ユキヤナギ

何もなかったように 朝が訪れて
光浴びている 真っ白なユキヤナギ

どんなあなたの願い
触れてこのつぼみ咲かせたのでしょう
変わらぬ景色に 少し季節はずれの
雪のようにこの街の 春を彩った

もう戻らない日に 笑顔で手を振って僕はゆくよ
あの時感じた温もりがまだ この胸を切なくさせるけど
きっとこの花は枯れることはない いつまでも
あなたが残した想い 窓辺で優しく微笑む

どんなあなたの涙
触れていくつも夜越えたのでしょう
僕は奏でるよ この花を抱きしめて
メロディーを風に乗せて さあもう行かなくちゃ

孤独が僕を飲み込んでしまうその度に
あなたが育てたこの花が闇を照らすんだ

もう戻らない日に 笑顔で手を振って僕はゆくよ
これから始まる未来の中に あなたの想いも刻む
ずっとこの花は枯れることはない いつまでも
あなたが残した想い ありがとう 白いユキヤナギ
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