ねがいごと

人混みの夕方 逆らって立っていつも探した
高い背中 ぼうしの影 今でも彼はきっとこの街に

伝わらないことは言わなくていい そう言う君に
言いたくて言えなくて いくつ言葉をのみ込んだだろう

角の取れた四月の風 吹き始めてもせつない
はみ出してる孤独の闇 忘れることはなくても

今度はもっと素直になって イジワルもケンカも許して
強く抱き合う誰かに やさしくするよ
あなたにも 同じしあわせ ありますように

となりにいたって何もできずに 君といること
それだけを望んだこと もしかしたなら罪だったんだろう

空に向かう短い枝 雨に濡れても美しい
重なってる弓の音色 想い出すのはまだ 君

今度はもっと大人になって 口にできないことも過去も
嘘も弱さも 一緒に包んであげる
わたしにも 祈るしあわせ ありますように

今度はもっと素直になって イジワルもケンカも許して
強く抱き合う誰かに やさしくするよ
わたしにも 同じしあわせ…

今度はもっと大人になって 口にできないことも過去も
嘘も弱さも 一緒に包んであげる
あなたにも祈る 幸せ ありますように
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