田村武也編曲の歌詞一覧リスト  41曲中 1-41曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
結界の情歌おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也風に消えたあなたを探した 六道の辻で待っていましょう  人の世は絶え間なく流れゆく河のように わたしはただ浮かんだまま沈みもしないで  あなたの手に肩に背中に 触れるだけでいい それだけでいい 修羅の世も地獄でも行ける あなたを呼び戻せるように 迎え鐘を鳴らしましょうか  もう一度と願うことはもう 射干玉(ぬばたま)の闇の現(うつつ)でしょう  花の色は沫雪(あわゆき)の一瞬の夢のまま 恋と呼んだあの日のこと忘れないように  あなたのやさしさが今ごろ 痛いくらいに 痛いくらいに 餓鬼の世も畜生でもない 空蝉の無情な世に 置き去られた女の情歌  あなたの手に肩に背中に 触れるだけでいい それだけでいい 修羅の世も地獄でも行ける あなたを呼び戻せるように 迎え鐘を鳴らしましょう  打ち慕ぶる女は情歌
帰れない夏おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也手探りで君と歩いたこの町に 篝火みたいな灯りが揺れて 夕焼けが静かに落ちる神田川 君が残した懐かしいあの歌  夏は夢…それは嘘… 遠くに蝉時雨 ひとことが ひとことが 言えなかったのが悔しくて あの夏のまま一人でいるのです  アパートの裏の小さなあの猫も あれから姿をみせなくなって 建て付けの悪い雨戸もようやっと 大家さんが直してくれたよ  時は逝き時は来て それでもなのにまだ 帰れないあの夏を 捨てられないのが情けなくて ふと君のことを探してしまうのです  ふたりで選んだはずのふたつの道 君だけがちゃんと歩いて行って ひとりぼっちの東京は夏一夜 宵宮祭りの声が聞こえる
やせっぽっちのカラスおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也やせっぽっちのカラスが啼いていた 世知辛い時代になったねと あたしはあんたの手を握り 夕焼け小焼けの帰り道  くだらない話が楽しくて どこにでもあるような幸せで それでもふたりが一番で 可笑しなもんだね世の中は  つまづいて転んで擦りむいた夢 いまだにバカみたいに 抱きしめながら  ずっとしがみついて 明日にしがみついて 笑って泣いて笑って  だけど答えはわからなくて やっぱり意地を張って 生きて生きて生きて  東京の空よ真っ赤な空よ ふたりの明日を照らしておくれ ふたりの明日を照らしておくれ  時代遅れの歌ばかり歌ってた あんたのギターが好きだった 下北 客はわたしだけで それでも本気で歌ってたね  たまにはすき焼きでも食べようかと羽振りよく あんたは急に言い出して ブックオフにギターを売ったんだと 笑うあんたをひっぱたいたね  一度決めたことを捻じ曲げないのも あんたのことだから仕方ないけど  どうか終わらないで このまま終わらないで ずっとずっとあんたと どうにもならないことだらけで 人生はそんなもんで だからいつかきっと  東京の街よ嘆くカラスよ お前はどこまで飛んでいくの どこか遠い場所に答えがあるなら ふたりをこのまま導いておくれ ふたりをこのまま導いておくれ
もういいやおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也あぁ思い出の中に置き忘れたのは なんとかっていうあんたが ずっと欲しがってたギター 野望とか希望とかそんなような言葉も ベランダの端っこにまだ転がってるわ 埃をかぶったまま  あぁ打たれ弱い男ってのはいつだって 都合のいい時にだけ甘ったるい言葉で 手のひら返しの愛情ごっこだよ フーテン暮らしを自由と勘違いしてさ  バカみたいだよホント バカだよ、、、  涙も嘘も夢も東京もさよなら もういいや全部いいや 生まれ変わりたいなんてちっとも思わない けどなんだろう ねぇ、どうして 泣いてるんだろう…  あぁ最初から言ってよ最初っからさぁ 本気じゃなかったんだってお前じゃなかったって あんたにも少しくらい意地があるのなら 一回くらい男らしいところ見せてよ  黙ってないでさ  あぁもうこんな話どれくらいしてるのかしら 女なんてもんは女々しいだけの極みね 蝶よ花よと持て囃されてた みんなみんなあの時代で終わってたのね  あんたが好きだったよ バカだな、、、  しらけたフリで声で最後までいれたら もういいや全部いいや 気丈な女の惨めな顔はみせずに いたいけど あぁ、どうして 泣いてるんだろう…  わかってるよあんたが そんなに器用じゃないってことも だからもっとあんたらしくいて欲しかった  涙も嘘も夢も東京もさよなら もういいや全部いいや 生まれ変わりたいなんてちっとも思わない けどなんだろう ねぇ、どうして 泣いてるんだろう…  泣いてるんだろう…
孤独な大人たちよもう一度走り出せおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也暗くよどんだ部屋のモニター 点滅を続けるカーソル 虫籠で光ってたホタルのように 孤独さ ハロー?ハロー? 誰か ハロー? ハロー?  出来もしないことをいつしか 大人は口にしなくなってた 出来もしないことを夢みて 若者は世界を築いてく  さぁ何回も何回も転んで それでもまた立ち上がれた あの頃のままの姿で 大人達よ走り出せ  忘れたふりして 忘れちゃいないんだ みんな…  画面越しに孤独はみんな がらんどうの心を埋めて 不恰好な自分を受け入れたんだ 君もかい? ハロー?ハロー? 誰か ハロー?ハロー?  子供の頃の僕はなぜか あまり泣かない子供だった だけどホタルが光らなくなった夜は ひとりで泣いたことを覚えてる  そういつだっていつだって変わらない 想いがまだ眠っている なんだってなんだってできるさ 大人達よもう一度  あの頃の嘘 あの頃の言い訳 あの頃の正義 理由なき日々の残像  さぁ何回も何回も転んで それでもまた立ち上がれた あの頃のままの姿で 大人達よ走り出せ
ガイドブックおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也金網越しに青空 見上げてる君を見てた 壊れそうなその肩に 触れることもできずに  病室からじゃ見えない 君の好きな場所全部 一緒に行こう ふたりだけで いますぐに このまま連れ出したい  君は笑って ありがとうねって笑って 震えるその手を隠して もう一度笑って 言葉探した 僕のダメな思考回路 何にも言えない時間が 通り過ぎていく  夏の終わりを告げる風が 君だけを連れて行く  あなたが扉を開けて いつもの笑顔をくれて それだけで嬉しくて いつもの自分でいれた  あなたは次の幸せ 探してねって言った夜 初めてあなたは怒って 抱きしめてくれたね やさしかったな…  時よ止まって どうかこのまま止まって 大切な人とこのまま ふたりでいさせて 言葉少なな 不器用なあなたがくれた 大きなこの愛があれば 何も怖くない  夏の終わりを告げる風は どこまで吹いて行くんだろう  ふたりでいれた時間は ほんの一瞬だったけど 紡いだはずの想いの糸は いつまでも いつまでも 切れはしない  何も変わらない 青空は今日も高くて だけど夏の空じゃなくて もう秋だなって 君の笑った 写真を一枚挟んだ 君の好きな場所のガイドブック カバンに詰めて旅に出よう  振り向かない もう立ち止まらない この胸に君をつれて
あぁ愛しきこの人生おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也似合わないロングコート 羽織った夜の街 意地悪ネオンが邪魔をして 見上げる星もなく  慰めてほしいいのに あんたの優しい声を つれない態度で聞き捨てて 嫌な女になる  あぁ情けなくて 情けなくて 笑っちゃうような人生 それでも信じて歩くのは 貧乏性の悪い癖  駅までの道のりは まるで迷路のようで 銀座線に乗るだけで 一大事だったな  夢なんて言葉はもう 口にしなくなって 当たり前の毎日に 慣れたふりもできる  あぁ情けなくて 情けなくて 愛しきこの人生 どん底に溜まった涙のことを きっと希望と言うのだろう  あぁ生きてくのは 生きてくのは 哀しいもんだねぇ 見えない星たち探しながら 一人歩く道玄坂
雨音おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也賑わった町の人影が消えていく 誰のせいでもないと誰かがつぶやく  世界の真ん中に描かれた未来都市は 華やかに傷ついて涙を落とした  僕は雨の音を聞いてたんだ 君を待ってた  悲しい歌は歌わないように イタズラだったあの頃のこと 思い出そうとしていた  もう一度君ともう一度君と 手を繋いで 微笑みあって ふたり歩きたいよ この街角を  一粒の雨がいつか川になるなら この一粒の涙いつか花になれ  ららら ららら 愛のうたが 聴こえてるかい  大きな時代のうねりの中じゃ 人は無力でひとりでなんて 生きていけないと思う  僕は弱くてどうしようもないけど 君を想った時間の数は 誰にも負けはしないよ それぐらいかな  この雨が止んだらこの雨が止んだら 線路伝いの遊歩道から 明日へ駆けていくよ  もう一度君ともう一度君と 手を繋いで 微笑みあって ふたり歩きたかった この街角を
ちっぽけな僕らの世界地図おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也教室の窓から眺めていた 雨にさらされたグランドのボール 黒板の世界地図じゃどこへも行けなかった  どうにもならないことを知って どうしようもないこととそっぽ向いて それでも諦め切れずにみんな大人になった  高層ビルに旅客機が突っ込んでいくところを 震える手を抑えながらただ見ていた 警報が鳴り響いて海が街を飲み込んだのは もう10年も前のことなんだね いまじゃこんな大都会だというのに 病床が足りないんだという 嘘だろ? 嘘だろ? 今何年だよ 神様…  あの空の向こうに消えた夏も 何も言わず降り続く雨も 本当はどこへ行ってしまったの 声が枯れるまでずっと歌って それでも涙が止まらなくて あの世界地図の広さが 今はわかるよ  焼け焦げた大地をたったひとり 小さな少年が歩いて行く 白黒の写真で昔見たようなそんな景色さ  しあわせって言葉が怖くらい 行き先のわからないそんな時代を 駆け抜けるだけの勇気が今は欲しくて  あの日眺めていたグランドに消えた夢は 断ち切られてしまったわけじゃないんだと 信じて 信じて 信じて もう何十年も経つんだな もしかしたらみんな愛されたいだけの 優しさと冷酷さの世界を それでも それでも 歩いて行こう 一緒に  僕はぎゅっと君の手を握って 見果てぬ未来へ地図を広げる ちっぽけな僕らの世界地図さ 指が切れるまで弾いたギターも たぶん届きはしないだろう それでも歌わないよりは ずっとましだろう  地平線の見えないこの街の どこかに太陽が沈んで行く 誰にでもおんなじ朝が来るといいのにな…  あの空の向こうに消えた夏も 何も言わず降り続く雨も 本当はどこへ行ってしまったの 声が枯れるまでずっと歌って それでも涙が止まらなくて あの世界地図の広さが 今はわかるよ
ひとつひとつおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也川の瀬音もローカル線も 時が止まったままのふるさと ただいまくらい言わせてよ 後ろめたさが不甲斐ないよね  四十九日も百か日にも 顔も出さんでどうしてた?って 黒いネクタイ緩ませて 酔った兄貴の言葉が刺さる  小さな幸せ 寄り添ったあの頃 どうしようもない どうしようもないくらいに 家族だったな…  ひとつひとつ大切なものを数えてみたら あれ、もうこれしか残ってないや それでもきっとまた来年も夏が来るから またここに帰ってきてもいいかな いいかな…?  東京行きの寂れたホーム あの日と同じ最終列車 「お前の道を行け」と兄貴の 不器用な手紙を握りしめてた  遠くに霞んだ夢をまだ見ながら どうしようもない どうしようもないくらいに 生きていくのです  ひとつひとつ大切なものを抱きしめていよう ほら、こんなにやさしくてあったかくて 立ち止まるたびに見上げてた空の青さに ただ涙がこぼれた日々をずっと 忘れずに  逢いたい人は何処にいますか 帰りたい場所はまだありますか 今になって失くしたものたちが こんなにも恋しくなるなんて… 待っていてくれるただそれだけで ひとりじゃないと思えるのです 誰かを見守り見守られることが 幸せの本当の姿なんだと だからあなたにあなたに もう一度会いたくて  ひとつひとつ大切なものを数えてみたら
冬列車川中美幸川中美幸田村武也田村武也田村武也もうどのくらい眠っていたかしら カタカタ揺れる窓が冷たい  暗い海の底深く線路は続いていく あなたの温もり確かめるように 顔を埋めた  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  あなたはきっとやさしい人だから 何も言わずにいてくれるのね  過去(きのう)へ戻る乗車券(きっぷ)をそっと破り捨てた 平気なフリしたのに泣いてる私が 窓に映ってた  離さないで 離さないで このままずっといられるなら どんな夜も 寒い夜も 越えていける 愛の果て  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  離さないで
恋するふたりロス・インディオス&ラモーナロス・インディオス&ラモーナ石巻宗一郎弦哲也田村武也可愛い笑くぼに 惚れたのさ 細い襟足 泣かせるおまえ 本気になって いいかしら 遊びの上の 話しでしょう 嘘じゃない 運命(さだめ)だよ 今夜は熱く 今夜は熱く 燃えましょうね  こんな思いは 初めてさ 恋のささやき 忘れはしない おんなの気持ち 分るでしょう ちいさな夢を さがしてる 信じても いいんだよ 今夜は熱く 今夜は熱く 燃えましょうね  やっと見つけた たからもの 何があっても 離しはしない これから先は どこまでも 真実(まこと)のこころ 尽くしたい どこまでも 一緒だよ 今夜は熱く 今夜は熱く 燃えましょうね
あの町へ帰ろう水森かおり水森かおり田村武也田村武也田村武也泣きべそかいて帰った ひとりぼっちの道 擦りむいた膝こぞう 夕げの香りがしていた  古い工場の町は 何もなかったけど 見えない何かを信じて みんな笑っていた  砂利道も煙突も消えていったけど 夢見た頃の想いは 今も変わらないまま  帰ろうよ 帰ろうよ あの町へ帰ろう 遠き日の温もりよ 懐かしきふるさと  会いたいな 会いたいよ やさしいあの笑顔に 伝えたいことばかり 大切なあなたへ  揺れる地下鉄の窓に 空を探しながら 「元気ですか?」と一言 打ちかけて止めた指先  一人暮らしの部屋に 届いた荷物には 相変わらずのリンゴと 「元気ですか?」の文字  時代(とき)の流れはいつも慌ただしいけど 時代(とき)が止まったみたいな 小さな幸せがある  帰ろうよ 帰ろうよ あの町へ帰ろう 誰だって いつだって 忘れないふるさと  ありがとう ありがとう 今度はちゃんと言おう 見守ってくれた人 大切なあなたへ  あの頃 信じてた何かは きっと果てしない未来!  帰ろうよ 帰ろうよ あの町へ帰ろう 遠き日の温もりよ 懐かしきふるさと  会いたいな 会いたいよ やさしいあの笑顔に 伝えたいことばかり 大切なあなたへ 大切なあなたへ
黄昏のビギンベイビーブーベイビーブー永六輔中村八大田村武也雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた  雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰(かげ)の初めてのキス 初めてのキス
忘れな草をあなたにベイビーブーベイビーブー木下竜太郎江口浩司田村武也別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも おぼえておいて ほしいから しあわせ祈る ことばにかえて 忘れな草を あなたに あなたに  いつの世も いつの世も 別れる人と 会う人の 会う人の さだめは常に あるものを ただ泣きぬれて 浜辺につんだ 忘れな草を あなたに あなたに  喜びの 喜びの 涙にくれて 抱き合う 抱き合う その日がいつか くるように ふたりの愛の 思い出そえて 忘れな草を あなたに あなたに
遠くへ行きたいベイビーブーベイビーブー永六輔中村八大田村武也知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい
この街を熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也私が生きてきた この街の景色を あなたに見せたい 美しい この街を  朝陽を見に行こう 夜明けの船に乗って 松林が並ぶ浜辺 変わらない故郷  汽笛が鳴ったなら あの島まで渡ろう 透き通る海岸線 どこまでも続いていくの  幼いころの 思い出の 道を一緒に歩きましょう  私が生きてきた この街の景色を あなたに見せたい 美しい この街を  季節がめぐるたび 想いを馳せるけれど 忘れない 心のなか 愛おしい故郷  果てない哀しみを 青い海へ流して 仰ぐ風も 波の音も いつまでも 煌めくから  きっと いつかまた此処で 夢のつづき 話しましょう  私が生きてきた この街の大地を あなたに届けよう 美しい この街を  あなたに見せたい 美しい この街を
熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也春風が吹くたび ひらり 揺れる想い 一片の 花びらに ただ 君を重ねるだけ  空を仰げば また  桜 咲いて 僕はまだ木の下で 君を探している 桃色の追憶へ 桜 咲いて 僕は染められていく 桜 桜 桜 あの日のまま  失った時間に 想いを寄せてみれば 人知れず 残した未練に うずくまりそう  空に問いかけても  桜 咲いて 僕の哀しい過去が 報われますように あの日の言葉さえ 桜 咲いて 僕のこの涙で 桜 桜 桜 咲き誇れよ  いつか 花舞う日に  桜咲いて 僕はまだ木の下で 君を叫んでいる 桃色の追憶を 桜咲いて 僕は染められていく 桜 桜 桜 Ah  桜 咲いて 散りゆくとき どうか、見つけて 花霞の何処かで  桜 咲いて 僕の声 届くように 桜 桜 桜 祈っていて  ねぇ… 祈っていて
都会の風、故郷の風熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也どうしようもなく辛い時は 死んだほうがマシと 嘆いていた 泥にまみれて働けど ちっとも楽になんてならないのに  歯を喰いしばり 空を見上げて 今に見てろ、と 泣きじゃくった  田舎者と馬鹿にされても 決して他人と比べるな 生まれたときは赤ん坊 そう 皆、同じ人間なんだ  憧れからは遠いけれど 現実の暮らしだって悪くないさ 汗を流して 愚痴も云わずに 自分のこと いつも後回しで  苦労しながら 育ててくれた 小さな背中 目に浮かぶ  父さん 母さん どうか見ていて 恥じないように生きてゆくから 辛抱強く そして優しく ただ、真っ直ぐに生きてゆきます  「元気でいるかい?」 「変わりはないかい?」  震えた声に 熱くなった  田舎者と馬鹿にされても 決して他人と比べるな 生まれたときは赤ん坊 そう 皆、同じ人間なんだ  都会の風、故郷の風 何処に居ても 想いはひとつ いつか きっと 頑張る姿 そう 胸張って 逢いに行きます
七つの日熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也閉ざした記憶 手繰り寄せた 忘れはしない 束の間の夢 千切れた羽根を 指先へと 巻きつけながら 別れを惜しんだ  僕たちは蝉のように 七つの日数えたね 僕たちは蝉のように 尽きるまで鳴いた  君の視線を逸らしたくて 窓越しのまま太陽へ向けた  僕たちは蝉のように 七つの日数えたね 僕たちは蝉のように 最期を知りながら  運命が逆立ちしたら 生まれ変われる日に 巡り合おうね 探し合おうね 必ずまた何処かで  僕たちは蝉のように 七つの日数えたね 僕たちは蝉のように 見つめ合いながら  僕たちは蝉のように 七つの日数えたね 僕たちは蝉のように 絶えるその瞬間まで  眠りについた 君の寝顔に そっと触れても くちづけしても
道~大船渡線~熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也黄金色の稲穂が 実りを告げる季節は 赤とんぼが空染める 街中がキャンバスだね  一両きりの列車が 港を離れ走るよ 連なる室根の山越えて ゆらゆら揺られて 夢を見た  一年 三百六十五 おなじ日なんてなかった いつでも僕らを見送ってくれた また、おいで と  行き交う人のなかには 杖をついてる お婆ちゃん ひ孫の帰りを待ちわびて 最寄りの駅へ迎えにゆく  大きな荷物を抱えた 若者たちは手を振る 家族がどんどん遠のいて ドアの隅っこで泣いてたなぁ  一年 三百六十五 おなじ日なんてなかった いつでも僕らを励ましてくれた 大丈夫 と  一年、三年、十年後 未来の日々を願うよ ありがとう おめでとう さようなら また明日 いい日になれ  一年 三百六十五 おなじ日なんてなかった いつでも僕らを乗せて繋いでく 故郷まで  あぁ 故郷まで
恋雪熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也まるで映画みたい 目にうつる銀世界 いっそ時間を止めて 永遠に夢のなかへ  冬の空は澄んで 息を白く染めゆく 足跡が残るようにと わざと靴を汚したよ  僕が君に逢えなかったら 今何をしているだろう? 悲しみも 暖かな涙も その腕が奏でてくれた  恋雪がふたりを包んだ寒い夜 抱きしめた かじかむ指先は 君の熱がなきゃ動けない 君の熱がなきゃ動けない  来年もまたここで おなじ景色見ていたい 輝く星空の下 愛を誓い合った場所へ  きっと、出逢いは神様がくれた 大切な宝物と知った 赤い糸で繋がれているの 泣けるほど 幸せだから  恋雪がふたりの想いで降り積もる 奇跡なら 高鳴る鐘の音に 君と未来を、描きたい 君と未来を、歩きたい  恋雪がふたりを包んだ寒い夜 抱きしめた かじかむ指先は 君の熱がなきゃ動けない  恋雪がふたりの想いで降り積もる 奇跡なら 高鳴る鐘の音に 君と未来を、描きたい 君に未来を、捧げたい
一番星熊谷育美熊谷育美熊谷育美熊谷育美田村武也港を照らす無数の星は 今夜もきれいに輝いてる 街の息吹を彩る星が きらきら灯って導くように  小さなことも 大きなことも すべてを包んでくれるから 泣いて 笑って 暮らしましょう 明日もいい日になりますように  夜空を翔ける流れ星は あなたの願いと引き換えに 遠い場所へと 旅をするの 時空を越えて 旅をするの  海の青さも 波のささやきも あなたを見ていてくれるから 心静かに 眠りましょう 明日もやさしくなれるように  小さなことも 大きなことも いつでも守ってくれるから 見上げてみよう 一番星が 光を放って 降り注ぐ  港を照らす 無数の星が 今夜もきれいに輝いてる
貨物船おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也海の見えるテーブル席はホントならとても雰囲気もよくて 窓に映るキミの向こうの貨物船がただ通り過ぎてく  ボクが微笑めば キミも同じように 悲しく悲しく微笑んだ  どこまでも静かなふたりの中の時間 止まって 戻って 繰り返して このままでこの日が海に沈んでく前に 言葉をください 言葉を…  消えかけてる恋の行方にしがみついたってどうしようもなくて キミがひとり席を立ったらそれで終わるだけきっとそうだろ  幸せよずっとキミのそばにあれ いつでも いつでも 願ってる  だからもう無理して笑わなくてもいいから そのまま そのまま キミを見せて あの貨物船(ふね)はこれから遠くに行くんだろうな 僕らも運んでくれたら…  さよならはボクにするんじゃなくて 弱虫だったキミ自身にするのさ  どこまでも静かなふたりの中の時間 止まって 戻って 繰り返して いつの日か愛する人とこの場所に来たら キミはたぶん キミは…
返せない鍵おがさわらあいおがさわらあいおがさわらあい・田村武也田村武也田村武也まだ独りなの?あの部屋で暮らしてるの? ちゃんと食べてるの? 野菜嫌いのあなただから  聴きたいことがたくさんあるよ  ふたりのあの頃を閉じ込めて 扉を閉めたのはわたしでした もう違う明日を歩こうと あなたへの想いに鍵をかけて あなたへの想いに鍵をかけて  もうひとりでもなんだってできるのよ 躓くこともあるけどなんとかやっていけてるよ  足りないものはなんだったんだろう  恋というにはもう大人だったし 愛というにはまだ若すぎたね 弱いもの同士のやさしさに ただしがみついてたふたりでした ただしがみついてたふたりでした  引出しの奥返せない鍵  いつかまたどこかで逢えるように わざとしまったまんまの返さない鍵 もう違う明日を歩いてるはずの あなたはたぶん忘れてるよね 想いごとそのまま持ってるんだよ
世泣き節おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也通り雨に濡れたコートのポケットには しわくちゃに握りしめられた履歴書と 禁煙(やめ)たはずのセブンスター 冷たいあんたの手 その手を握りしめてるあたしの手  東京にはきっと夢があるんだなんて 田舎もん丸出しで降りた新宿駅には あの頃の弾き語りも手相占いも 今じゃもういない  遠すぎる 遠すぎる明日を 夢見ても 夢見ても届かない それでもあんたが行くのなら ヤレエンヤラサって着いて行くよ  流れる風の儚さに 笑って涙を流します  便利さばかりが先走るこの街では 結局取り残されるのはあんたみたいな人で そのくせ小さな画面で仕事を探してさ その背中は寂しいね  世の中を 世の中を泣いても その声は その声は聴こえない 見上げる夜空に朧月 ヤレエンヤラサって明日天気  流れる時代(とき)の侘びしさに 今日も流浪(さすら)うふたりです 寄り添う街の世泣き節  ただ愛しくて ただ愛しくて ただやさしくて そばにいたくて… いつも通りのこの帰り道 しあわせを見つめてた
東京忘れおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也いつものバスを降りてコンビニに立ち寄って いつもより小さい方のシャンプーを買いました 部屋の灯りをつけて洗濯物をしまい ベッドにもたれかかったときやっぱり涙がこぼれました  こんな風じゃ駄目だなって本当はずっとわかっていたけど  あなたと暮らした日々にもしも帰れるならば 例え同じ終りがきたって何度でも好きになれる あなたの笑顔が変わらないでいたなら  初めて借りた部屋は殺風景な部屋で ふたりで海へ行ったときの写真を飾りました 窓辺の植木鉢に水をやるのはあなた 歌を唄って聴かせるのはわたしの役目でした  なんでもない毎日でも幸せだって思っていたけど  あの日の薄紫の花はまた咲きますか ひとりきりじゃ少し広過ぎる部屋を彩ってくように 去り行く季節を全部忘れるように  たぶん東京でのことは誰のせいでもなくてさ 大きな夢を見てたら小さな石ころにつまづいてさ ふたりの道ふたりで選んでそれでよかったんだなって そんな風に思えた頃窓辺に花が咲いて 風に揺れる薄紫が涙でぼやけて見えた あの頃の涙と少し違う涙で 少し違うこころで
夕焼け列車おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也誰の言葉も聴こえないように 耳を塞いで歩いてました 井の頭線の高架下には 塗りつぶされた明日への地図  全部上書きされてくような 意味のない街角のニュース 夕焼けよ忘れないでいて この涙の行方を この涙の行方を  覚えてますか あの場所にまだ踏切があった頃 あなたと二人でいつも 快速の過ぎるの見ながら 何処か知らない場所へと 行こうねって話していたんだ あったかかったな… あぁ、あぁ、握りしめたその手  やさしい言葉に溶け込むように もたれ掛かって眠ってました 悲しくもないし悔しくもなくて ただ捨て猫みたいに転がってました  誰か本当のこと言ってよ 愛なんて空想上のルール 夕焼けよあたしを攫って 遠い空の果てまで 遠い空の果てまで  聴こえてますか この世界の雑踏に紛れた声 孤独に苛まれながら 潰れそうな心おさえて いつかあの場所に消えた あの空がどこかにあるのなら あの温もりを あぁ、あぁ、忘れずにいたいよ  あなたを乗せた列車の後を 見えなくなるまで見送ってたんだ 夕日が赤くてまぶしかったのを 今でもずっと覚えているんだ さよならも言えなくて さよならも言えなくて  覚えてますか あの場所にまだ踏切があった頃 あなたと二人でいつも 快速の過ぎるの見ながら 何処か知らない場所へと 行こうねって話していたんだ あったかかったな… あぁ、あぁ、握りしめたその手
彷徨いの哀歌おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也取り留めのない時間(とき)の中に閉じ込められてく いつものように何か言って ここから出して  そう言葉なんて役立たずの嘘 もうわかってるよ きっと容易い終わりでしょ?  あなたは黙って あなたらしく笑って 「ありがとう」とだけ言ったね 無情なほど… 運命(さだめ)でしょうか 何かの罰でしょうか それでも それでも それでも 愛してる  悲しいのは 独りになる そんなことよりも あなたのいない歩き方がわからないこと  そうあの頃なら 繋いでたはずの 手はポケットの中 気付かなかった私のせい?  真夜中の月に照らされたさよならが ひとつだった影 ふたつに引き裂いてく 取り戻せるなら涙も流しましょう こころが こころが こころが 壊れてく  どれだけの時間(とき)を どれだけ彷徨ったら あなたを忘れて 忘れてしまえるのですか…? 運命(さだめ)でしょうか 何かの罰でしょうか それでも それでも それでも 愛してる
1980おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也世界のホームラン王も最後にはバットを置いたって頃 産まれたばかりの私を抱いてる母の古い写真 その年平和を叫んだ海の向こうの大スターが 銃弾に倒れたんだと兄貴の知ったかぶり  幼稚園の頃だったか妙な動物が日本にやってきて エリマキ拡げて走るのをみんな面白がってた 制服を着せられた猫やピンクのサンショウウオたちは その後自分たちの故郷(ばしょ)へちゃんと帰れたのかな  小学生の頃お葬式ごっこは列記としたイジメだと 大人たちはみんな社会問題にしてたけど いまだにイジメはありませんでしたと隠すのもやっぱり 大人たちのほうだと思うけどな…  歌おう 遠いサヨナラの唄 どこまでも高い空へ その声がいつか枯れても 愛に溢れてたはずのあの頃に 忘れてしまった言葉を 語り継ぐのために  日本中の景気の良さはいつまでも続かないんだと 誰もが気づきはじめた頃大きな地震がやってきた 人の命の尊さは本当だったんだなって 中学生の私は初めて人のために泣きました  大人と子供の狭間で厚底サンダル履きながら ミレニアムの大騒ぎなんて私には関係ないって 自分の人生は自分で決めるんだって生意気な頃 同時多発テロのショックそしておとんが死んだ  それなりに恋をして将来のこととか考えて 世の中いつの間にかデジタルだらけになっていて 昔はよかったなってそんな誰かの言葉に うなずいてる自分が可笑しかった  帰ろう あの日見てた未来を もう一度見上げに行こう そこにいる今の自分を 愛に溢れてたはずのあの頃と あの頃と同じ笑顔で 今を生きてますか? どれだけの時代(とき)がどれだけ流れても 置き去りになんてしないよ ずっと変わらないままの心で この広い世界の片隅で ただ愛のために
再会のうたおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也遠い故郷(ふるさと)の母さんに 電話をするのもいいけれど 「元気でいます」とそれだけの 手紙を書くのもきっといい  旅にでるなら太陽に 「行ってきます」もいいけれど 想いを胸に忍ばせて 夜汽車に乗るのもきっといい  答えなんてどこにもない 理由なんていらない キミの選んだ道を進めばいい  そうさ 忘れないよ出逢えたことは かけがえのないことだけど いつか元気で何処かでもう一度 もう一度逢えたならもっといい 約束しよう  再会のうた  あの頃語った冒険は 見果てぬ大きな夢ばかり いつからか口にさえもせずに 引出しにしまった夢ばかり そう 世界中に愛をばらまいて 世界中が幸せになればいい そんな大きな夢だって キミの小さな一歩から始まるのさ  さよならは言わないよ 涙なんていらない キミと過ごした日々を忘れないよ  そうさ 素晴らしいことさ出逢いはいつも 偶然じゃないきっと奇跡 いつかふたりでこの場所でもう一度 もう一度逢えるって信じていよう 旅立つ君へ 必ず逢おう  再会のうた
あの日の太陽ニトリアキオニトリアキオ田村武也田村武也田村武也静かに始まる 遠い夜明けは 誰の心を照らすのだろうか  果てない未来を あの日夢見て 旅に出た日と 同じはずの太陽  長い夜を 越えた場所には 信じた夢の 扉がきっと 開こうとしてるから  ここにいると 伝えておくれ 変わらぬ想い抱(いだ)きながら 今も歩いていると  北の大地の 大空(そら)のようには 東京(ここ)じゃ見えない 青空見上げて  辛くはないぞと 嘘をついたら 小さな自分の 頬に涙ひとつ  あのふるさと あの太陽よ 帰りたいと 願う心 今はしまっておこう  叫びとなれ この命よ 歩き続ける 一歩先に 朝陽が照らす限り  長い夜を 越えた場所には 信じた夢の 扉がきっと 開こうとしてるから  ここにいると 伝えておくれ 変わらぬ想い抱きながら 今も歩いていると  今も歩いていると
心に咲く名もない花おがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也あなたが生まれてくることがわかった日 きっとみんな笑顔でいたでしょう 夢と希望に満ちた健やかな未来 祈るように名前を考えたりして  駆け足で過ごした日々に いつしか大人になって 運命なんて大袈裟だけれど 出逢いは何時も奇跡を連れてる  恋は今 花のように あなたの胸の中 芽生えていく 枯れないでと願う その心を 愛と呼ぶのでしょう  巡り会えた喜びを いつまでも忘れないでいて あなたの世界で一番の人 ずっとふたりでいれますように 永遠でありますように  泣き顔の写真や制服の姿とか 家族旅行で出かけた一枚を 優しい顔して 少し寂しい顔して 眺めてる人はあなたの大切なふるさと  昔描いてた未来は あっという間の過去(きのう)で 思い通りにならない時間を 歩いてくのが人生 ふたりで  その涙の行く先は 雨上がり いつか晴れ渡る空 光溢れてるあの日のように みんな笑顔でいるよ  もしも明日に理由が あるとしたらそれはたったひとつ どんなことがあっても越えられる 道が明日へ続いてるから 繋いだ手 離さないで  たくさんの笑顔たちと ふたりを包んでく拍手の中 わたしは幸せについてそっと 考えたりしていた  この胸の中にいつか わたしにも花が咲くのかな 夢見てるような場面でこっそり こぼれる涙拭いながら 神様につぶやいた  心に咲いた名もない花を 幸せと呼ぶのでしょう
ピアノおがさわらあいおがさわらあい田村武也田村武也田村武也市営団地の夕暮れは 昔のまんまの秋うらら 何にも変わりのないとこが 寂しかったりするのです  あの頃せがんで困らせて ピアノを買ってもらってさ 狭い部屋には大袈裟で 随分無理していたろうな  時代(とき)の流れは真っすぐなのに 生きてくことは行ったり来たり  あぁ 私は笑えていますか 疲れた顔してるのかな… どうしたんだろう 涙が溢れる 心たどるように そっとただいま あぁ 空に一番星  誰の言葉も信じれず 最初に髪を染めました 初めて嘘をついたのも やっぱり同じ頃でした  結局団地じゃ迷惑な 鳴らないピアノを邪魔そうに 部屋を出て行く生意気を あの人は黙って見てました  埃だらけのピアノの音は 私みたいに歪んでいるね  あぁ あの日に戻れるのならば 伝えることもできるのに なんでなんだろう 人はいつだって 後から気づいて そっと鍵かけて そう 知らんぷりなんてね  ピアノの上に置かれた写真は あの頃のまま時が止まってる  あぁ あなたがもしもここにいて 名前を呼んでくれるなら もう一度子供に返って ありがとうだって ごめんねだって ねぇ きっと言えるのに  幸せはここにちゃんとあったんだな... 一番星が笑ってた
気づいていた二人杉良太郎杉良太郎杉良太郎弦哲也田村武也うすうす二人は気づいてた とっくに二人は気づいてた  二人で映画を見た帰り 夕陽に包まれ 並んで歩く 「恋人みたいにみえるわ」と 俺のセーター握りしめ 熱い瞳が目の前に 思わず君を抱いていた 友達でいた はずなのに  二人でチャペルの 鐘を聞き 紙の吹雪が舞い上がる こんなに早くていいのかと  小さなアパート リビングで TVをつければ 別れのドラマ 交わす会話もなくなって 君は寝返り打ちながら ため息まじり つぶやいた「友達でいたはずなのに」 言われて思わず うなずいた  離婚届けを見る二人 周りの意見を聞いたなら こんなことにはならなんだ  周りはうすうす気づいてた 二人はもとから気づいてた あの時とっくに気づいてた 映画のようにいかないと
友よ、弦哲也弦哲也池高志弦哲也田村武也友よ、 一番列車は もう着いたか 街の市場は今日も 活気があるか ビルの谷間に ひなびた旅館 旅人達の 声が聞こえる 海の男は みんな元気か 今年は波の花 早いと聞いた 自慢の娘 嫁さんになるんだと 今夜はいろり囲んで 朝まで祝い酒  友よ、 白き山々 いま見えるか 清き手取川(てどり)の水は まだ冷たいか 忘れしゃんすな 山中節を 湯けむり紅葉(もみじ) 三味の音(ね)の町 アカシアが咲く 夏にはきっと 帰るよ故郷の 内灘の海 覚えているか 香林坊の店 頑固なおやじ相手に 地酒で飲み明かそう  春も夏も 秋も冬も まぶた閉じれば北の空 会いたい 会いたい 会いたい… 友よ、
情熱のアレグロりんともシスターズりんともシスターズ二宮康田村武也田村武也ドアを開けたら 変わる世界に 淋しい身体(からだ)は 離れてゆく  触って見つめて わたしは空っぽ 胸の奥に響いた 下手な嘘を笑った  愛されても 愛されても 明日(あした)のない 愛じゃない 燃える恋 儚(はかな)き夢 情熱のアレグロ  光と影が 行き交(か)う街は 泣きたい口唇(くちびる) 隠してゆく  溢(あふ)れて乱れて 言葉は空っぽ 同じ夜を重ねる これでいいの神様  抱かれながら 失(な)くしながら 部屋の窓に 月灯り 終わらない 夜の果ては 情熱のアレグロ  いつの日か 愛の棲(す)み処(か) いつの日にか 連れてって  愛されても 愛されても 明日(あした)のない 愛じゃない 燃える恋 儚(はかな)き夢 情熱のアレグロ
歌手紙川中美幸川中美幸建石一弦哲也田村武也忘れられない あなたの笑顔 寝返りうっても あなたはいない 今夜も愛の かけらを集め 遠いあの日を 想い出す あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙  そばにいるとき 気づかなかった あなたの優しさ せつないこころ 恋しいひとよ 離れたいまも なぜか涙が あふれだす あなたに逢いたい もう一度逢いたい 追いかけた夢だけは 胸のなか 艶うた 旅うた おもかげ抱いて あなたに贈る 歌手紙  あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙 あなたに贈る 歌手紙
何十億のキセキチェリッシュチェリッシュ暮部拓哉田村武也田村武也誰より愛しい 大切なキミへ 言えなかった“ありがとう”を 伝えたいから…  黄昏吹く風は今日も 町の音を連れて 帰り道の子供たちの声 茜色暮れてゆく  一人じゃない事を 教えてくれたね その笑顔がみたい  何十億の星 瞬いて出逢った 宇宙(そら)を超えて 巡るキセキ信じてみたい 誰より愛しい 大切なキミに “ありがとう”を“ありがとう”を伝えたいから  あの場所もいつかはきっと 想い出に溢れて 小さな手が飛び立つ頃には 故郷と呼ばれてく  どんな悲しみでも 塗りかえてくれる 未来(あした)があるのなら  何十億の日々 実を結び咲いた 花のように 同じ時代(とき)を 笑っていたい きっと私たち 運命(さだめ)を辿って 何度だって 生まれ変わる 時の旅人  何十億の星 瞬いて出逢った 宇宙(そら)を超えて 巡るキセキ信じてみたい 誰より愛しい 何より尊い この想いはその瞳に 届いてますか 言えなかった“ありがとう”は 届いてますか…
あなたのとなりにチェリッシュチェリッシュ田村武也田村武也田村武也あなたが泣いてるなら わたしはそばにいます どんなに離れてても そばにいます あなたが幸せなら そっと見守りましょう やさしい笑い声を 聞いてたいから  もしも あなたと一言だけ話せたら 何を言おうかな…  きっと時間はいつか 気まぐれに止まってしまうけど ずっと 忘れないでね わたしはいるから あなたのとなりに  ただいまを言う声が どんなに疲れてても 笑って私の名を呼んでくれた 私は知っています その強さも弱さも かけがえのない愛をくれた人を  出遭えたことが 信じ合えたことだって シアワセだったよ!  遠い虹の彼方に 同んなじ世界があるのなら どうか一言だけ 言ってみたいな あなたに おかえり  きっと離れてたって あなたは大丈夫 大丈夫 ずっと 忘れないでね 私はいるから あなたのとなりに  あなたのともだち
あの日渋谷でふたりパパイヤ鈴木とLiLiCoパパイヤ鈴木とLiLiCo田久保真見田村武也田村武也もう一度きっと ふたりは逢える そんな気がしていた 胸騒ぎのジルバ 若すぎたから 傷つけあった 悲しい後悔は 踊り続けるボレロ  初めてキスした スペイン坂あたり あなたは 君もさ 変わらないままで  あの日渋谷でふたり あしたの夢を語り 指をからめて眠り 信じた愛 涙も 吐息も ひとつになった  今夜渋谷でふたり 甘く切ない香り あの頃のまま時を 止めた街は 心が さまよう ラビリンス  時計の針は 男と女 離れては近づく 罪作りのタンゴ 夜明けが来ても 帰らなかった あふれる情熱は 疲れ知らずのサンバ  サヨナラしたのは 道玄坂あたり あなたを 君だけ 愛してたくせに  あの日渋谷でふたり 胸に灯したあかり 吹き消すような終わり 失くした恋 心も 身体も ちぎれるように  今夜渋谷でふたり 甘く危険な香り あの頃のまま時を 止めた街は 過去へと 戻れる ラビリンス  初めてキスした スペイン坂あたり あなたは 君もさ 変わらないままで  あの日渋谷でふたり あしたの夢を語り 指をからめて眠り 信じた愛 涙も 吐息も ひとつになった  今夜渋谷でふたり 甘く切ない香り あの頃のまま時を 止めた街は 心が さまよう ラビリンス
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