とてもちいさなまちとてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした 疑う事もせずに信じるだけで精一杯だった 君と出会って尚更深くこの町を愛した 砂糖菓子みたいな家や草花や人やその言葉を 流されてゆく僕の背中を 誰かが叩いた日に 道標が大きな音を たてて倒れていった 君を守って暮らしてゆけば 倖せだと解ってる すべてを裏切って出てゆく事を ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ いつもの場所でいつもの様に多分君は待っている 疑う事もせずに信じるだけで精一杯なんだ 大きな町に出て行ったなら僕は僕でなくなって この町や君の名を呼び続け乍ら死んでゆくかもしれない 倖せに一番近い町 ふるさとにさようなら 倖せに一番近い人 君にさようなら とてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした それから君を心を込めて愛して暮らした すべてを裏切って出てゆくことを ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう戻れない ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | とてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした 疑う事もせずに信じるだけで精一杯だった 君と出会って尚更深くこの町を愛した 砂糖菓子みたいな家や草花や人やその言葉を 流されてゆく僕の背中を 誰かが叩いた日に 道標が大きな音を たてて倒れていった 君を守って暮らしてゆけば 倖せだと解ってる すべてを裏切って出てゆく事を ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ いつもの場所でいつもの様に多分君は待っている 疑う事もせずに信じるだけで精一杯なんだ 大きな町に出て行ったなら僕は僕でなくなって この町や君の名を呼び続け乍ら死んでゆくかもしれない 倖せに一番近い町 ふるさとにさようなら 倖せに一番近い人 君にさようなら とてもちいさなこの町を僕は愛して暮らした それから君を心を込めて愛して暮らした すべてを裏切って出てゆくことを ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう戻れない ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね もう決めたんだ |
となりの芝生清く正しく美しく 生きて来たとは言わないけれど 格別人より欲張りに 生きて来た訳でもないつもり しあわせになりたくて そりゃ ほんの少しは背伸びもしたけれど しあわせの くらべっこ するつもりは さらさらないのだけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 私のいやしい心が憎い Hu でも やっぱりとなりの芝生は青い 努力が必ず報われると 決して信じちゃいないけど 何の苦もなくお気楽に 生きておられる方もある 世の中の 不公平 そりゃ ほんの少しは愚痴も言うけれど 私より 報われぬ 人の多さに いらいらするけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 そのうちきっと いいことがある Hu でも なんだかとなりの芝生は青い 夢の庭付き一戸建 建つか建たぬか 建たぬか建つか 男の悩みはけっこう深いぞ そのうち絶対 いいことがある Hu でも けっきょくとなりの芝生は青い サンキュー | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 清く正しく美しく 生きて来たとは言わないけれど 格別人より欲張りに 生きて来た訳でもないつもり しあわせになりたくて そりゃ ほんの少しは背伸びもしたけれど しあわせの くらべっこ するつもりは さらさらないのだけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 私のいやしい心が憎い Hu でも やっぱりとなりの芝生は青い 努力が必ず報われると 決して信じちゃいないけど 何の苦もなくお気楽に 生きておられる方もある 世の中の 不公平 そりゃ ほんの少しは愚痴も言うけれど 私より 報われぬ 人の多さに いらいらするけれど となりの芝生はやっぱり青い 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 そのうちきっと いいことがある Hu でも なんだかとなりの芝生は青い 夢の庭付き一戸建 建つか建たぬか 建たぬか建つか 男の悩みはけっこう深いぞ そのうち絶対 いいことがある Hu でも けっきょくとなりの芝生は青い サンキュー |
飛梅心字池にかかる 三つの赤い橋は 一つ目が過去で 二つ目が現在(いま) 三つ目の橋で君が 転びそうになった時 初めて君の手に触れた 僕の指 手を合わせた後で 君は神籤を引いて 大吉が出る迄と も一度引き直したね 登り詰めたらあとは 下るしかないと 下るしかないと 気付かなかった 天神様の細道 裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って 君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた 来年も二人で 来れるといいのにねと 僕の声に君は 答えられなかった 時間という樹の想い出という落葉を 拾い集めるのに夢中だったね君 あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら 私も一夜で飛んでゆくと云った 忘れたのかい 飛梅 或の日と同じ様に 今 鳩が舞う 東風吹けば 東風(こち)吹かば君は 何処かで想いおこしてくれるだろうか 太宰府は春 いずれにしても春 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 心字池にかかる 三つの赤い橋は 一つ目が過去で 二つ目が現在(いま) 三つ目の橋で君が 転びそうになった時 初めて君の手に触れた 僕の指 手を合わせた後で 君は神籤を引いて 大吉が出る迄と も一度引き直したね 登り詰めたらあとは 下るしかないと 下るしかないと 気付かなかった 天神様の細道 裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って 君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた 来年も二人で 来れるといいのにねと 僕の声に君は 答えられなかった 時間という樹の想い出という落葉を 拾い集めるのに夢中だったね君 あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら 私も一夜で飛んでゆくと云った 忘れたのかい 飛梅 或の日と同じ様に 今 鳩が舞う 東風吹けば 東風(こち)吹かば君は 何処かで想いおこしてくれるだろうか 太宰府は春 いずれにしても春 |
都府楼はじめは「逢初め川」といい 出会って「思い川」という 大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉 朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青 白い手を合わせて君は ため息で歌うように 人の心が いつまでも 変わらない ものなら 人の世の 哀しみの多くは 消えると言った きっと 千年あとまでも 想い続けると 樟の葉の緑に 恋を託したと 秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる 大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音 ぼくの心の鷽の鳥 まことに替える間もあらで あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と 人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら 人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる いまさらに 切なくて切なくて 君を歌えば 君の言葉だけが 真実になる 千年あとまでも 想い続けると 樟の樹の生命に 恋を託したと 月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く 篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え 千年変わらない 月の光が 都府楼の甍を 闇に浮かべた 千年あとまでも 想い続けると あの月の光に 恋を託した | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | はじめは「逢初め川」といい 出会って「思い川」という 大宰府の秋はいにしえ川の 白鷺と銀杏黄葉 朱の楼門 朱の橋 池の水面に 空の青 白い手を合わせて君は ため息で歌うように 人の心が いつまでも 変わらない ものなら 人の世の 哀しみの多くは 消えると言った きっと 千年あとまでも 想い続けると 樟の葉の緑に 恋を託したと 秋思う祭りの宵に 独り来て恋を訪ねる 大宰府の色は観世音寺の 白萩と尾花 鐘の音 ぼくの心の鷽の鳥 まことに替える間もあらで あの恋にほふったものは 君の手とあの真心と 人の心の 移ろいは 生きて行く 術なら 人の世の 哀しみの多くは そこで生まれる いまさらに 切なくて切なくて 君を歌えば 君の言葉だけが 真実になる 千年あとまでも 想い続けると 樟の樹の生命に 恋を託したと 月山に 刻を尋ねる 神官の 白衣は白く 篝火は 赤々と燃え 果てしなく 赤々と燃え 千年変わらない 月の光が 都府楼の甍を 闇に浮かべた 千年あとまでも 想い続けると あの月の光に 恋を託した |
鳥辺野寂しいからとそれだけで来るはずもない 鳥辺野 山道をゆけば 散り急ぐ様に 遠近に寒椿の紅 道を照らす春まだき 風景自身が 淋しがってるから ひとこまに身を置いただけで 自分が救われる 風はさや 風はさやさや 竹はゆら 竹はゆらゆら 振り返るより速く あなたは立ち去っていた 人の心移ろい易く その傷癒え難く 立ち止まって うろたえるは 愛と同じ重さの 悲しみ 木立の間に間に 埋もった枯葉 そんな風にあなたと私の それぞれの記憶の中で お互いの事が やがて薄れてく そこここに散りばめたはずの 真実までかすませて 夢はさや 夢はさやさや 嘘はゆら 嘘はゆらゆら すれ違うより速く あなたが遠ざかってゆく 前のめりのまま 無造作に投げ出された愛が 季節に追われ ころんだまま 野晒しになっている 鳥辺野 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | 寂しいからとそれだけで来るはずもない 鳥辺野 山道をゆけば 散り急ぐ様に 遠近に寒椿の紅 道を照らす春まだき 風景自身が 淋しがってるから ひとこまに身を置いただけで 自分が救われる 風はさや 風はさやさや 竹はゆら 竹はゆらゆら 振り返るより速く あなたは立ち去っていた 人の心移ろい易く その傷癒え難く 立ち止まって うろたえるは 愛と同じ重さの 悲しみ 木立の間に間に 埋もった枯葉 そんな風にあなたと私の それぞれの記憶の中で お互いの事が やがて薄れてく そこここに散りばめたはずの 真実までかすませて 夢はさや 夢はさやさや 嘘はゆら 嘘はゆらゆら すれ違うより速く あなたが遠ざかってゆく 前のめりのまま 無造作に投げ出された愛が 季節に追われ ころんだまま 野晒しになっている 鳥辺野 |
鳥辺山心中硝子細工の其の思い出の 割れたかけらで 凍えた指を切る 今だに二人居るかのような 夢の夢の夢こそ 哀れなれ どれ程きれいにつこうと嘘は嘘 あなたがついたか 私がつかせたか 茨道 袖を裂く けもの道 陵墓(みさきぎ)づたいに 枯れた竹林 追いかけられるようで おそるおそる振り向けば しづ心なくはらり 紅い寒椿 独り道行く身には あなたの くれた傷の痛みさえ愛おしい 私の髪をすべるあなたの 指先の名残こそ 哀れなれ どれ程きれいに刺しても傷は傷 私が刺したか あなたが刺させたか 耳を塞いでも 水の音 真昼の月 傾いて鳥辺山 遠くで嘲い声 誰かの嘲い声 小さな石になって 沈みゆく私 追いかけられるようで おそるおそる振り向けば しづ心なくはらり 紅い寒椿 あなたのいくつかの 嘘を道連れに 私の心だけ 今 死んでゆく 一足ずつに 消えてゆく 夢の夢こそ 哀れなれ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 硝子細工の其の思い出の 割れたかけらで 凍えた指を切る 今だに二人居るかのような 夢の夢の夢こそ 哀れなれ どれ程きれいにつこうと嘘は嘘 あなたがついたか 私がつかせたか 茨道 袖を裂く けもの道 陵墓(みさきぎ)づたいに 枯れた竹林 追いかけられるようで おそるおそる振り向けば しづ心なくはらり 紅い寒椿 独り道行く身には あなたの くれた傷の痛みさえ愛おしい 私の髪をすべるあなたの 指先の名残こそ 哀れなれ どれ程きれいに刺しても傷は傷 私が刺したか あなたが刺させたか 耳を塞いでも 水の音 真昼の月 傾いて鳥辺山 遠くで嘲い声 誰かの嘲い声 小さな石になって 沈みゆく私 追いかけられるようで おそるおそる振り向けば しづ心なくはらり 紅い寒椿 あなたのいくつかの 嘘を道連れに 私の心だけ 今 死んでゆく 一足ずつに 消えてゆく 夢の夢こそ 哀れなれ |
道化師のソネット笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが同じ河の ほとりを歩いている 僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐がずに登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実(ほんとう)に笑いながら 話せる日がくるから 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで 時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね 君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために きっと誰もが同じ河の ほとりを歩いている 僕らは別々の山を それぞれの高さ目指して 息も吐がずに登ってゆく 山びと達のようだね 君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために いつか真実(ほんとう)に笑いながら 話せる日がくるから 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために |
童話作家私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを言われた日 もとよりあなたの他には 生き甲斐など無いし さりとてこの世をみつめる勇気もなかったし 今迄二人が過ごしたあらすじを 想い出という 消しゴムで消して 夢でもたべながら ひっそり暮らしてみよう あなたの横顔を 思い出さずに済む様に 私が童話作家になって思うのは 本当を書くことの難しさ だって 私自身がとても嘘つきで 涙をかくしては 笑って過ごしてる 原稿用紙に色鉛筆で 幸せの似顔 描いてはみるけど 悲しいくらいに 駄目な私の指先は 気がつけばいつでも あなたの笑顔を書いてる 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを 言われた日 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを言われた日 もとよりあなたの他には 生き甲斐など無いし さりとてこの世をみつめる勇気もなかったし 今迄二人が過ごしたあらすじを 想い出という 消しゴムで消して 夢でもたべながら ひっそり暮らしてみよう あなたの横顔を 思い出さずに済む様に 私が童話作家になって思うのは 本当を書くことの難しさ だって 私自身がとても嘘つきで 涙をかくしては 笑って過ごしてる 原稿用紙に色鉛筆で 幸せの似顔 描いてはみるけど 悲しいくらいに 駄目な私の指先は 気がつけばいつでも あなたの笑顔を書いてる 私が童話作家になろうと思ったのは あなたにさよならを 言われた日 |
Dream~愛を忘れない~Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない 澄み渡る信濃の空 君の夢の音 白銀の迷宮に 刻む夢の轍よ 時を越えて 胸に響く 君の笑顔と涙を 僕は忘れない 君と共にこの空に 架けた虹の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 愛を忘れない はるかなる長野の風 君の夢の色 幻の銀盤に 刻む光の階 時を閉じて 心に届く 君の勇気と力を 僕は忘れない 君と共にこの空に 懸けた夢の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない 澄み渡る信濃の空 君の夢の音 白銀の迷宮に 刻む夢の轍よ 時を越えて 胸に響く 君の笑顔と涙を 僕は忘れない 君と共にこの空に 架けた虹の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 愛を忘れない はるかなる長野の風 君の夢の色 幻の銀盤に 刻む光の階 時を閉じて 心に届く 君の勇気と力を 僕は忘れない 君と共にこの空に 懸けた夢の名前と 五つの色を忘れないよ Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない Dream いつまでも Dream 色褪せることなく Dream 約束しよう Dream 君を忘れない |
ドレスコードねえ本当に葬儀にアロハシャツで出るつもりなのかい 全く君のしてることはそれと一緒さ あいつの結婚式には喪服で出るつもりかな 全く君のしてることはそれと同じさ 折角だけどそれは格好いいなんて思わない 君らしいとおだてる奴もあるって聞いたけど 多くの場合それはやさしい罠の一つだよ 昔から悪魔は天使の顔で近づいてくる 形じゃ無くって心の話をしたいだけなんだ 心にもドレスコードは必要だと思う 友情なんかを押しつけるつもりなんて無いんだよ ただ本当の君を知っているから 人生に必要なアイテムなんて足りないに決まってる それに苛立ってるのは君だけじゃ無い 世の中の嫌なものを数えてたらきりが無い だって世間ってそういうものでしょう まんざら捨てたもんじゃ無い時だってあるじゃない なら世間のいいところだけを数えてみたらいい 本当の愛は人を正しく動かせるもの 今は世間にちょっと愛が足りないだけ 本当の愛は人を正しく動かせるもの 言葉にもドレスコードは必要だと思う 愛する人と向かい合うように話してくれたなら きっと本当の君が帰ってくる 形じゃ無くって心の話をしたいだけなんだ 心にもドレスコードは必要だと思う 友情なんかを押しつけるつもりなんか無いんだよ ただ本当の君を知っているから 本当の君を知っているから | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ねえ本当に葬儀にアロハシャツで出るつもりなのかい 全く君のしてることはそれと一緒さ あいつの結婚式には喪服で出るつもりかな 全く君のしてることはそれと同じさ 折角だけどそれは格好いいなんて思わない 君らしいとおだてる奴もあるって聞いたけど 多くの場合それはやさしい罠の一つだよ 昔から悪魔は天使の顔で近づいてくる 形じゃ無くって心の話をしたいだけなんだ 心にもドレスコードは必要だと思う 友情なんかを押しつけるつもりなんて無いんだよ ただ本当の君を知っているから 人生に必要なアイテムなんて足りないに決まってる それに苛立ってるのは君だけじゃ無い 世の中の嫌なものを数えてたらきりが無い だって世間ってそういうものでしょう まんざら捨てたもんじゃ無い時だってあるじゃない なら世間のいいところだけを数えてみたらいい 本当の愛は人を正しく動かせるもの 今は世間にちょっと愛が足りないだけ 本当の愛は人を正しく動かせるもの 言葉にもドレスコードは必要だと思う 愛する人と向かい合うように話してくれたなら きっと本当の君が帰ってくる 形じゃ無くって心の話をしたいだけなんだ 心にもドレスコードは必要だと思う 友情なんかを押しつけるつもりなんか無いんだよ ただ本当の君を知っているから 本当の君を知っているから |
どんぐり通信あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると 校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証 悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ 次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると あいつに会ったら伝えてよ… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると 校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証 悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ 次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると あいつに会ったら伝えてよ… |
ナイルにて−夢の碑文−読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遥かナイルの流れに 目を癒やせば ゆるやかに 大空 紅く染めながら おだやかに 夕陽 沈みゆく 地平線(ホライゾン) スフィンクスの謎ならば 答は知っている クレオパトラの愛した人の名前も なのに私は今 心の迷路に 迷いながら黄昏てゆく 窓を見てる あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい カルカディと名付けられた ハイビスカスジュース ふとマドラーでパピルスに文字を書けば 若紫色に あなたの名前が 拡がりながら にじみゆく 地平線(ホライゾン) 聖刻文字(ヒエログリフ)で刻めば あなたの名前が いつか遠い時の流れを超えて 永遠(とこしえ)の生命を 手に入れるかしら 小さく私のイニシャルを添えて あなたとの距離 五千数百年 地図なら葦の葉の 長さも無いのに 地平はるかに 赤い星煌いて ナイルは銀河に 注ぎ始める あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 読みかけのアガサ・クリスティ 膝の上に伏せて 遥かナイルの流れに 目を癒やせば ゆるやかに 大空 紅く染めながら おだやかに 夕陽 沈みゆく 地平線(ホライゾン) スフィンクスの謎ならば 答は知っている クレオパトラの愛した人の名前も なのに私は今 心の迷路に 迷いながら黄昏てゆく 窓を見てる あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい カルカディと名付けられた ハイビスカスジュース ふとマドラーでパピルスに文字を書けば 若紫色に あなたの名前が 拡がりながら にじみゆく 地平線(ホライゾン) 聖刻文字(ヒエログリフ)で刻めば あなたの名前が いつか遠い時の流れを超えて 永遠(とこしえ)の生命を 手に入れるかしら 小さく私のイニシャルを添えて あなたとの距離 五千数百年 地図なら葦の葉の 長さも無いのに 地平はるかに 赤い星煌いて ナイルは銀河に 注ぎ始める あなたとの距離 五千数百年 愛する分だけ 遠い気がしている 永遠(とわ)の生命 求めて生まれた はるかなる時の都で 私はあなたとの ほんの一瞬が 恋しい |
長崎からI was born in ナガサキ この町で 生まれて そしていつか 港の風に 覚えた 涙と笑い I was born in ナガサキ 母の手や 友と別れ 見知らぬ風に 出会うために この町を 離れた けれど今 振り向けば 遠く離れた都会(まち)で 追いつけぬ夢に 流されるままに 失くしかけてた心 Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける I was born in ナガサキ この町の 夏を告げる サイレンの音 小さな祈り 捧げている 小さな手 I was born in ナガサキ 初恋も 南山手 見下ろす町と シスターの 穏やかな 横顔 忘れない いくつもの そんな場面の中で 気がつけばいつも 私はいつも ひとりではなかった I was born in ナガサキ 春と夏と秋と冬と 喜び悲しみ 今日から明日へ 私は生きている Give me love 私の小さな愛が いつかあなたに届く日が来る Give me love そして手をとりあって 歩き始める 長崎から Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける 終わりのない 坂道を上る 今 長崎から | さだまさし | たかひらゆたか・補作詞:さだまさし | たかひらゆたか・補作曲:さだまさし | 若草恵 | I was born in ナガサキ この町で 生まれて そしていつか 港の風に 覚えた 涙と笑い I was born in ナガサキ 母の手や 友と別れ 見知らぬ風に 出会うために この町を 離れた けれど今 振り向けば 遠く離れた都会(まち)で 追いつけぬ夢に 流されるままに 失くしかけてた心 Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける I was born in ナガサキ この町の 夏を告げる サイレンの音 小さな祈り 捧げている 小さな手 I was born in ナガサキ 初恋も 南山手 見下ろす町と シスターの 穏やかな 横顔 忘れない いくつもの そんな場面の中で 気がつけばいつも 私はいつも ひとりではなかった I was born in ナガサキ 春と夏と秋と冬と 喜び悲しみ 今日から明日へ 私は生きている Give me love 私の小さな愛が いつかあなたに届く日が来る Give me love そして手をとりあって 歩き始める 長崎から Give me love あなたの愛を下さい 故郷に似た大きな愛を Give me love 私は力の限り あなたの為に歌いつづける 終わりのない 坂道を上る 今 長崎から |
長崎小夜曲疲れた時には 帰っておいで 都会で溺れた やさしい鴎 ため息は終着駅の 改札口で預けておいで 悲しみはいつか 紫陽花の様に おだやかに色を 変えてゆくはず 西風にのせて 唄ってごらん この町の黄昏は とてもやさしい NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 傷口は多分 坂道みたいさ 登りにするか 下りにするか あした決めよう 愛の重さや 夢の値段を 数える程に 寂しい時は 石畳と教会の屋根を すり抜けて丘へ上がってごらん 宝石箱に 身を投げた様な 港の夜を 抱きしめてごらん 大空に深く 横たわる川が この町に注ぎ込んで 光る海になる NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 傷口はすべて 坂道づたいに あしたの朝 晴れた海に 流してしまおう NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | 疲れた時には 帰っておいで 都会で溺れた やさしい鴎 ため息は終着駅の 改札口で預けておいで 悲しみはいつか 紫陽花の様に おだやかに色を 変えてゆくはず 西風にのせて 唄ってごらん この町の黄昏は とてもやさしい NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 傷口は多分 坂道みたいさ 登りにするか 下りにするか あした決めよう 愛の重さや 夢の値段を 数える程に 寂しい時は 石畳と教会の屋根を すり抜けて丘へ上がってごらん 宝石箱に 身を投げた様な 港の夜を 抱きしめてごらん 大空に深く 横たわる川が この町に注ぎ込んで 光る海になる NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 傷口はすべて 坂道づたいに あしたの朝 晴れた海に 流してしまおう NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎 |
長崎の空海風に乗せて汽笛が聞こえた 遠くで鐘の音が雲に消えた 君と出会ったあの夏の日も 滲むような虹色の夕暮れだった 遙かに時は 過ぎても あの夏の祈り 忘れない 未来へ未来へ 想い伝えて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 また会えるよね 坂道の途中で君が手を振る あの山の向こうに明日が見える 君の歌声は 届いただろう 長崎の空から 世界の空へ いつか生命は 尽きても あの夏の祈り 忘れない 笑顔へ笑顔へ 伝え続けて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 帰っておいで 長崎 長崎 歌をありがとう 長崎 長崎 愛をありがとう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 海風に乗せて汽笛が聞こえた 遠くで鐘の音が雲に消えた 君と出会ったあの夏の日も 滲むような虹色の夕暮れだった 遙かに時は 過ぎても あの夏の祈り 忘れない 未来へ未来へ 想い伝えて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 また会えるよね 坂道の途中で君が手を振る あの山の向こうに明日が見える 君の歌声は 届いただろう 長崎の空から 世界の空へ いつか生命は 尽きても あの夏の祈り 忘れない 笑顔へ笑顔へ 伝え続けて 長崎 長崎 いつか必ず 長崎 長崎 帰っておいで 長崎 長崎 歌をありがとう 長崎 長崎 愛をありがとう |
長崎BREEZE路面電車の窓から 想い出が風の様に おだやかに吹いてくる 海風を孕んだ あじさい色の空 君を愛して過ごしたこの町 停車場を幾つか数えて やがてゆるやかなカーブ かすかに車輪が軋んで 気づかぬうちにポイントを乗り換えていた あの時もあとで乗り違えたことに気づいた 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた 沖をゆく船の窓のきらめきに 軽いめまいを感じ 最后の言葉をききとれなかった 待たせるのはいつでも僕で 南山手坂の途中 赤煉瓦の小さな店 ステンドグラスの窓辺で君はいつも微笑んだ 来ると信じた人を待つなら辛くないわ お互いの愛の形が 本当は初めから少しだけ違っていたんだろう 丁度子供がシャツの釦のひとつ目を違えて 最后になって気づく様にね 長崎BREEZE 待ち疲れるなんて 長崎BREEZE 思いもしなかった 喜びと悲しみは隣あわせ 愛と憎しみは背中あわせ そんなことにも気づかずにいたあの頃 長崎BREEZE 過ぎ去った季節は 長崎BREEZE 全てが美しい 君に良く似た子供の手を引いた 君に良く似たひとと 坂道で今すれ違った 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 路面電車の窓から 想い出が風の様に おだやかに吹いてくる 海風を孕んだ あじさい色の空 君を愛して過ごしたこの町 停車場を幾つか数えて やがてゆるやかなカーブ かすかに車輪が軋んで 気づかぬうちにポイントを乗り換えていた あの時もあとで乗り違えたことに気づいた 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた 沖をゆく船の窓のきらめきに 軽いめまいを感じ 最后の言葉をききとれなかった 待たせるのはいつでも僕で 南山手坂の途中 赤煉瓦の小さな店 ステンドグラスの窓辺で君はいつも微笑んだ 来ると信じた人を待つなら辛くないわ お互いの愛の形が 本当は初めから少しだけ違っていたんだろう 丁度子供がシャツの釦のひとつ目を違えて 最后になって気づく様にね 長崎BREEZE 待ち疲れるなんて 長崎BREEZE 思いもしなかった 喜びと悲しみは隣あわせ 愛と憎しみは背中あわせ そんなことにも気づかずにいたあの頃 長崎BREEZE 過ぎ去った季節は 長崎BREEZE 全てが美しい 君に良く似た子供の手を引いた 君に良く似たひとと 坂道で今すれ違った 長崎BREEZE 優しすぎる風が 長崎BREEZE あの日も吹いていた |
渚にて −センチメンタル・フェスティバル−君は知らぬ間に ベッドから脱け出して 庭づたいに浜辺 素足で歩いてる 長い黒髪は 逆光線に透けて 白いえりあしは 銀色に揺れている 思い出を拾い集める様に 寄せて返す 波を数えているね 僕の愛なら 君が踏みしめている 砂粒の数ほど あるというのに つい週末まで 色彩りだったボートが おなかを並べている近くに腰かけて 理由もない不安 悲しみのヒロインに なりたい気分 ひとりきりの青空 君だけの センチメンタル・フェスティバル もうしばらく ひとりにしてあげる 幼かった君が ふと手の届かないくらい まぶしすぎる程 きれいになった 君だけの センチメンタル・フェスティバル もうしばらく ひとりにしてあげる ずっとみつめたい 遠くからでもいい 君の倖せ 守ってあげたい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 君は知らぬ間に ベッドから脱け出して 庭づたいに浜辺 素足で歩いてる 長い黒髪は 逆光線に透けて 白いえりあしは 銀色に揺れている 思い出を拾い集める様に 寄せて返す 波を数えているね 僕の愛なら 君が踏みしめている 砂粒の数ほど あるというのに つい週末まで 色彩りだったボートが おなかを並べている近くに腰かけて 理由もない不安 悲しみのヒロインに なりたい気分 ひとりきりの青空 君だけの センチメンタル・フェスティバル もうしばらく ひとりにしてあげる 幼かった君が ふと手の届かないくらい まぶしすぎる程 きれいになった 君だけの センチメンタル・フェスティバル もうしばらく ひとりにしてあげる ずっとみつめたい 遠くからでもいい 君の倖せ 守ってあげたい |
泣クモヨシ笑フモヨシ ~小サキ歌ノ小屋ヲ建テ~人ハヒトタビ生マレテ生キテ 愛シキ憎キ人ニ会ヒ 老イト病ト闘ヒ生キテ イヅレ死ヌルハ世ノ習ヒ 嗚呼 我哀レノ生業ナル哉 啼イテ血ヲ吐ク不如帰 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ 人ハヒトタビ生マレテ生キテ 色ト欲トニ苛マレ ソレデモ笑フ強サガ欲シイ イヅレ死ヌル日 来ルマデニ 嗚呼 ソレゾレノ 生業アリテ 休ム暇無キ糸車 泣クモヨシ 笑フモヨシト 独リ歌ヘバ 現世ハ捨テタバカリノモノデモナイサ イヅレハ声モ枯レ果テテ 櫻ノ頃ニ 春死ナム オマヘ独リノ為ダケニ 小サキ歌ノ小屋ヲ建テ 愛ノ限リヲ歌ヒタイ オマエ独リノ為ダケニ 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 哀シクモアリ マタ 嬉シクモアリ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 人ハヒトタビ生マレテ生キテ 愛シキ憎キ人ニ会ヒ 老イト病ト闘ヒ生キテ イヅレ死ヌルハ世ノ習ヒ 嗚呼 我哀レノ生業ナル哉 啼イテ血ヲ吐ク不如帰 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ 人ハヒトタビ生マレテ生キテ 色ト欲トニ苛マレ ソレデモ笑フ強サガ欲シイ イヅレ死ヌル日 来ルマデニ 嗚呼 ソレゾレノ 生業アリテ 休ム暇無キ糸車 泣クモヨシ 笑フモヨシト 独リ歌ヘバ 現世ハ捨テタバカリノモノデモナイサ イヅレハ声モ枯レ果テテ 櫻ノ頃ニ 春死ナム オマヘ独リノ為ダケニ 小サキ歌ノ小屋ヲ建テ 愛ノ限リヲ歌ヒタイ オマエ独リノ為ダケニ 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 可笑シクモアリ マタ 哀シクモアリ 泣クモヨシ 笑フモヨシト 歌フコノ身ハ 哀シクモアリ マタ 嬉シクモアリ |
なごり雪汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | さだまさし | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 倉田信雄 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なつかしい海(Returning to the place where I was belong to) 列車のタラップ昇りかけた (My little sea shore) 僕の腕引きとめて 言葉選んで君は さよならを切り出す (Nice to come home) ああ これが最後の見送りになるから 元気でいてくださいだなんて 空はこんなに抜ける様に (MH) 青く拡がってるのに さりげない悲しみ列車に乗せて 懐しい海に帰ろう 愛の腕の中は時が止まってみえる 気がつけばいつでも年老いた『浦島』 ああ ひと駅過ぎる毎に 君が遠ざかって昨日に とけてゆく 列車の窓の向う側に (MH) 懐しい海がみえたら 君に似合った白い波が (MH) 近くに見えたならば 約束を守ろう 思い出をみんな 紙吹雪にして 飛ばそう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | (Returning to the place where I was belong to) 列車のタラップ昇りかけた (My little sea shore) 僕の腕引きとめて 言葉選んで君は さよならを切り出す (Nice to come home) ああ これが最後の見送りになるから 元気でいてくださいだなんて 空はこんなに抜ける様に (MH) 青く拡がってるのに さりげない悲しみ列車に乗せて 懐しい海に帰ろう 愛の腕の中は時が止まってみえる 気がつけばいつでも年老いた『浦島』 ああ ひと駅過ぎる毎に 君が遠ざかって昨日に とけてゆく 列車の窓の向う側に (MH) 懐しい海がみえたら 君に似合った白い波が (MH) 近くに見えたならば 約束を守ろう 思い出をみんな 紙吹雪にして 飛ばそう |
なつかしい未来桜雨の中で ふたりきりで見上げたでしょう 大きなあの木はもうここには 居ないけれどあなたはそばに居てくれる 子供の頃からね ずっと夢見た温かな笑顔は あなたの心に棲んでいた なつかしい未来に やっとたどり着くことができたよ これからは僕があなたを 護る大きな木に育ちましょう 遠すぎたしあわせまで もう少し辿りましょう この道を 煌めく花びらが 吹雪のように日差しに舞い 大空に散りばめられてゆく こうして今年の桜が去って行くのです 子供の頃からね ずっと心で聴いたメロディーは あなたの言葉に棲んでいた なつかしい未来に 巡り会えたから生まれ変われる これからはあなたを歌う 小さな歌になりましょう 遠すぎた幸せまで もう少し辿りましょう 未来へ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 桜雨の中で ふたりきりで見上げたでしょう 大きなあの木はもうここには 居ないけれどあなたはそばに居てくれる 子供の頃からね ずっと夢見た温かな笑顔は あなたの心に棲んでいた なつかしい未来に やっとたどり着くことができたよ これからは僕があなたを 護る大きな木に育ちましょう 遠すぎたしあわせまで もう少し辿りましょう この道を 煌めく花びらが 吹雪のように日差しに舞い 大空に散りばめられてゆく こうして今年の桜が去って行くのです 子供の頃からね ずっと心で聴いたメロディーは あなたの言葉に棲んでいた なつかしい未来に 巡り会えたから生まれ変われる これからはあなたを歌う 小さな歌になりましょう 遠すぎた幸せまで もう少し辿りましょう 未来へ |
夏は来ぬ卯の花のにおう垣根に 時鳥 早も来なきて 忍音もらす 夏は来ぬ さみだれのそそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 橘のかおるのきばの 窓近く 螢とびかい おこたり諌むる 夏は来ぬ 棟ちる川べの宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ さつきやみ 螢とびかい 水鶏なき 卯の花さきて 早苗植えわたす 夏は来ぬ | さだまさし | 佐佐木信綱 | 小山作之助 | 渡辺俊幸 | 卯の花のにおう垣根に 時鳥 早も来なきて 忍音もらす 夏は来ぬ さみだれのそそぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 橘のかおるのきばの 窓近く 螢とびかい おこたり諌むる 夏は来ぬ 棟ちる川べの宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ さつきやみ 螢とびかい 水鶏なき 卯の花さきて 早苗植えわたす 夏は来ぬ |
何もなかった村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない 昔 戦があった時 花は一度枯れたけど 今は見渡すかぎり赤い絨毯のように 何もなかったかのように咲いてる そう何もなかったかのように 人は皆 花の美しさに酔い かなしい時代は忘れたようだ 父を母を兄を友を失ったあの戦や 最後に全て焼き尽くしたあの光さえも 何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった 村の入り口には小さな石の仏が立ってる 昔からある仏の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない 忘れてはいけない事と忘れてもかまわない事の 境目でいつもうろたえている 大切な事ほど忘れ 忘れたい事ほど忘れられない 花の色はいつか移ろう 楽しい時ほど早く過ぎゆく 父を母を兄を友を奪われたあの時 さしのべられた誰かの手の温もりでさえも 何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった 村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない 昔 戦があった時 花は一度枯れたけど 今は見渡すかぎり赤い絨毯のように 何もなかったかのように咲いてる そう何もなかったかのように 人は皆 花の美しさに酔い かなしい時代は忘れたようだ 父を母を兄を友を失ったあの戦や 最後に全て焼き尽くしたあの光さえも 何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった 村の入り口には小さな石の仏が立ってる 昔からある仏の名前は知らない 今は誰も憶えてなどいないんだ もう今は誰も知らない 忘れてはいけない事と忘れてもかまわない事の 境目でいつもうろたえている 大切な事ほど忘れ 忘れたい事ほど忘れられない 花の色はいつか移ろう 楽しい時ほど早く過ぎゆく 父を母を兄を友を奪われたあの時 さしのべられた誰かの手の温もりでさえも 何もかも綺麗さっぱり 忘れてしまう幸せの中で みんな暮らしてるこの村では あの時何も起きなかった そうつまり 何もなかった 村の入り口には紅い花が咲いてる 昔から咲く本当の名前は知らない |
名もない花むかしあるひとに恋をした とてもかなしい恋だった むかし そのひとが好きだった 花は名もない花だった | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | むかしあるひとに恋をした とてもかなしい恋だった むかし そのひとが好きだった 花は名もない花だった |
なんということもなくなんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ | さだまさし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石川鷹彦 | なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ |
二軍選手スター選手とのトレードで 彼がこの町に来たのは 三年前北風の強く吹く午後だった 合宿所迄の道程を きかれたことから二人の 二流の歌手と投手は友達になった 泥まみれの彼の笑顔が 僕を勇気づけ 僕の歌が 彼の安らぐところとなり ともすればくじけそうな それぞれの 夢という名の自分を支え合っていた そして チャンスは 初め僕に来た オーディションに通ってレコード・デビューが決まった 僕は彼からギターを贈られた 彼は自分の事のように はしゃいだ まるで自分の事のようにね 翌年の春過ぎに 僕はこの町に帰った 僕の歌は少しも 売れはしなかった 彼はまだ二軍(ファーム)に居て 僕をなぐさめるかわりに 泥にまみれたいつもの 笑顔で迎えた 挫けそうな僕のステージの傍らで 時折遠くをみつめる彼がいた ともすれば はじけそうな それぞれの 風船みたいな夢を守ろうとするように やがて チャンスは 次に彼に来た ナイトゲーム先発で彼の名前が呼ばれた プレイボールの声を聞き乍ら僕は まるで自分の事みたいに震えてた そう自分の事のようにね 彼は今スター選手の「恋人」と呼ばれてる バッティングピッチャーとして泥まみれで投げ続けてる 僕は小さな酒場で こうして歌ってる ささやかな物語を誰かに伝えたくて 誰もが夢見るスターのポジションは もう僕らに与えられることはないけど そうして誰の為の道かを教わった今 実は僕らの夢は始まったばかり そうさ 彼は心から野球を愛してる 僕は心から歌を愛してる たとえ泥まみれで捨てられても笑ってみせる たぶん自分の事以上に愛してる そう 自分の事以上にね | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | スター選手とのトレードで 彼がこの町に来たのは 三年前北風の強く吹く午後だった 合宿所迄の道程を きかれたことから二人の 二流の歌手と投手は友達になった 泥まみれの彼の笑顔が 僕を勇気づけ 僕の歌が 彼の安らぐところとなり ともすればくじけそうな それぞれの 夢という名の自分を支え合っていた そして チャンスは 初め僕に来た オーディションに通ってレコード・デビューが決まった 僕は彼からギターを贈られた 彼は自分の事のように はしゃいだ まるで自分の事のようにね 翌年の春過ぎに 僕はこの町に帰った 僕の歌は少しも 売れはしなかった 彼はまだ二軍(ファーム)に居て 僕をなぐさめるかわりに 泥にまみれたいつもの 笑顔で迎えた 挫けそうな僕のステージの傍らで 時折遠くをみつめる彼がいた ともすれば はじけそうな それぞれの 風船みたいな夢を守ろうとするように やがて チャンスは 次に彼に来た ナイトゲーム先発で彼の名前が呼ばれた プレイボールの声を聞き乍ら僕は まるで自分の事みたいに震えてた そう自分の事のようにね 彼は今スター選手の「恋人」と呼ばれてる バッティングピッチャーとして泥まみれで投げ続けてる 僕は小さな酒場で こうして歌ってる ささやかな物語を誰かに伝えたくて 誰もが夢見るスターのポジションは もう僕らに与えられることはないけど そうして誰の為の道かを教わった今 実は僕らの夢は始まったばかり そうさ 彼は心から野球を愛してる 僕は心から歌を愛してる たとえ泥まみれで捨てられても笑ってみせる たぶん自分の事以上に愛してる そう 自分の事以上にね |
虹の木空港の長い回廊を 君の肩さえ抱けずに 途切れ途切れの言葉で 時はゆく 28番ゲート 折りから風に吹かれて散る 虹の木の花びらが まるで遠くで雨の降る如く キラキラと光ってた 「逢わなければ」と僕が 何気なく独白けば 「逢えたから」と君は 小さな声でさえ切り乍ら あふれる涙拭いもせずに それでも眩しそうに笑った そしてお互いが想い出とすれ違うのを みつめあっている 足早に去る僕の背中に君の声「ALOHA MAHALO」 ふり返ればまだ君はそこに居て ちぎれる程 手を振る タべタンタロスの丘でみつめた ホノルル・シティ・ライツそれから 君の髪に咲いたプルメリア 風に揺れる「月下美人草」 そしてミシェルの窓辺に寄り添い 波打際のガス燈みつめ ピアノに乗せて君は歌う様に 僕にさよならと言った 思えば君からは 奪うことばかりで 与えるひとつもない片肺飛行の夢だった だから静かに氷がとけてゆく様に おだやかに疲れたのは君 為す術もなく一輪の花が枯れてゆくのを 見送るのは僕 フリーウェイでふと空を仰げば 君を乗せた飛行機が 丁度真珠湾の蒼い空を ゆっくり横切る処 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 空港の長い回廊を 君の肩さえ抱けずに 途切れ途切れの言葉で 時はゆく 28番ゲート 折りから風に吹かれて散る 虹の木の花びらが まるで遠くで雨の降る如く キラキラと光ってた 「逢わなければ」と僕が 何気なく独白けば 「逢えたから」と君は 小さな声でさえ切り乍ら あふれる涙拭いもせずに それでも眩しそうに笑った そしてお互いが想い出とすれ違うのを みつめあっている 足早に去る僕の背中に君の声「ALOHA MAHALO」 ふり返ればまだ君はそこに居て ちぎれる程 手を振る タべタンタロスの丘でみつめた ホノルル・シティ・ライツそれから 君の髪に咲いたプルメリア 風に揺れる「月下美人草」 そしてミシェルの窓辺に寄り添い 波打際のガス燈みつめ ピアノに乗せて君は歌う様に 僕にさよならと言った 思えば君からは 奪うことばかりで 与えるひとつもない片肺飛行の夢だった だから静かに氷がとけてゆく様に おだやかに疲れたのは君 為す術もなく一輪の花が枯れてゆくのを 見送るのは僕 フリーウェイでふと空を仰げば 君を乗せた飛行機が 丁度真珠湾の蒼い空を ゆっくり横切る処 |
虹~ヒーロー~こんなにも長い間 何故歌って来たのだろう ちいさなしあわせや 伝説の向こう側に 逃げ込むチャンスは いくらもあったのに まだ 歌っている 控室の窓辺の かすみ草の向こうを 君の横顔に よく似た思い出が とおり過ぎてゆく 開演のベルが鳴るまで あと 15分 全てを手に入れたり 全て失くしたり 君までも ひきかえにして 歌い手は虹のように 悲しみの雨の向こうで 咲くものだろうか I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに 時々ふとラジオから 先に逝った友達の なつかしい唄が 流れることがある そうだね永遠に 唄い続ける しあわせ ふしあわせ 誰に負けても構わない 自分には負けられない いつか時が過ぎて 思い出に変わったとき 目をそむけないで いたいだろう 僕はまだ 旅の途中 誰かの心の 扉を叩き続けて 何もかも ひきかえにして 可笑しくって哀しくって 美しき人生 さあ 幕が降りる迄 I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 君の空を ひとときでも 僕の色で 染められたら それでいい Yes, I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | こんなにも長い間 何故歌って来たのだろう ちいさなしあわせや 伝説の向こう側に 逃げ込むチャンスは いくらもあったのに まだ 歌っている 控室の窓辺の かすみ草の向こうを 君の横顔に よく似た思い出が とおり過ぎてゆく 開演のベルが鳴るまで あと 15分 全てを手に入れたり 全て失くしたり 君までも ひきかえにして 歌い手は虹のように 悲しみの雨の向こうで 咲くものだろうか I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに 時々ふとラジオから 先に逝った友達の なつかしい唄が 流れることがある そうだね永遠に 唄い続ける しあわせ ふしあわせ 誰に負けても構わない 自分には負けられない いつか時が過ぎて 思い出に変わったとき 目をそむけないで いたいだろう 僕はまだ 旅の途中 誰かの心の 扉を叩き続けて 何もかも ひきかえにして 可笑しくって哀しくって 美しき人生 さあ 幕が降りる迄 I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 君の空を ひとときでも 僕の色で 染められたら それでいい Yes, I'm a singer 虹になりたい ひとときのヒーロー 演じてそして I'm a singer 振り返ったら 幻のように 消え去るもの 誰かのしあわせと 入れ違いに |
21世紀の君たちへ ~A Song For Children~寂し過ぎて 涙が出たり なにもかもに 疲れ果てたり そんな時は 誰にでもあるけれど 掌にひろげた 私の小さな生命(いのち)は どんなに小さくても この世にたったひとつ ひとり ひとり 地球(ほし)を選んで ひとり ひとり 生まれて生きて めぐり逢って 愛し合うその奇跡 時空(とき)を超えた愛で 誰もが繋がっているよ 生命と夢を のせた舟を「未来」と呼ぼう そう 泣きながら 歩く時も 夢だけは 離さない 許しあえる 信じあえる 愛しあえる「勇気」が欲しい 強い夢ならば いつか必ず叶うよ 「しあわせになろう」と 声を合わせて歌おう 強い夢ならば いつか必ず叶うよ 「しあわせになろう」と 声を合わせて歌おう 掌にひろげた 私の小さな生命は どんなに小さくても この世にたったひとつ この世にたったひとつ この世にたったひとつ | さだまさし | スティーヴィー・ワンダー、日本語詞:さだまさし | スティーヴィー・ワンダー | 渡辺俊幸 | 寂し過ぎて 涙が出たり なにもかもに 疲れ果てたり そんな時は 誰にでもあるけれど 掌にひろげた 私の小さな生命(いのち)は どんなに小さくても この世にたったひとつ ひとり ひとり 地球(ほし)を選んで ひとり ひとり 生まれて生きて めぐり逢って 愛し合うその奇跡 時空(とき)を超えた愛で 誰もが繋がっているよ 生命と夢を のせた舟を「未来」と呼ぼう そう 泣きながら 歩く時も 夢だけは 離さない 許しあえる 信じあえる 愛しあえる「勇気」が欲しい 強い夢ならば いつか必ず叶うよ 「しあわせになろう」と 声を合わせて歌おう 強い夢ならば いつか必ず叶うよ 「しあわせになろう」と 声を合わせて歌おう 掌にひろげた 私の小さな生命は どんなに小さくても この世にたったひとつ この世にたったひとつ この世にたったひとつ |
二千一夜君と出会って 僕は変わった ありふれた言葉かも知れないけど 信じ続ける 与え続ける そして待ち続ける愛を教わった 5cm程沈んで暮らしていた 目の前の悲しみが道をふさいでた 消えた夢の数を数えるくらいなら もっと沢山の夢を見てやればいい 君が与えてくれた愛は限りなく つまり僕の君への愛も限りなく 約束したね たとえどんなに 二人遠く離れてしまっても 僕はいつでも 君を想って 必ず何処かで 歌っていると あれからもう幾度目の夜を過ごし 幾度目の朝を迎えたことだろう たとえ何度君に出会ったとしても 僕はその度君に恋するだろう もしもこのまま君と会えなくなっても 死ぬまで君を信じてるだろう 約束を忘れない 少しも変わらない 二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する 二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する 二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない) 二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない) | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | 君と出会って 僕は変わった ありふれた言葉かも知れないけど 信じ続ける 与え続ける そして待ち続ける愛を教わった 5cm程沈んで暮らしていた 目の前の悲しみが道をふさいでた 消えた夢の数を数えるくらいなら もっと沢山の夢を見てやればいい 君が与えてくれた愛は限りなく つまり僕の君への愛も限りなく 約束したね たとえどんなに 二人遠く離れてしまっても 僕はいつでも 君を想って 必ず何処かで 歌っていると あれからもう幾度目の夜を過ごし 幾度目の朝を迎えたことだろう たとえ何度君に出会ったとしても 僕はその度君に恋するだろう もしもこのまま君と会えなくなっても 死ぬまで君を信じてるだろう 約束を忘れない 少しも変わらない 二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する 二千一夜 過ごす間に 二千一度 君に恋する 二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない) 二千一夜 過ごす間に (約束を忘れない) 二千一度 君に恋する (少しも 変わらない) |
にゃんぱく宣言お前 俺の飼い主ならば 俺の身体 俺より管理しろ 家の外に出してはいけない 飼えない数を 飼ってはいけない 忘れてくれるな 俺の頼れる飼い主は 生涯お前ただ一人 ら~ら ら~ら にゃ~ にゃ~にゃ にゃ~にゃ にゃ~ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | | お前 俺の飼い主ならば 俺の身体 俺より管理しろ 家の外に出してはいけない 飼えない数を 飼ってはいけない 忘れてくれるな 俺の頼れる飼い主は 生涯お前ただ一人 ら~ら ら~ら にゃ~ にゃ~にゃ にゃ~にゃ にゃ~ |
理想郷(ニライカナイ)海原 静かに 全てを抱いて 水鳥 願いを 竜宮に伝えよ 悲しみは何処から来るのか 喜びは何処へと去るのか 教えてよ 遥かなる 海の涯て理想郷(ニライカナイ) 在るという 青空よ 幻でかまわない 写せよ 陽差しに デイゴの 花咲き 輝く 神々 何故 生命を たまうや 花は花の悲しみあるのか 人は人の悲しみあるように 教えてよ 遥かなる 海の涯て理想郷(ニライカナイ) 在るという 青空よ 幻でかまわない 写せよ いつの日か ささやかな この願いよ 届けよ いつまでも あの人を 守りたまえ いつまでも | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | 海原 静かに 全てを抱いて 水鳥 願いを 竜宮に伝えよ 悲しみは何処から来るのか 喜びは何処へと去るのか 教えてよ 遥かなる 海の涯て理想郷(ニライカナイ) 在るという 青空よ 幻でかまわない 写せよ 陽差しに デイゴの 花咲き 輝く 神々 何故 生命を たまうや 花は花の悲しみあるのか 人は人の悲しみあるように 教えてよ 遥かなる 海の涯て理想郷(ニライカナイ) 在るという 青空よ 幻でかまわない 写せよ いつの日か ささやかな この願いよ 届けよ いつまでも あの人を 守りたまえ いつまでも |
ぬけみちあなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう あなたのくれたぬけみちを 守ってそっと帰る道 翡翠 蛍 糸蜻蛉 夏の宵なら逃されましょう どうぞ秋風立ちませぬよう 野分にあの道閉じませぬよう あなたの心が逃げませぬよう 不意にあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちの 向こうに春が来ますよう 林檎 凩 虎落笛 冬の夜には 胸騒ぎます どうぞ雪道吹雪きませぬよう 氷にあの道閉じませぬよう あなたの心が凍えませぬよう どうかあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう あなたのくれたぬけみちを 守ってそっと帰る道 翡翠 蛍 糸蜻蛉 夏の宵なら逃されましょう どうぞ秋風立ちませぬよう 野分にあの道閉じませぬよう あなたの心が逃げませぬよう 不意にあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちの 向こうに春が来ますよう 林檎 凩 虎落笛 冬の夜には 胸騒ぎます どうぞ雪道吹雪きませぬよう 氷にあの道閉じませぬよう あなたの心が凍えませぬよう どうかあなたが消えませぬよう あなたのくれたぬけみちを くぐってそっと会いにゆく 蓮華 菜の花 散る桜 花の頃なら許されましょう |
ねこ背のたぬきねこ背のたぬきがね ………。 おこぜのサシミをね 買って帰ったってサ ねこ背のたぬきは 酒の肴に かなりうるさい ねこ背のたぬきがね ………。 おこぜのサシミをね 帰って喰ったら あたったってサ ねこ背のたぬきは ねこ背のたぬきは けっこう さびしい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 内気なたぬきバンド | ねこ背のたぬきがね ………。 おこぜのサシミをね 買って帰ったってサ ねこ背のたぬきは 酒の肴に かなりうるさい ねこ背のたぬきがね ………。 おこぜのサシミをね 帰って喰ったら あたったってサ ねこ背のたぬきは ねこ背のたぬきは けっこう さびしい |
猫に鈴そんな笑顔で 僕を見ないで これ以上夢中にさせてどうするの 知ってるつもり 君は遠い人 友達で かまわないと言いきかせて 来たけれど 仲間の噂じゃ君は 誰にもつかまらないって 抱きしめたつもりでいても もう何処かにいるらしい (テレポーテーション テレポーテーション) 描の首に鈴をつける そんな感じでみんな おそるおそる君のこと 様子をうかがっている (フラストレーション フラストレーション) いつでもスキなど見せない でもお高い訳じゃない 途方に暮れてたある日 君から声かけられた 「今度ゆっくり 会いたいわ」 さすがに耳を疑ったさ 何がおきたのかと ストップモーション いつもの笑顔で君は 僕をじっと見つめて あなたの噂教えるわと いきなりきり出した (イントロダクション イントロダクション) 誰にもつかまらないって みんなが言ってるわ あんな笑顔で私を 見つめるのは何故なの (インスピレーション インスピレーション) いつでもスキなど見せない でもお高い訳じゃない 途方に暮れたの私 だから実は今日 「猫に鈴を つけに来たのよ」 さすがに耳を疑ったさ それじゃあべこべだ ストップモーション そんな笑顔で 僕を見つめて これ以上夢中にさせてどうするの 知ってるつもり 二匹の猫は 時々は爪をたてたりするけれど そばに居る いつでも そばに居る | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | そんな笑顔で 僕を見ないで これ以上夢中にさせてどうするの 知ってるつもり 君は遠い人 友達で かまわないと言いきかせて 来たけれど 仲間の噂じゃ君は 誰にもつかまらないって 抱きしめたつもりでいても もう何処かにいるらしい (テレポーテーション テレポーテーション) 描の首に鈴をつける そんな感じでみんな おそるおそる君のこと 様子をうかがっている (フラストレーション フラストレーション) いつでもスキなど見せない でもお高い訳じゃない 途方に暮れてたある日 君から声かけられた 「今度ゆっくり 会いたいわ」 さすがに耳を疑ったさ 何がおきたのかと ストップモーション いつもの笑顔で君は 僕をじっと見つめて あなたの噂教えるわと いきなりきり出した (イントロダクション イントロダクション) 誰にもつかまらないって みんなが言ってるわ あんな笑顔で私を 見つめるのは何故なの (インスピレーション インスピレーション) いつでもスキなど見せない でもお高い訳じゃない 途方に暮れたの私 だから実は今日 「猫に鈴を つけに来たのよ」 さすがに耳を疑ったさ それじゃあべこべだ ストップモーション そんな笑顔で 僕を見つめて これ以上夢中にさせてどうするの 知ってるつもり 二匹の猫は 時々は爪をたてたりするけれど そばに居る いつでも そばに居る |
眠れぬ夜たとえ君が目の前に ひざまづいてすべてを 忘れてほしいと 涙流しても 僕は君のところへ 二度とは帰らない あれが愛の日々なら もういらない 愛にしばられて うごけなくなる なにげないことばは 傷つけてゆく 愛のない毎日は 自由な毎日 誰も僕を責めたり できはしないさ それでもいま君が あの扉をあけて 入って来たら 僕には分からない 君のよこを通りぬけ 飛びだしてゆけるか 暗い暗い暗い 闇の中へ 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる | さだまさし | 小田和正 | 小田和正 | 倉田信雄 | たとえ君が目の前に ひざまづいてすべてを 忘れてほしいと 涙流しても 僕は君のところへ 二度とは帰らない あれが愛の日々なら もういらない 愛にしばられて うごけなくなる なにげないことばは 傷つけてゆく 愛のない毎日は 自由な毎日 誰も僕を責めたり できはしないさ それでもいま君が あの扉をあけて 入って来たら 僕には分からない 君のよこを通りぬけ 飛びだしてゆけるか 暗い暗い暗い 闇の中へ 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる 眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる |
夜想曲空に拡がる 銀河の涯てから はるかな風が吹いて来る夜は 子供の頃から 膝を抱えて 降り注ぐ愛の数をかぞえた 父よ母よ友よ 生命をありがとう ささやかな私に勇気をありがとう 小さな星で生まれそこで育ちそこを愛し そうしてあなたに めぐり逢った 存在の全てをかけて 愛しいあなたや あなたのまわりの 全てがしあわせでありますよう 愛しいあなたの 小さな生命を 護りゆくことが私の願い いつもどんな時も 遠く離れようと 時の流れも超えてずっと いつもずっと 春の花も鳥も 夏の風も月の光も みんなあなたの 味方でありますように 私が愛するように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 空に拡がる 銀河の涯てから はるかな風が吹いて来る夜は 子供の頃から 膝を抱えて 降り注ぐ愛の数をかぞえた 父よ母よ友よ 生命をありがとう ささやかな私に勇気をありがとう 小さな星で生まれそこで育ちそこを愛し そうしてあなたに めぐり逢った 存在の全てをかけて 愛しいあなたや あなたのまわりの 全てがしあわせでありますよう 愛しいあなたの 小さな生命を 護りゆくことが私の願い いつもどんな時も 遠く離れようと 時の流れも超えてずっと いつもずっと 春の花も鳥も 夏の風も月の光も みんなあなたの 味方でありますように 私が愛するように |
残したい花について何を残そうかな 今日生きた記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 悔しかったことや 傷ついたことや そんなものは残さない 忘れることにしよう 明日は明日の 私が生まれ 今日とは違う 私を生きる 良いことだけ残そう 嫌なことは置いてこう 下手だけど精一杯 生きているんだから 明日の記憶が あれば良いのにね 準備なんかもゆっくり 出来るんだけどね でも明日の記憶は ない方が良いね がっかりすることは 知らない方が良い 明日は明日の 私が待ってる 今日とは違う 私が待ってる 明日の希望は ときめきだけでいい 大好きなあなたの 笑顔があれば良い 何を歌おうかな 人生の記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 楽しい歌や 切ない歌を 舞台中に広げて 抱きしめたいから 明日は明日の 私が笑い 今日とは違う 私が歌う 何を歌おうかな 今日生きた記念に あなたの笑顔を 忘れないように 何を歌おうかな 人生の記念に 大切なあなたを 忘れないように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 何を残そうかな 今日生きた記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 悔しかったことや 傷ついたことや そんなものは残さない 忘れることにしよう 明日は明日の 私が生まれ 今日とは違う 私を生きる 良いことだけ残そう 嫌なことは置いてこう 下手だけど精一杯 生きているんだから 明日の記憶が あれば良いのにね 準備なんかもゆっくり 出来るんだけどね でも明日の記憶は ない方が良いね がっかりすることは 知らない方が良い 明日は明日の 私が待ってる 今日とは違う 私が待ってる 明日の希望は ときめきだけでいい 大好きなあなたの 笑顔があれば良い 何を歌おうかな 人生の記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 楽しい歌や 切ない歌を 舞台中に広げて 抱きしめたいから 明日は明日の 私が笑い 今日とは違う 私が歌う 何を歌おうかな 今日生きた記念に あなたの笑顔を 忘れないように 何を歌おうかな 人生の記念に 大切なあなたを 忘れないように |
破いつまでもあなたのものでいると 一体誰が約束したの 突っ張って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. It's my way 振り向けば誰もが皆 つもる 想い出に引き止められるけど 振り切って Far away 降りしきる雨に Get away 傘もささないまま Run away. to my way そんなに驚かないで 心は移ろい易い 教えてくれた人は あなたのはずでしょう 背中でドアの悲鳴を聞きながら いつまでも あなたのものでいたい どこかで誰か 叫んでるけど 聞こえないわ Far away サヨナラ 掌に拡げるている想い出 処々が破れている 突っ張って Far away 傷ついたまま Get away それはお互いよね Run away. It's my way あんなに冷たい顔で 知らない人見るように 氷の心のふり 私をみつめて 答えを私に出させた ずるい いつまでも 私のままでいたい だから もう振り向きはしないわ 振っ切って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. to my way 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away Run away 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away サヨナラ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | いつまでもあなたのものでいると 一体誰が約束したの 突っ張って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. It's my way 振り向けば誰もが皆 つもる 想い出に引き止められるけど 振り切って Far away 降りしきる雨に Get away 傘もささないまま Run away. to my way そんなに驚かないで 心は移ろい易い 教えてくれた人は あなたのはずでしょう 背中でドアの悲鳴を聞きながら いつまでも あなたのものでいたい どこかで誰か 叫んでるけど 聞こえないわ Far away サヨナラ 掌に拡げるている想い出 処々が破れている 突っ張って Far away 傷ついたまま Get away それはお互いよね Run away. It's my way あんなに冷たい顔で 知らない人見るように 氷の心のふり 私をみつめて 答えを私に出させた ずるい いつまでも 私のままでいたい だから もう振り向きはしないわ 振っ切って Far away これでお別れです Get away 夢から醒めて Run away. to my way 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away Run away 突っ張って Far away Get away 突っ張って Far away サヨナラ |
白雨テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように君の靴を白く染めた 言いにくそうにうつむいて 振り返りもせず 傘も差さず駆けだしたね さよならくらい言って欲しかったな 振り向いたら孤独で 背伸びしすぎた赤いダリアに 降りしきる夕立が心に痛い 君が落としていった 一緒に選んだイヤリングは そうか忘れたんじゃなくて捨ててったんだね 嫌われてしまう方が 忘れられるより 少し楽だと 今気づいたよ さよならくらい言いたかったな テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように思い出を染めてゆく | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように君の靴を白く染めた 言いにくそうにうつむいて 振り返りもせず 傘も差さず駆けだしたね さよならくらい言って欲しかったな 振り向いたら孤独で 背伸びしすぎた赤いダリアに 降りしきる夕立が心に痛い 君が落としていった 一緒に選んだイヤリングは そうか忘れたんじゃなくて捨ててったんだね 嫌われてしまう方が 忘れられるより 少し楽だと 今気づいたよ さよならくらい言いたかったな テニスコートのフェンスに 背伸びするようなクレマティスの 花の向こうを君が遠ざかってゆくよ 不意に降り出した雨が まるで丁度ソーダ水の シトロンのように思い出を染めてゆく |
白鯨俺の中で 誰かが 叫んでいる どんなことが 起こったって 忘れるなと 呼んでる お前との愛の為に 何を捨ててもいいはずなのに 目を醒まして 此処へ来いと 誰かが叫ぶ あゝ おそらく 誰でも 胸の中に大きな海が 広がってる そしてその海には 荒波をけたてながら 夢の化身にも似た 巨大な魚が棲み 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない 俺の中で そいつが 叫んでいる 負けるものと 思ったって かかって来いと 叫ぶ お前ならわかってくれる きっとわかってくれている 俺がいつか 小さな舟 漕ぎ出すことを あゝ おそらく そうして 俺は波に 呑まれてしまうとわかってる 仲間などいらない 独りきりで向ってゆく 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない あゝ おそらく 誰でも 胸の中の 大きな 海と 闘ってる 荒波をけたてている 巨大な背中を見ている 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 俺の中で 誰かが 叫んでいる どんなことが 起こったって 忘れるなと 呼んでる お前との愛の為に 何を捨ててもいいはずなのに 目を醒まして 此処へ来いと 誰かが叫ぶ あゝ おそらく 誰でも 胸の中に大きな海が 広がってる そしてその海には 荒波をけたてながら 夢の化身にも似た 巨大な魚が棲み 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない 俺の中で そいつが 叫んでいる 負けるものと 思ったって かかって来いと 叫ぶ お前ならわかってくれる きっとわかってくれている 俺がいつか 小さな舟 漕ぎ出すことを あゝ おそらく そうして 俺は波に 呑まれてしまうとわかってる 仲間などいらない 独りきりで向ってゆく 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う もう 待ち切れない あゝ おそらく 誰でも 胸の中の 大きな 海と 闘ってる 荒波をけたてている 巨大な背中を見ている 夢の化身にも似た 巨大な魚がいて 男たちを誘う 此処へ来いと誘う |
白秋歌探してる 言葉を探してる あなたに伝えたい言葉を 「恋」では軽い 「愛」でも足りない 想いの深さを言葉に出来ない 秋の花が咲く前に 伝えたいこの心 ただ背筋を伸ばして 好きだと告げようか 祈ってる 自分に祈ってる あなたに相応しいかどうか 「希望」では遠く 「夢」では儚い 想いの深さを言葉に出来ない 秋の花が散る前に 伝えたいこの心 ただ不器用に一途に 好きだと言えば良い ただひたむきにあなたが 好きだと言えば良い | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 探してる 言葉を探してる あなたに伝えたい言葉を 「恋」では軽い 「愛」でも足りない 想いの深さを言葉に出来ない 秋の花が咲く前に 伝えたいこの心 ただ背筋を伸ばして 好きだと告げようか 祈ってる 自分に祈ってる あなたに相応しいかどうか 「希望」では遠く 「夢」では儚い 想いの深さを言葉に出来ない 秋の花が散る前に 伝えたいこの心 ただ不器用に一途に 好きだと言えば良い ただひたむきにあなたが 好きだと言えば良い |
博物館ひとつ目の部屋には 手首の傷が置いてある 若い頃に失くした 愛の形見として ふたつ目の部屋には 言葉を全部閉じ込めた 他人の心を いくつか殺した償いに 涙の数だけ 部屋を増やして 怒りの数だけ ドアを叩いて 流れゆく時のほとりで 哀しみ数え乍ら 思い出にするには 余りに重すぎるものや 忘れ去ってゆく程に 軽くもないものたち みっつ目の部屋には 失くした人の面影を 美術館のように 静かに並べてある よっつ目の部屋からは 明るい色で重ねたい あざなう縄の様に 幸せちりばめたい らせん階段昇り続けて 喜び悲しみ まわりつづけて 流れゆく時のほとりで せめて上を向いて そして最后の部屋は お前の為にあけてある 寂しいばかりでない 人生生きた証に 生きた証に | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | ひとつ目の部屋には 手首の傷が置いてある 若い頃に失くした 愛の形見として ふたつ目の部屋には 言葉を全部閉じ込めた 他人の心を いくつか殺した償いに 涙の数だけ 部屋を増やして 怒りの数だけ ドアを叩いて 流れゆく時のほとりで 哀しみ数え乍ら 思い出にするには 余りに重すぎるものや 忘れ去ってゆく程に 軽くもないものたち みっつ目の部屋には 失くした人の面影を 美術館のように 静かに並べてある よっつ目の部屋からは 明るい色で重ねたい あざなう縄の様に 幸せちりばめたい らせん階段昇り続けて 喜び悲しみ まわりつづけて 流れゆく時のほとりで せめて上を向いて そして最后の部屋は お前の為にあけてある 寂しいばかりでない 人生生きた証に 生きた証に |
鉢植えの子供愛してください愛してくださいと 声も出さずに叫んでいる 子供達 棘だらけで小さく 小さくうずくまって 鉢植えの茨の木のような 子供達 心を携帯メールに閉じこめて 叫ぶように打ち続けている 子供達 聞いてない歌で両耳を塞ぎながら 寂しさに必死で耐えている 子供達 大人達は別の花ざかり 季節を忘れた花祭り まるで自分が大人になった それに気がつかない振りをして 何かから逃げだすように 目を閉ざす 見つめてください見つめてくださいと ついこの間自分も叫んでいたでしょう 何も言わずに抱きしめて いつもお前の味方だと たとえどんなことがあろうと お前を護ってやると 必ず今日の夜には伝えよう 明日広い森へ帰ろう子供達と 鉢植えから一緒に抜け出して 次の季節が見える高い丘の上で 愛していると伝えよう 子供達に OH | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 愛してください愛してくださいと 声も出さずに叫んでいる 子供達 棘だらけで小さく 小さくうずくまって 鉢植えの茨の木のような 子供達 心を携帯メールに閉じこめて 叫ぶように打ち続けている 子供達 聞いてない歌で両耳を塞ぎながら 寂しさに必死で耐えている 子供達 大人達は別の花ざかり 季節を忘れた花祭り まるで自分が大人になった それに気がつかない振りをして 何かから逃げだすように 目を閉ざす 見つめてください見つめてくださいと ついこの間自分も叫んでいたでしょう 何も言わずに抱きしめて いつもお前の味方だと たとえどんなことがあろうと お前を護ってやると 必ず今日の夜には伝えよう 明日広い森へ帰ろう子供達と 鉢植えから一緒に抜け出して 次の季節が見える高い丘の上で 愛していると伝えよう 子供達に OH |
八月のガーデニア八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU 花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU 花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU |
ハックルベリーの友達Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever ばったり街角で 出っくわした時に がっかりしたんだよ 君の目が曇ってた あんなにキラキラと 輝いてたのに 大人になったと 言い訳はいらない ちょっと待って いつだって僕ら Huckleberry Friends 忘れないで 子供の頃の夢を きっと いつだって僕ら Huckleberry Friends 指切りしたじゃないか Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever すっかり疲れたら こっちへお帰りよ そんなに世の中を つらく思わず もっとときめきなよ ずっと君らしいよ 死ぬまで子供の 心を守ろう ちょっと聞いて いつだって僕ら Huckleberry Friends 冒険旅行へと出かけようよ そうさ いつだって僕ら Huckleberry Friends 元気はいつも味方さ ちょっと待って いつだって僕ら Huckleberry Friends 忘れないで 子供の頃の夢を きっと いつだって僕ら Huckleberry Friends 指切りしたじゃないか Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever ばったり街角で 出っくわした時に がっかりしたんだよ 君の目が曇ってた あんなにキラキラと 輝いてたのに 大人になったと 言い訳はいらない ちょっと待って いつだって僕ら Huckleberry Friends 忘れないで 子供の頃の夢を きっと いつだって僕ら Huckleberry Friends 指切りしたじゃないか Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever すっかり疲れたら こっちへお帰りよ そんなに世の中を つらく思わず もっとときめきなよ ずっと君らしいよ 死ぬまで子供の 心を守ろう ちょっと聞いて いつだって僕ら Huckleberry Friends 冒険旅行へと出かけようよ そうさ いつだって僕ら Huckleberry Friends 元気はいつも味方さ ちょっと待って いつだって僕ら Huckleberry Friends 忘れないで 子供の頃の夢を きっと いつだって僕ら Huckleberry Friends 指切りしたじゃないか Huckleberry Friends Forever Huckleberry Friends Forever |
HAPPY BIRTHDAY誰にだってひとつやふたつ 心に開かずの部屋がある 一生懸命生きているのに 傷を恥じる事などないさ 雨が降る日に気になるものは 雲の大きさばかりだけれど 空の広さに比べれば 別に大した事じゃない だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです おめでとう 幸せなんて言葉もあるが 人それぞれに秤が違う 人は人だしあんたはあんた 別に張り合う事などないさ 雨が降る日は天気が悪い 雲には雲の行先がある 空は確かに広いけれど 心の広さと比べてみるかい だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです おめでとう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 誰にだってひとつやふたつ 心に開かずの部屋がある 一生懸命生きているのに 傷を恥じる事などないさ 雨が降る日に気になるものは 雲の大きさばかりだけれど 空の広さに比べれば 別に大した事じゃない だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです おめでとう 幸せなんて言葉もあるが 人それぞれに秤が違う 人は人だしあんたはあんた 別に張り合う事などないさ 雨が降る日は天気が悪い 雲には雲の行先がある 空は確かに広いけれど 心の広さと比べてみるかい だからHAPPY BIRTHDAY HAPPY BIRTHDAY 昨日迄の君は死にました おめでとう おめでとう 明日からの君の方が僕は好きです おめでとう |
初恋通学バスが止まる坂道を少し降りたら 小さな公園があったでしょう あの頃の私はあなたに声もかけられず そこであなたの通るのを見てた 好きとつぶやくだけで 胸が張り裂けそうで 大きな桜の樹に そっと ささやいてた あの人よ あの人よ 誰かにもらったあなたの写真に 音もなく 降りしきった 桜の花 花 花びら 初恋はそうして季節の花とともに いつしか消えてしまったけど つらい時も私のこの胸の中で咲いて 時折悲しみを支えてくれた あなたは何も知らずに 何処かで幸せですか 大きな桜の樹は 今年 公園と一緒に消えたけど あなたの写真の中では今も その腕をひろげて 桜の花 花 咲いてる あなたの写真の中では今も 音もなく 降りしきる 桜の花 花 花びら | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 通学バスが止まる坂道を少し降りたら 小さな公園があったでしょう あの頃の私はあなたに声もかけられず そこであなたの通るのを見てた 好きとつぶやくだけで 胸が張り裂けそうで 大きな桜の樹に そっと ささやいてた あの人よ あの人よ 誰かにもらったあなたの写真に 音もなく 降りしきった 桜の花 花 花びら 初恋はそうして季節の花とともに いつしか消えてしまったけど つらい時も私のこの胸の中で咲いて 時折悲しみを支えてくれた あなたは何も知らずに 何処かで幸せですか 大きな桜の樹は 今年 公園と一緒に消えたけど あなたの写真の中では今も その腕をひろげて 桜の花 花 咲いてる あなたの写真の中では今も 音もなく 降りしきる 桜の花 花 花びら |
初雪の頃初雪の頃 郷里を離れて あれから二つほど 季節が過ぎました 元気ですか こちらは無事に生きてます 駅を出る時 紙袋には はちきれんばかりの 野心や夢や希望詰め込んで 恥ずかしい位 気負ってました 都会はひとが言う程に 怖い処だと思わない ただ 時々電車の窓に写る 疲れた自分に驚いて 案外 都会の魔物の正体は きっとそんなものです 忙しごっこで なかなか休みも言い出しにくくって 帰れないでいます そうだありがとう 昨日小包が着きました 友達がみな 優しすぎから 時折自分がふと 相手にされてないって気がしたり 勿論甘えだと解っています 実は一度だけ 自分に疲れて あの改札口まで 帰ったことがあるけれど その日 忘れ雪にひきとめられて 辛いことは書きません みんな過ぎゆくことですから ただ時々具合の悪い時に すこし不安になるくらい 毎日魔物を笑わせる為に 元気出しています そういう訳です 少しは自信もついて来ましたから 必ず胸を張って帰ります きっと初雪の降る前に そう初雪の降る前に | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | 初雪の頃 郷里を離れて あれから二つほど 季節が過ぎました 元気ですか こちらは無事に生きてます 駅を出る時 紙袋には はちきれんばかりの 野心や夢や希望詰め込んで 恥ずかしい位 気負ってました 都会はひとが言う程に 怖い処だと思わない ただ 時々電車の窓に写る 疲れた自分に驚いて 案外 都会の魔物の正体は きっとそんなものです 忙しごっこで なかなか休みも言い出しにくくって 帰れないでいます そうだありがとう 昨日小包が着きました 友達がみな 優しすぎから 時折自分がふと 相手にされてないって気がしたり 勿論甘えだと解っています 実は一度だけ 自分に疲れて あの改札口まで 帰ったことがあるけれど その日 忘れ雪にひきとめられて 辛いことは書きません みんな過ぎゆくことですから ただ時々具合の悪い時に すこし不安になるくらい 毎日魔物を笑わせる為に 元気出しています そういう訳です 少しは自信もついて来ましたから 必ず胸を張って帰ります きっと初雪の降る前に そう初雪の降る前に |
はてしない恋の歌あの夏の終わりの恋は 時をこえてまだ胸に咲く 散ることを忘れた花よ 君の名は はてしない恋の歌 窓辺に嘘を飾り 君の名前を隠す 滲むように痛むように いとしいよ 君の面影だけを 息をころして呼べば 風のように夢のように 夜はふけてゆくよ 暖炉で嘘を燃やし 忘れたふりで過ごす 忍ぶように祈るように いとしいよ 君の面影だけが 永遠の向こう側 来ない春を待ち続けて 時は過ぎてゆくよ あの夏の終わりの恋は 時をこえてまだ胸に咲く 散ることを忘れた花よ 君の名は はてしない恋の歌 | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 倉田信雄 | あの夏の終わりの恋は 時をこえてまだ胸に咲く 散ることを忘れた花よ 君の名は はてしない恋の歌 窓辺に嘘を飾り 君の名前を隠す 滲むように痛むように いとしいよ 君の面影だけを 息をころして呼べば 風のように夢のように 夜はふけてゆくよ 暖炉で嘘を燃やし 忘れたふりで過ごす 忍ぶように祈るように いとしいよ 君の面影だけが 永遠の向こう側 来ない春を待ち続けて 時は過ぎてゆくよ あの夏の終わりの恋は 時をこえてまだ胸に咲く 散ることを忘れた花よ 君の名は はてしない恋の歌 |