琴音

インタビューでも言いきれなかったこの曲の闇をここで…。

 2020年6月24日に“琴音”が1stアルバム『キョウソウカ』をリリース。今作は、シンガーソングライターである彼女の高校生としての音楽活動の総括となるような内容に。2019年E.P.『明日へ』でメジャーデビュー。高校3年間で大きく広がった自身の音楽観と約1年間の制作期間を経て完成した、渾身の全12曲が収録されております。

 さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“琴音”のうたコラムを、3週連続でお届け!今回は第1弾第2弾に続く最終回。綴っていただいたのは、収録曲「今」にまつわるお話。実はこの曲は、彼女の中学の頃の記憶が題材になっているんだそう。一体その“闇”とは? きっとみなさんもどこか身に覚えがあるかもしれません。是非、楽曲とエッセイを併せてご堪能ください。

~歌詞エッセイ最終回~

皆さんいかがお過ごしでしょうか。歌詞エッセイは第3回目になります。1回目2回目とゴロ寝パソコンでまったりお送りしてきたわけですが、3回目にもなったので、より気分を改めしっかり書かなくてはと。

ということで、
今回はゴロ寝スマホでお送りいたします。

前より動きやすくなりました。琴音です。

さて、今回も1stアルバム『キョウソウカ』について書かせて頂きます。どの曲について書こうかなと思っていたのですが、スタッフの人達が「」という曲を気に入っているようで推しが凄いので今回はそれにしました。

そもそも、この曲は以前1stシングルのリード曲としてリリースしたものを再収録したものになります。折角なので、シングルリリース時にはインタビューでも言いきれなかったこの曲の闇をここでまとめ直してみようと思います!

これを作っている時、ずっと頭の中に浮かんでいたのは中学生の頃の記憶でした。クラス内では男子も女子も数人のグループになっていて、男子は2~4人くらいで集い、女子は多いと7人くらいで集っていました(ちなみに、私は口数の少ない大人しい友達2人と隅っこぐらしをしておりました)。

ここで特に大変なのが、活発な意識高い系の人数が多い女子集団。どんなクラスにも1グループはいますが、その中で過ごすのは過酷なのです。常に集団行動をし、常にグループ内で気を遣っているのです。中学生という多感な時期もあったのか、このグループは今思い返してみてもどこか張り詰めた感じが漂っていました。

そして、このグループの中の1人が「今」の題材になっています。その子は、声量や口調が荒っぽくて気も強いキャラクターでした。あえて悪く言ってしまえば、計算高い女子や自分をよく見せたい女子にはウケがいいキャラクターでした。

闇の深い話ですが、その子が毒を吐いたり突飛なことをいうと周りの女子はチヤホヤし、その状態を保ちたいがためにその子自身も、自分が求められるキャラクターに依存して行動がエスカレートするという悪循環。自分をどこか偽って誇張することで友達という安定を求めようとする状況。ただ、こういったことは珍しいことではないのです。

高校生の時も、自分を演じているなという子はよくいましたし、親や私より年上の人から話をきいても自分を演じなければならないことは少なくないようです。かく言う私も、小学生の時、友達を作りたい一心で自分のキャラクターをコロコロ変えていた時期がありました。

そう考えた時、自分の求める自分像や人間関係を作るためにそういう行動をとる人は年齢関係なくいるんだなーと思ったのです。ただ綺麗事を書くより、この状況をひとつの記憶として、記録として、残してみたかったのです。

息苦しい状況を嫌い、自分のありのままをさらけ出そうとするのもよし。周りに気を遣ってでも安心できる場所にいようとするものよし。歌詞の中で<そのままでいい>という言葉にこの2つの意味を込めました。

昨今は特に人との関係性は難しいもので、子供にも大人にも面倒なものですが、今一度立ち止まってどう過ごしてみようか考えてみるのも良いかもしれません。

っはい!
ということで、今回はこんな感じで終わります。
またどこかでお会いしましょう!
ご清覧ありがとうございました!!

<琴音>

◆紹介曲「
作詞:琴音
作曲:琴音

◆1st アルバム『キョウソウカ』
2020年6月24日発売
初回限定盤 VIZL-1770 ¥4,000(+税)
通常盤 VICL-65380 ¥3,000(+税)

<収録曲>
1.咲かない花
2.今 [1st Single]
3.あなたのようになるために
4.キョウソウカ
5.いざ、さぁ
6.真価論
7.The moon is beautiful
8.白く塗りつぶせ[2nd Single]
9.君を知ったから
10.きっと愛だ
11.明日への手紙[cover]
12.昨日より
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