藤原さくらがドラマで魅せた圧巻のシーンであの曲がアクセス急上昇!

 ついに、4月11日からスタートした月9ドラマ「ラヴソング」はご覧になりましたか? 福山雅治とシンガーソングライターの藤原さくらが主演の今作。視聴率的には、“初回平均が10.6%、最高11.7%の苦しいスタート”というニュースが掲載されておりました…。ただ、これまでも“月9”は視聴率の苦戦ばかりが取り沙汰されてきましたが、『恋仲』『5→9』『いつ恋』…どの作品も、ドラマ放送の度、SNS上では盛り上がり、トレンドワードに。とくに10代〜20代から大きな支持を得てきました。その人気は歌ネットにも反映され、上記3作のドラマ主題歌はすべて、歴代人気曲へ認定されてきたのです。
 
 そして「ラヴソング」もまた、ドラマ放送後、Twitterではハッシュタグ「#ラヴソング」つきのツイートで『久々ドラマで泣いた』『藤原さくらって凄い!』『序盤から魅了された。ヒロインの藤原さくらちゃんに引き込まれていった』などなど大きな反響が。まさに、初回からグイッと引き込まれてしまう内容でした。やはり注目したいのは“藤原さくら”の未知なエネルギー…。彼女と同じ名前のドラマヒロイン“さくら”は、<吃音>というコミュニケーション障害を抱えています。一般的には<どもり>とも言われており、頭の中で思い描いた言葉がパッと出てこないために、最初の発音で詰まってしまうような症状です。
 
 普通の会話に入れない、お店を予約する電話も出来ない、思ったことが伝えられない…孤独を抱えた彼女。そんなさくらが、<吃音>を治すための“音楽療法”として「500マイル」という楽曲を歌うラストシーンは、圧巻でした。福山雅治がそっと爪弾くギターの音色に、恐る恐る歌声を乗せる彼女…。そして徐々に徐々に無防備な歌声が解放され、涙混じりながらも最後まで歌いきったその時、視聴者のみなさんも思わずテレビの目の前で拍手をしてしまったのではないでしょうか。放送後、歌ネットでは、その楽曲のアクセス数が急上昇。リアルタイムランキングの首位に登場し、デイリーでも12位にランクイン。
 
次の汽車が 駅に着いたら
この街を離れ 遠く
500マイルの 見知らぬ街へ
僕は出て行く 500マイル

ひとつ ふたつ みっつ よっつ
思い出数えて 500マイル
優しい人よ 愛しい友よ
懐かしい家よ さようなら

汽車の窓に 映った夢よ
帰りたい心 抑えて
抑えて 抑えて 抑えて 抑えて
悲しくなるのを 抑えて

次の汽車が 駅に着いたら
この街を離れ 500マイル
「500マイル」

 原曲は、アメリカのシンガーソングライター・ヘディウェストの『500miles』です。そして、この曲の日本語詞を担当したのは忌野清志郎。ドラマ放送後は、松たか子によるカバー「500マイル」が最もアクセスされ、ランキングに反映されておりました。このドラマは、言葉の持つ力や感情を<セリフ>ではなく<音楽>に託して伝える力をもつ作品なのかもしれません。今後も、福山雅治×藤原さくらでさまざまな楽曲が奏でられていく予感…。次回の放送が待ち遠しいですね!
 
 さらに、「ラヴソング」にはキーパーソンとして同じくシンガーソングライターの“新山詩織”も登場。彼女は、挿入歌である「恋の中」を歌っております。そして主題歌は、藤原さくらの「soup」。どちらの楽曲も福山雅治が作詞作曲の新曲!今後のリリース予定は…?歌詞の全文も気になります…!こちらも今後の展開が楽しみです!

◆紹介曲「500マイル
作詞:Hedy West・日本語詞:忌野清志郎
作曲:Hedy West