらうための おまじないを使える お気に入りの靴を履く日は いつも雨が降ってしまう それでも心から望む姿で 君に会いに行く みっつ 僕がひとりのままでは使えないもの 君にも近付いてきてほしい 手は離さないでね ほどけてしまう日も また結び直せばいい 僕らが望むなら ふたりきりで唱える おまじない 消えない想いの全てを 乗せて君とだけ使うまじない 嘘なんてひとつもない ただ僕は君と出会った 同じように見付けてくれた 君と未来に出会うために いつまでも唱える おまじないを唱える |