都会の雨

鳴ル銅鑼

都会の雨

作詞:三輪和也
作曲:三輪和也
発売日:2017/09/06
この曲の表示回数:7,601回

都会の雨
酷い雨 傘も無いまま
私は 空を見上げた

都会では 雨の匂いも
忙しく 忘れてしまう

貴方を 思い出すには
お似合いの 黒い空です

この身体も この気持ちも
もう 要らないよ

9月の雨には
まだ少し夏が残っていて
私の心に
よく似た無様な泣きっ面だ
…苦しいよ

例えば
洗えば また汚れるし
渇けば また潤うよ

気付けば 時間は過ぎて
思い出す 日々はモノクロ

痛み止めも 苦い粉も
もう 効かないよ

嬉しい事なら
直ぐ側にいつもあったけれど
気付けば私は
悲しい事だけ数えていた
…苦しいよ

降り続く雨が
溢れる涙を攫っていく
どうして今まで
気付かない振りを
していたのだろう

この日々はいつか
何より正しい過去になるよ
明日の私を 未だ見ぬ私を
願っていよう
また明日

会えるよ

逢えるよ

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