日本におけるインディーズとは、日本レコード協会に加盟していないレコード会社及びそこに所属するアーティストを指す言葉で、地元ライブハウスやストリートでの活動が主な活動場所となる。
1999年にトイズファクトリーとのメジャー契約を終了したHi-STANDARDが自主レーベルから発表した『MAKING THE ROAD』がインディーズとしては異例のヒットを記録する。また、2001年にMONGOL800が発表した『MESSAGE』がインディーズ・アーティストとしては国内史上初のミリオンセラーを記録。以降、HY、175R、Def Tech、ELLEGARDENなどといったインディーズ・アーティストが相次いでヒットを記録し、現在のインディーズ・シーンが形成していく。
メジャーが供給する音楽が停滞すると、メジャーの会社は自社で新人を育てるよりも、インディーズバンドをそのまま「メジャー・デビュー」させることが多くなり、資本や流通やアーティスト関係などでメジャーと繋がっている場合も多く、現在はインディーズの概念として曖昧な部分も多くなっている。

Hi-STANDARD（通称ハイスタ）は、日本の3人組パンク・ロックバンドで言わずと知れた日本のパンク界のカリスマ的存在。1991年8月結成、92年ボーカルが脱退してスリーピースバンドになる。新宿ロフトや渋谷クラブアクトロなどでライブを精力的にこなし、96年にはアメリカ、カナダにて「GROWING UP WORLD TOUR」をスタートさせ１ヶ月半のツアーを経て帰国。その後、トイズファクトリーから何枚かのCDをリリース。1999年、自分達のレーベルである「PIZZA OF DEATH RECORDS」をトイズファクトリーから独立させ、自主レーベルとしてアルバム「MAKING THE ROAD」をリリース。インディーズとしては異例の日本・海外を含め100万枚以上のセールスを記録した。
2000年8月、千葉マリンスタジアムで行われたロック・フェスティバルイベント『AIR JAM 2000』を最後に活動休止。

横山健（KEN:ギター&ボーカル）
難波章浩（NANBA:ベース&ボーカル）
恒岡章（TUNE:ドラムス）

LAST OF SUNNY DAY

MAKING THE ROAD

MOMO