House Of Mirrors

For Tracy Hyde

House Of Mirrors

作詞:管梓・Mav
作曲:Mav
発売日:2022/12/14
この曲の表示回数:2,837回

House Of Mirrors
鏡に写らない白い顔がある――ぬるい仮初の愛も。
夜半の情調にひどくねじ曲がって、ただしならせる態度。

花火ひとつない夏。
氷漬けの部屋のテレビを消してつくったサイレンスに浮かぶ合図、
描く君の紅い爪の小指――なにを結んだ?

灯りで照らせない優しさににじんで、どろり溶けてゆく体温。
夜半の冗長に愛想笑いでただ満たしあう肺を。

革命を告げるアナウンスを待ちぼうける部屋のテレビ。
決して鳴らないサイレンじみたハートビーツを起こしてくれないか――
ベイビー、どこへ消えたい?

Just twin mirrors, just twin mirrors――見合わせた目の奥には、
Just twin mirrors, just twin mirrors――二人が無限にいるだけ。

わからない、変わらないようで変わる様相。
映せない、崩せないと見せかけ焦燥。
逃走か投降かせめぎ合いの快楽。
甘美なる災厄の採択。
見せかけも本性も、どちらも想像。
鏡の奥底、見失う本当。
それは愛じゃないと誰に見える?
君が君じゃないと誰に言える?

Just twin mirrors, just twin mirrors――見合わせた目の奥には、
Just twin mirrors, just twin mirrors――二人が無限にいるだけ。

Just twin mirrors, just twin mirrors――終わりに焼けた朝には、
Just twin mirrors, just twin mirrors――一人が無限にいるだけ。

(Never gonna be the same
This goddamn game's driving me insane
Thoughts racing through my brain
And I'm not erasing you 'cause I'm the one to blame)

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