ふたりぼっち

あの子は小さな 言葉に傷つくと
誰かに話して 肩を抱いてもらうよ

君は小さな 肩を震わせて
誰にもばれないよう いつもひとり泣いてるでしょ?

どっちが正しいとか どっちが綺麗だとか
そんなことはいいよ 君が壊れそうだ

誰も知らなくても 誰も気付いてくれなくても
そばで見ているよ ここで君の歌を歌っている
ひとりきり ひとりきり 私たち ふたりぼっち
ひとりきり流した涙を教えて

あの子は「頑張る」と すぐに口にしては
誰かに話して 肩を組んで歩くよ

君は深夜の 電車に揺られながら
疲れた空気に「頑張らなくちゃ」とつぶやく

本当の気持ちだけが 誰かに見せるための
形になり切れない 君が溢れそうだ

誰も知らなくても 誰も気付いてくれなくても
私は知ってるよ 君は少し不器用なだけ

誰も知らなくても 君のことを笑っていても
私は知ってるよ 君の笑顔が素敵なことを
ひとりきり ふたりきり これからは ふたりぼっち
そのうちに 君の強さを みんな知るさ
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