「読むと死にたくなる歌詞ランキング」を発表したいと思います。

 2021年1月6日に“3markets[ ]”が2nd full album『ニヒヒリズム』をリリースしました。「大型フェスに出れなかったら今年こそ解散する!」という決意で望んだ2020年。初の渋谷クアトロ・ワンマン公演も延期に追い込まれ、答えすら見い出せないままバンドに押し寄せる虚無感。ただ、それに屈することなく完成させたのが、3年ぶりのフルアルバムです。2021年に鳴らす“スリマ流”エモーショナル・ソングスにご注目を!
 
 さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“3markets[ ]”のカザマタカフミ(Vo.&Gt.)による歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします!今回はその第2弾。綴っていただいたのは、彼にとっての「聴くと死にたくなる歌詞ランキング」についてです。前向きになりたくないとき、とことんどん底の気持ちに浸ることができる楽曲とは? ぜひ、歌詞も併せてチェックしてみてください。

~歌詞エッセイ第2弾:「聴くと死にたくなる歌詞ランキング」~

みなさん今日も息してますか?
死にたい日などありませんか?

自殺…悲しいことです。僕は死にたいなと毎日思ってはネットで「死にたい」って検索をかけて同じような人がいることで落ち着きを取り戻している男、3markets[ ]のギターボーカル、カザマです。こんにちは。


今日は「読むと死にたくなる歌詞ランキング」を発表したいと思います。あくまで自社調べなので死にたくならなくても怒らないでください。それは精神が健全な証拠です。喜びましょう。


◆聴くと死にたくなる歌詞ランキング


第三位
amazarashi
夏を待っていました


子供の頃を思い出させると同時に、もうあの純粋だった夏が来ることは2度となく、そのメンバーが集まることもないということに絶望させられます。

超高層ビルの上でかくれんぼするように僕らも生きてますけど、まだ誰にも見つけてもらえないし、もういいよと言ってくれる人ももはやいなくなり、それでもあの夏を待ってるんです。



…あの夏ってどの夏だっけな。漫画や映画の中、プールとか海とかで男女がキラキラして水かけたりするやつ。

ああいう夏、一度でいいからくれ。
死にたくなってきた。
おすすめです。生きよう。




第二位
森田童子
ぼくたちの失敗


この曲を聴いてると練炭自殺してる気持ちになります。したことないけど。


優しくてあったかいけれど、絶望って感情を伴わない時なのかもしれないな、と思わせられる一曲。一生名曲。


春の木漏れ日って希望がすごいんですけど、その希望に新生活があんまり応えてくれないんすよ。期待しすぎると僕はダメなんすね。ほどほどでいいです。あったかくなく寒くもなく、ほどほどの気候のところで贅沢もせず、3食食べられる幸せを神に感謝し、ゆっくりと死んでいく。そんな幸せが欲しい。どこの国に行ったらあるの?天国?死のう。いや、生きよう。国がなければ作ればいいんだ!




第一位
松浦亜弥
Yeah!めっちゃホリディ


死にたくなります。



歌詞は時代と共に変わっていきます。それでも何年も聴き続けられるものってやっぱり素晴らしいなと思っています。

自分も歌詞を書くときは10年後も理解される歌詞を書こうといつも気をつけています。


気をつけてはいますが、まさか10年以上もバンドをやることになるとは。


自分の楽曲にセブンスターというタバコの曲がありまして、¥200いくらだったタバコがこんなに値上がりするとは思いませんでした。

税金がどんどん上がっていきます。大衆が文句を言わないところにばかり税をかけるのはどうかと思います。


みなさん選挙にいきましょう。


今回はこの辺で。
次回は脱税について書こうと思います。

(予定は変更されることがあります)

<3markets[ ]・カザマタカフミ>

◆2nd Full Album『ニヒヒリズム』
2021年1月6日発売

<収録曲>
1.愛の返金
2.OBEYA
3.言えなき子
4.A子
5.君が太るべきたった一つの理由
6.整形大賛成
7.罰ゲーム?
8.サイゼ
9.たからくじ
10.¥1,000,000