旅愁由紀さおり・安田祥子 | 由紀さおり・安田祥子 | 犬童球渓 | オードウェイ | 美野春樹 | 更けゆく秋の夜(よ) 旅の空の わびしき思いに ひとりなやむ 恋しやふるさと なつかし父母 夢路(ゆめじ)にたどるは 故郷(さと)の家路(いえじ) 更けゆく秋の夜 旅の空の わびしき思いに ひとりなやむ 窓うつ嵐(あらし)に 夢もやぶれ はるけき彼方(かなた)に こころ迷(まよ)う 恋しやふるさと なつかし父母 思いに浮かぶは 杜(もり)のこずえ 窓うつ嵐に 夢もやぶれ はるけき彼方に こころ迷う |
椰子の実由紀さおり・安田祥子 | 由紀さおり・安田祥子 | 島崎藤村 | 大中寅二 | 美野春樹 | 名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実ひとつ 故郷の 岸を離れて 汝(なれ)はそも 波に幾月 基(もと)の樹は 生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた 渚を枕 ひとり身の 浮寝の旅ぞ 実をとりて 胸にあつれば 新なり 流離の憂 海の日の 沈むを見れば 激(たぎ)り落つ 異郷の涙 思いやる 八重の潮々 いずれの日にか 国に帰らむ |
花くれないに愛きよく佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 阿久悠 | 佐々木秀実 | 美野春樹 | もう一度ふたりで 旅しませんか 美しいあの頃の 心のままで 伝えたい言葉も ためらいがちで くちびるさえも ふれず別れた このわたし連れ去る 勇気がなくて あのひとはずいぶんと 悩んでいたが はじめての景色を 訪ねただけで きれいな夢を みていたのです 花くれないに 色褪(あ)せず 愛 おとめごの 純のまま これがわたしのまごころです 宿の窓かすめて 散りゆく花を てのひらの上にのせ 何かを祈る みちゆきと呼ぶには おさないしぐさ なぜだか急に 泣いてしまった 青春に何度も 激しい恋を 人生を考える 重たい愛を それはそれ生きてる あかしだけれど きれいに過ぎた 日々があざやか 花くれないに 色褪せず 愛 おとめごの 純のまま これがわたしのまごころです これがわたしのまごころです |
焦がれ星佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 美野春樹 | 恋よりほかに 何があると言うの? 生きる意味なんて ほかにあるの? 夢見るだけの 子供じゃあるまいし 好きな面影 忘れ形見 闇に隠れて 光る星のように 誰も知らない 恋の焦がれ星 愛よりほかに 何があると言うの? ひとりぼっちの胸に うづくもの 風に吹かれて そよぐ花のように 何も願わず 生きよと言うの? 流れる星の 煌めきのように 戸惑い迷う 恋の焦がれ星 流れる星も 砕ける星も 朽ち果てる星も 生まれる星も その時輝く その時叫ぶ 流れる星も 砕ける星も 朽ち果てる星も 生まれる星も その時輝く その時叫ぶ 恋の終わりは 悲しいだけじゃない 愛した日々を 燃やし尽くすの 泣きながらゼロに 帰るのもいいわ 砕けて光る 星のように 誰も知らない 恋の焦がれ星 誰も知らない 恋の焦がれ星 |
あなたを愛さないために佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 美野春樹 | あなたを愛さないために 全てを失くすなんて 考えもしなかったあの日 あなたがほかの誰かと 遠くに行ってしまっても 泣いたりはしないと思ってた サヨナラの一言で 閉めたドアの隙間から 差し込んだ朝の眩しさ 今も胸に消えない 愛にさよなら 恋は思い出 いつもと同じ 幕が降りるだけ あなたを愛せないために 明日が消えるなんて 考えもしなかったあの日 あなたを愛せないことが こんなに淋しいなんて 知らなかった馬鹿な私 今もあなたが振り向いて笑った その声も面影も 好きだった青いグラス 今もあなたを待っているのに 愛にさよなら 恋は夢 いつもの部屋に ひとりぼっちの私 どうして朝が来るの? どうして今日があるの? そこにあなたがいたから どうして 窓を開けるの? どうして 歩き出すの? そこにあなたがいたから 愛にさよなら 恋は思い出 いつもと同じ 幕が降りるだけ |
赤い涙キム・ヨンジャ | キム・ヨンジャ | 門谷憲二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 男なんか信じない やさしさは言葉だけ なのに この身を切り刻む あなたへの想いは あぁ 何ですか 逢いたくて 逢いたくて 赤い赤い涙 浮かべて 切なくて 切なくて 血のような涙 流して 夢ん中 あなたの腕の中 抱かれて も一度夢ん中 あなたなんか忘れたい 泣かないで暮らしたい けれど この胸締めつける あなたへの想いは あぁ 愛ですか 恋しくて 恋しくて 赤い赤い涙 浮かべて 触れたくて 触れたくて 血のような涙 流して 夢ん中 あなたに抱かれてる 今夜も ふたりで夢ん中 苦しくて 苦しくて 赤い赤い涙 浮かべて 死にたくて 死ねなくて 血のような涙 流して 夢ん中 あなたの腕の中 抱かれて も一度夢ん中 |
半分以上悲しい、キム・ヨンジャ | キム・ヨンジャ | 伊藤薫 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 嬉しい朝は 歌など歌い 切ない夜は 心をふさぐ 日々をこうして 過ごしています 一人暮らしも 慣れました 半分以上悲しい、 恋をしている その時も 半分以上悲しい、 恋が終われば 尚更に あれほど愛した 人はない もっと大事に したかった 晴れたら窓を 小さく開けて 雨なら空は 一度も見ない 忘れなければ いけない夢と 知っていながら 目を閉じる 半分以上悲しい、 生きている事 それだけで 半分以上悲しい、 だってあなたが いないのよ 涙の用意を する前に そっと別れが 忍び寄る 半分以上悲しい、 恋をしている その時も 半分以上悲しい、 恋が終われば 尚更に あれほど愛した 人はない もっと大事に したかった |
風のようなひとチェウニ | チェウニ | 田久保真見 | 田尾将実 | 美野春樹 | 閉め忘れた 窓から 忍び込む 夜を見てた あなたは綺麗な 指先で 私の心を さらってしまった 風のように 風のように あなたは つかめない 抱きしめたのに 消えてしまった 倖せは どこに 愛も…夢も…風も… 通り過ぎて ゆくだけ 開け放した 窓から 逃げてゆく 恋を見てた あなたの気まぐれ ゆるしたら 散らばる想い出 あつめて遊ぶわ 風のように 風のように あなたは 冷たいの 見えないものが 欲しい女は 哀しみを 背負う 愛も…夢も…胸に… 置き去りに なるだけ 愛してるの 愛してるの 愛して ほしかった 抱きしめたのに 消えてしまった 倖せは どこに あなた…あなた…あなた… 風のような 恋人 |
別れの日にすぎもとまさと | すぎもとまさと | 門谷憲二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 振り向けば はるかな道を おまえと 歩いてきた ときには 泣かせたこともあった 許してほしい いつかくる 別れの日には おまえが しっかりして みんなでこの俺 肴にして 酒を飲んでほしい 大した男じゃなかったけれど 静かにおまえを愛した 俺にしかない 歴史といえば おまえと生きたことだけ Wo Wo Wo…… 生きるのは ときにはつらく なんにも 見えなくなる それでも生きろと 子どもたちに 伝えてほしい いつかくる 別れの日には おまえは 時を止めて みんなが帰った 家の中で ひとり 泣いてほしい 大した男じゃなかったけれど なんとかおまえと暮らした 俺にしかない 歴史といえば おまえに逢えたことだけ 大した男じゃなかったけれど 静かにおまえを愛した 俺にしかない 歴史といえば おまえと生きたことだけ Wo Wo Wo…… |
ありふれた人生だけどすぎもとまさと | すぎもとまさと | 星川裕二 | 杉本眞人 | 美野春樹 | 近頃めっきり 酒も弱くなり 色気もとうに ご無沙汰で 昔のことを 思い出しても 昨夜のことは 忘れてる 馴染みの店にも 足が遠のいて 可愛いあの娘の お誘いや 誰かに遊びに 誘われたなら 断りきれない 俺がいる ああ 浮世の義理も しがらみも すべて捨てたら 気楽だろうが そうはいかぬが 人生だから ぐっとこらえて 苦笑い それでも 自分は自分さ 誇れるものは ないけれど ありふれた ありふれた 人生 それでいい 親しい友が 今日もまたひとり 遠くへ行って しまったよ 真赤に燃えた あの夏の日の 若さはすでに ないけれど ああ 泣かせた過去や 裏切りは 胸に刺さった 青い棘 戻れないのが 人生だから 悔やむことから 逃れない それでも 自分は自分さ 自分らしく 生きりゃいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい ありふれた ありふれた 人生 それでいい… |
愛と哀しみのバラード佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 高畠じゅん子 | 中川博之 | 美野春樹 | 哀しみの海を 乗り越えてゆけば 歌を忘れたカナリヤも 唄い出しますか 優しさのこもる 眼差(まなざ)しがきえて 春が来たのに 私には今日も冬嵐 夢にはぐれた 夕暮れ人は どこで痛みを いやすのか 愛が戻ると 信じていては いけないでしょうか 幸せを願い 幸せが逃げる 男と女 女と男 淋しいものですね 潮騒(しおさい)のように 想い出が返す 胸の高鳴りもう一度 あなたくれますか 薄紅の空に 面影を浮かべ 銀の指輪に口づけて ひとり眠ります 映画みたいな エデンの園で 夢のつづきを 見たいのよ 愛をこのまま 待つことなんて 迷惑でしょうか 生きるならふたり 生きるならあなた 男と女 女と男 哀しいものですね |
聞かせてよ愛の言葉を佐々木秀実 | 佐々木秀実 | Jean Lenoir・訳詞:菅美紗緒 | Jean Lenoir | 美野春樹 | 聞かせてよ 好きな甘い言葉 話してよ いつものお話しを 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と 気心許しちゃいないの そのくせ聞かされていたい あの言葉は 甘く撫でるような震える小声を 聞けば夢見ごこち またも気を許す Parlez-moi d'amour Redites-moi des choses tendres Votre beau discours Mon boeur n'est pas las de l'entendre Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime Vours saves bien Que dans le fond je n'en crois rien Mais cependante je veux encore Ecouter ces mots que j'adore Votre voix aux sons caressants Qui les mumure en fremissant Me berce de sa belle histoire Et malgre moi je veux y croie Parlez-moi d'amour Redites-moi des choses tendres Votre beau discours Mon coeur n'est pas las de l'entendre 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と Je vous aime |
庭の千草由紀さおり・安田祥子 | 由紀さおり・安田祥子 | 里見義 | ムーア | 美野春樹 | 庭の千草も 虫の音(ね)も 枯れて淋(さび)しく なりにけり あゝ 白菊 あゝ 白菊 ひとり遅れて 咲きにけり 露にたわむや 菊の花 霜におごるや 菊の花 あゝ あわれ あわれ あゝ 白菊 人の操も かくてこそ |
あざみの歌由紀さおり・安田祥子 | 由紀さおり・安田祥子 | 横井弘 | 八洲秀章 | 美野春樹 | 山には山の 愁(うれ)いあり 海には海の かなしみや まして心の 花園に 咲きしあざみの 花ならば 高嶺(ね)の百合の それよりも 秘めたる夢を 一筋に 紅燃ゆる その姿 あざみに深き わが想い いとしき花よ 汝(な)はあざみ 心の花よ 汝(な)はあざみ 運命(さだめ)の道は 果てなくも 香れよせめて わが胸に あゝ あゝ |
行かないで草笛光子 | 草笛光子 | 訳詩:なかにし礼 | J.Brel | 美野春樹 | 行かないで 行かないで さよならなんて 言わないで 泣きすぎて お化粧もはげてしまった私の顔 イヤなもの見るような そんな目でみつめないで 行かないで 行かないで 行かないで 愛なんて なくてもいい そばにおいて ほしいの 拾われた猫のように 物陰に身をひそめ ただあなたの足音を 聞くだけでうれしいの 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 棄てられて 生きるのは 死ぬことと 同じことよ 引きとめる魅力など 私にはないけれど お願いだから 見棄てないで 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 愛なんて なくてもいい そばにおいて ほしいの 黒い服に身をつつみ 口紅もつけないで ただあなたを愛しぬき つつましく生きてゆく 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで その靴を はかないで そのドアを開けないで 追いかける女ほど 嫌われるものだけど そんなにまで嫌わないで 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで |
リリー・マルレーン佐久間良子 | 佐久間良子 | 訳詩:なかにし礼 | N.Schultze | 美野春樹 | 戦場では日々 多ぜいの若い兵士たちが 亡くなっているというのに ラジオは同じ言葉を繰りかえす “西部戦線異状なし” 戦さに行く 前の夜 子どものように 泣きじゃくり 私の名前を あなたはつぶやく 愛しい リリー・マルレーン 愛しい リリー・マルレーン 窓の下を 兵隊の 長い列が 町を出る 私を見あげて あなたは叫んだ 愛しい リリー・マルレーン 愛しい リリー・マルレーン 夜空の下 鉄砲を かかえたまま 眠る時 汚れた私の 写真をとりだし 愛しい リリー・マルレーン 愛しい リリー・マルレーン 地獄のような 戦いに 身を捧げて 傷ついて 倒れたあなたは 最後に叫んだ 愛しい リリー・マルレーン 愛しい リリー・マルレーン 平和の日は 来たけれど あなたはまだ 帰らない 瞳をとじれば 聞こえるあの声 愛しい リリー・マルレーン 愛しい リリー・マルレーン |
ラ・ボエーム佐々木秀実 | 佐々木秀実 | J.Plante・日本語詞:なかにし礼 | C.Aznavour | 美野春樹 | モンマルトルの アパルトマンの 窓辺にひらく リラの花よ 愛の部屋で あなたはいつも 絵を描いていた いとしい人 あたしを モデルに 愛し合った あなたと わたしの二十才の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 幸せの夢よ…… ラ・ボエーム ラ・ボエーム 根のない草花…… 貧しかった 私達は 虹のおとずれ 夢見ていた 仲間達と キャフェの隅で ボードレールや ヴェルレーヌの詩を 読んでいた 愛し合った あなたと わたしの二十才の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム きれいだった あの頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 夢みる さすらい…… 夜更けに帰り あなたは向かう キャンバスの前に 夜を明かし 朝になれば コーヒーなど飲んで 夢を語り 夢をみたの 愛の眠りの 愛し合えば 感じなかった 冬の寒さ…… ラ・ボエーム ラ・ボエーム 青春のうたよ ラ・ボエーム ラ・ボエーム はかなく うるわし…… ある日のこと 私達の愛の街角 訪ねてみた リラも枯れて アパルトマンの影さえなく 歩きなれた道も消えていた 若き日々の靴の音は聞こえなかった ラ・ボエーム ラ・ボエーム 帰らない夢よ ラ・ボエーム ラ・ボエーム いちまつの夢よ…… |
かもめの街北原ミレイ | 北原ミレイ | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 美野春樹 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶(しらちゃ)けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
女の意地北原ミレイ | 北原ミレイ | 鈴木道明 | 鈴木道明 | 美野春樹 | こんなに別れが 苦しいものなら 二度と恋など したくはないわ 忘れられない あのひとだけど 別れにゃならない 女の意地なの 二度と逢うまい 別れた人に 逢えば未練の 泪をさそう 夜風つめたく まぶたにしみて 女心ははかなく 哀しい 想い出すまい 別れた人を 女心は 頼りないのよ 泪こらえて 夜空を仰げば またたく星が にじんでこぼれた |
雲のうつし絵稼木美優 | 稼木美優 | 星野哲郎 | 竜崎孝路 | 美野春樹 | いいえ、死ぬのじゃ ありません 母さん あなたの その胸に 僕は帰って 行くのです どうか涙を 見せないで ミヤマキリシマ 咲くふるさとの 山こえ 野こえ 海こえて 炎の雨を くぐります くぐります こんど 生まれて くる時は 母さん あなたが 夕焼けで 僕は一羽の かもめどり 空を一緒に 飛びましょう ミヤマキリシマ 咲くふるさとの かわいい妹 弟の 多幸(しあわせ)祈り 飛びましょう 飛びましょう 水は輝き みどりは萌える この島々を 守るのが 若者たちの つとめです つとめです |
カノコユリの詩稼木美優 | 稼木美優 | さくらちさと | 美野春樹 | 美野春樹 | 幾千年の 昔から 青い海原 見つめてる 紅い頬した カノコユリ 一路平安 旅ゆくひとの ご無事を祈り 咲いてます 海からのぼる 太陽が 深い波間に しずむ夜 月のしとねで カノコユリ 遠く歌うは どなたの為に ふるさとしのぶ あのひとに 果てなく晴れた 夏の空 白い尾を引き 船が往く 南風にそよぐは カノコユリ きっと帰ると 笑顔で発った あのひと待って 咲いてます |
桜空日野美歌 | 日野美歌 | 歌凛 | 馬飼野康二 | 美野春樹 | ほら桜 見上げる空に 強く強く咲いているよ 光る川面に 今年もまた春が舞い降りて さよなら告げず 空の彼方あなたは帰らない あの日の写真の隅で あなたは笑ってるけど 会いたくて淋しくて 涙が止まらないよ 幾つの時を越えて 悲しみ癒えるのかな でも桜 今年も咲いた 涙拭いて生きてゆくよ 星降る夜に 心配して迎えに来たよね あなたが照らす 道はいつも希望できらめいた 二人で歩いた場所は 今年も薄紅の道 涙拭いて歩こう 思い出を抱きしめて あなたのあの笑顔に もう一度会いたいけど ねぇ桜 笑って泣いて 想いこめて生きてゆくよ 舞い上がれ花びらよ あなたに届く様に 悲しみはいつの日か 生きる勇気になるよ ほら桜 見上げる空に 強く強く咲いているよ |
サン・トワ・マミー五木ひろし | 五木ひろし | Salvatore Adamo | Salvatore Adamo | 美野春樹 | ふたりの恋は終ったのね 許してさえくれない貴方 サヨナラと顔も見ないで 去って行った男の心 楽しい夢の様なあの頃を思い出せば サン・トワ・マミー 悲しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー 街に出れば男がさそい ただ意味なく つきまとうけど この私がゆきつくとこは 貴方の胸 ほかにないのよ サン・トワ・マミー 風の様に 大空を さまよう恋 サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー |
雨五木ひろし | 五木ひろし | Daniele PASE・Gianni E.ARGENIO | Corrado CONTI・Daniele PACE・Mario PANZERI | 美野春樹 | 恋の夢を見つけたのよ あなたの腕の中で エメラルドの素敵な海を知ったの いつまでも いつまでも 二人の恋に生きてゆく 恋は大きな愛を探すの 愛は哀しみの雨を消すでしょう あなたがいれば怖くない 世界は微笑む 見つめあい微笑むのは 二人のためにだけね 青い空の大きな愛があるから いつまでも いつまでも あなたのそばを離れない 恋は大きな愛を探すの 愛は哀しみの雨を消すでしょう 光のように優しく 愛は哀しみの雨を消すでしょう 私の胸に燃えている 愛は冷たい涙の雨を消してゆくでしょう |
時は過ぎてゆく五木ひろし | 五木ひろし | Georges MOUSTAKI | Georges MOUSTAKI | 美野春樹 | 眠ってる間に 夢見てる間に 時は流れ 過ぎてゆく 子供の頃は もう夢の中 時は時は 今も過ぎてゆく あなたの愛に 溺れている間(うち)に 時ははかなく 過ぎてゆく お前は可愛い あの言葉も あなたさえも 今は遠い夢 眠ってる間に 唄ってる間に 自由な時は 行ってしまった 戦いの中 傷つきながら 時は時は 今も過ぎてゆく それでも私は 歌に生きる それでも私は 愛に生きる 私は唄う あなたの為に 時は時は あまりに短い 眠ってる間に 夢見てる間に 唄ってる間に 時は過ぎてゆく…… |
バラ色の人生五木ひろし | 五木ひろし | Edith Piaf | Louiguy | 美野春樹 | 心惑わす眼 いつも熱き口 私の想ってる あなたの面影 あなたの胸で 私は聞くやさしの言葉 いつもかわらぬ言葉なのに 私はうれしい 私の胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく 私の胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく |
陽はまた昇る谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 谷村新司 | 美野春樹 | 夢を削りながら 年老いてゆくことに 気が付いた時 はじめて気付く空の青さに あの人に教えられた 無言のやさしさに 今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと 冬晴れの空 流れる煙 風は北風 鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ 息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外 もしかして言わなければ 別離ずにすむものを それでも明日の貴方の為に あえて言おう“さよなら”と 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す |
聞かせてよ愛の言葉を(日本語Ver.)佐々木秀実 | 佐々木秀実 | Jean(F)Lenoir・訳詩:菅美沙緒 | Jean(F)Lenoir | 美野春樹 | 聞かせてよ 好きな甘い言葉 話してよ いつものお話しを 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と 気心許しちゃいないの そのくせ聞かされていたい あの言葉は 甘く撫でるような震える小声を 聞けば夢見ごこち またも気を許す 聞かせてよ 好きな甘い言葉 話してよ いつものお話しを 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と 私の好きなあの言葉 この胸で聞かせて たとえウソでも良い あなたの言葉を 聞けば嬉しくて 恋に傷ついた胸も癒される 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と |
聞かせてよ愛の言葉を(アルバム・フランス語Ver.)佐々木秀実 | 佐々木秀実 | Jean(F)Lenoir | Jean(F)Lenoir | 美野春樹 | Parlez-moi d'amour Redites-moi des choses tendres Votre beau discours Mon coeur n'est pas las de l'entendre Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime Vours savez bien Que dans le fond je n'en crois rien Mais cependant je veux encore Ecouter ces mots que j'adore Votre voix aux sons caressants Qui les murmure en fremissant Me berce de sa belle histoire Et malgre moi je veux y croire Parlez-moi d'amour Redites-moi des choses tendres Votre beau discours Mon coeur n'est pas las de l'entendre Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime Il est si doux Mon cher tresor, d'etre un peu fou La vie est parfois trop amere Si l'on ne croit pas aux chimeres Le chagrin est vite apaise Et se console d'un baiser Du coeur on guerit la blessure Par un serment qui le rassure Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime |
聞かせてよ愛の言葉を(フランス語&日本語Ver.)佐々木秀実 | 佐々木秀実 | Jean(F)Lenoir・訳詩:菅美沙緒 | Jean(F)Lenoir | 美野春樹 | Parlez-moi d'amour Redites-moi des choses tendres Votre beau discours Mon coeur n'est pas las de l'entendre Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime Vours savez bien Que dans le fond je n'en crois rien Mais cependant je veux encore Ecouter ces mots que j'adore Votre voix aux sons caressants Qui les murmure en fremissant Me berce de sa belle histoire Et malgre moi je veux y croire 聞かせてよ 好きな甘い言葉 話してよ いつものお話しを 何度でもいいのよ その言葉「愛す」と 私の好きなあの言葉 この胸で聞かせて たとえウソでも良い あなたの言葉を 聞けば嬉しくて 恋に傷ついた胸も癒される Pourvu que toujours Vous repetiez ces mots supremes Je vous aime |