新曲「ごめんね、恋心」と「みんなのうた」をピックアップ♪

 歌詞の共感力&クセになる歌声で人気急上昇中の3人組ガールズバンド“SHISHAMO”が3月2日にニューアルバム『SHISHAMO 3』をリリース!彼女たちは、昨年の11月27日に初のMステ出演を果たし「君とゲレンデ」を披露。さらに、今年1月4日には初めての武道館単独公演を成功させました。今作は、そんな記念すべき武道館のステージ上で発表されたもの。「君のゲレンデ」をはじめ、シングル「熱帯夜」や新曲「中庭の少女たち」など全11曲が収録。
 
 SHISHAMOはこれまでも、「君と夏フェス」「僕に彼女ができたんだ」「恋する」「量産型彼氏」など歌詞支持率の高い楽曲をいくつも生み出し、歴代人気曲に認定されております。恋愛が描かれた曲にしても、夢や青春が描かれた曲にしても、思わず『あるあるある!』『それそれそれ!』『っていうかこれあたし(or 俺)のことじゃん!』と激しくうなずきたくなるようなリアルな歌詞ばかり…。もちろんニューアルバムにもそんな楽曲がズラリ。本日のニュースではそんな新作の入り口とラストを飾る新曲2作をピックアップしてみます♪

“もう決めた
私、人里を離れて生きてくの
携帯電話も SNSも
もう絶対に見たりしないわ

もう決めた
私、人里を離れて生きてくの
だって本当に後悔してるの
あなたとあの子の毎日なんて
覗かなければ良かった

バカだなあ本当に バカだなあ本当に
好きなのに好きだから好きじゃないって嘘ついた
平気な振りして いっつも泣いてた”
「ごめんね、恋心」/SHISHAMO

 アルバムの幕開けとなるのはこんなにも切ない失恋ソング…。一昔前ですと、失恋相手の消息といえば友達からの噂や、街でバッタリ、くらいでしか知り得ませんでしたが、今は良くも悪くも“SNS”というアイテムがあります。Twitterやfacebook、Instagramに投下されている彼と彼女の幸せそうな笑顔…。そんなの見なきゃいいじゃん!と思うけど、わかっているけど、けど、やっぱり見てしまうのが恋心のやっかいなところですよねぇ。そして傷つく…。だからもういっそ<私、人里を離れて生きてくの>とヤケになるしかない「ごめんね、恋心」の主人公の極端さもわかるような気がします…。

“大事なものを無くした
好きな人に振られた
嫌いな奴が幸せそう
どれもこれも、死にやしないけど
辛い出来事だったの

助けてくれる人なんて 支えてくれる人なんて
いるはず無いよね
私は私だけのものだもの

だから今日も 鏡に向かって笑う
がんばってる私を私しか知らなくても
ごねてる暇はないな
今日も鏡に向かって笑う
大丈夫ってつぶやく”
「みんなのうた」/SHISHAMO

 “人は1人じゃない”とか“人と人は支え合って〜”とか、そんな歌はよくありますがこの曲は、リアルです。本当のところ、ムカツクも苦しいも淋しいも悲しいも、多くの負の感情は自分だけのものでしかありません。それを自給自足の「大丈夫」でなだめ励ましながら、なんとか毎日を生きている人がほとんどなのではないでしょうか。けれど、大切なのはこの「みんなのうた」というタイトル。誰もがそうやって毎日戦っているんだ、実はみんなひとりなんだ、そう思うだけで何だか心が軽くなるような気がしませんか…? 最後に収録されている「みんなのうた」は、皆さんがアルバムを聴き終わったとき、今日もふっと前を向けるような、そんなエネルギーを持った楽曲です。

 尚、アルバム発売に合わせ、4月から初の全国ホールツアーを開催することもアナウンスされております。チケット最速先行は、すでにオフィシャルサイトにてスタート。是非、生でSHISHAMOの歌声を堪能しましょう!そして、アルバム『SHISHAMO 3』の予習も忘れずに♪ 全曲歌詞公開中です!

◆ニューアルバム『SHISHAMO 3』
2016年3月2日発売
XQFQ-1403 ¥2,700(税込)

<収録曲>
1. ごめんね、恋心
2. 中庭の少女たち
3. 生きるガール
4. 笑顔のとなり
5. 手のひらの宇宙
6. 推定移動距離
7. 女ごころ
8. 熱帯夜
9. 旅がえり
10. 君とゲレンデ
11. みんなのうた