でももし伝わったらその人、喜ぶかもしれない
その人、嬉しいかもしれない
ちょっとその日が動き出すかもしれない
『思いを伝えるということ』/大宮エリー
CM・映画監督・作家など、様々な分野で活躍する“大宮エリー”さんの著書『思いを伝えるということ』の一文です。4月もあっと言う間に後半、新生活をスタートさせた方も少しずつ毎日のペースに慣れてきた頃でしょうか。その中で新しい出逢いもたくさんありましたよね!そして、春といえば恋の季節…。突然の“ヒトメボレ”をしてしまうことも少なくないでしょう♪ みなさんなら、たとえば教室で、職場で、通学・通勤電車の中で、気になるあの人に声をかけることができますか…?『思いを伝えるということ』の第一歩を踏み出すことができますか…?
“本当は気づいていたよ
自分の度胸のなさに
何かきっかけがあればなんて
(思っている)
バカな考えだな
声かければ 近づいていけたのかも
こんなにも簡単なのに
僕はいつも 興味のない演技をする
少しの勇気を持って
ぱっと一言 それだけで変わったのかも
こんなにも気になっているのに
僕はいつも 何もせず電車を降りる
ホームに着いたら
さようなら”
「通学電車」/シンリズム
まだ<君の事は何も知らない>けれど<その瞳に惹かれてゆく>彼…。毎日毎日「声をかけたい」「少しでも近づきたい」と思いながらも、度胸がなく、今日もまた関係を変えることができずに電車を降りてしまいます…。もし、声をかけることができたとしてもすぐに何かが大きく変わるわけではないでしょう。でも、何もしないよりは<ぱっと一言>彼の言葉によって、“ちょっとその日が動き出すかもしれない”のです! なんとかしてあと一歩、踏み出す勇気を出してほしいですね…!
さて、この「通学電車」は、神戸在住のシンガーソングライター“シンリズム”が4月16日にリリースした7inchアナログEP「春の虹」のSIDE Bに収録されている新曲。彼は、作詞・作曲・編曲はもちろん、Vo,Gt,Ba,Key,Dr,Syn,Trb,プログラミングまでをひとりでこなすマルチプレーヤで、高校1年生の時に中学時から作りためた楽曲をSoundCloudに公開。その音源が「天才現る」とネット上で話題騒然となり、現在の制作チームと出会ったそうな。10代ならではの自由な感性と10代とは思えない洗練された完成度が同居した“新世代のポップ・マエストロ”として注目を集めております!
シンリズムの楽曲といえば、最近よく流れているキュレーションマガジン「antenna*」CMでも使われております。モデルの“森絵梨佳”さんが出演している「あたしパクチー嫌いなんだけど」『じゃあ豚骨とか?』「それいい!途端にいい!」と、彼の一言で急にごきげんになるアレです♪ 楽曲は「Music Life」。こちらも名曲なので、是非チェックしてみてください!