酒の唄

財津和夫

酒の唄

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
発売日:1995/02/22
この曲の表示回数:19,824回

酒の唄
ひとりの男を知っている 腹がたつ程ひとが良く
酒を肴に飲む様な 酒に溺れて死んだ奴

あいつの口癖は 酒のプールで泳ぎたい
そんな冗談を 真面目な顔で喋ってた

何が悲しくて そんなに酒を飲んだのか
何が悲しくて いつも酔い潰れたのか

酒は飲め飲め飲め 淋しさを飲み干せ
酒は飲め飲め飲め 儘ならぬを飲んでしまえ

酒をいくら飲んでも 飲まれちゃだめと
御袋がよく言ってたけれど
酒に飲まれて飲まれて騙されて
初めて飲んだ味がする

でも 出来るなら 酒は飲まない方がいい
利口な奴なら 深酒はしない

僕の心を初めて裸にした女
酔った心に蘇る
忘れてしまった筈だったのに
何故おまえは消えてくれない

でも 出来るなら 酒は飲まない方がいい
出世する奴なら 酔った振りが出来るもの

たった一度の人生に躓いて
取り戻せなくなったなら
飲んで飲んで飲んで エヘラ エヘラ ヘラと
笑うだけという あいつ

酒を飲まずに 淋しさを
消せる奴が居るなら
教えてやってくれ あいつに
その術を

酒は飲め飲め飲め 淋しさを飲み干せ
酒は飲め飲め飲め 儘ならぬを飲んでしまえ…

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