忠烈白虎隊

砲煙天に 渦まきて
ああ鶴ケ城 落ちたるか
心は千々に はやれども
折れたる剣を 如何にせん

死をもて戍(まも)る この堡塞(とりで)
ああ破れたる 無念さよ
主君に殉ず 他なしと
覚悟を定む 十六士

少年団結ス白虎ノ隊
国歩艱難堡塞(こくほかんなんほさい)ヲ戍(まも)ル
大軍突如トシテ風雨来(きた)リ
殺気惨憺白日暗(さんたんはくじつくら)シ

飯盛山の 頂きを
ああ血に染めて 散りたれど
忠烈永く 香をこめて
誉れを残す 白虎隊
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