来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。

ORCALAND
来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。
東京・下北沢発の「あらゆるポジティブを生み出す」ロックバンド“ORCALAND”がDigital EPを2作品リリースしました。2025年3月5日に『ぶちあげる-EP』を、3月26日に『だきしめる-EP』をリリース。時には先頭に立って手を引く力強さ、時には背中を押すような優しさを音楽で届けることができる彼らの楽曲は、多くのリスナーのポジティブのきっかけになること間違いなし! さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は『だきしめる-EP』にまつわるお話です。“誰一人置いていかない”というテーマをコンセプトに作り上げた今作。ORCALANDの根幹のひとつであるこのテーマへの自身の思いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2025年3月26日(水)『だきしめる-EP』デジタルリリース! 『ぶちあげる-EP』から二週間空けてのリリースになりました しっかりぶちあがってもらえたでしょうか。 前作に続き、初のプロデューサーを迎えての制作となった「Take it Happy!」 バンド5周年にあわせてリリースした「かっとばせ!!」など こちらもモリモリの内容でございます。 我々ORCALANDの“誰一人置いていかない” というテーマをコンセプトに作り上げた今回の作品。 活動初期から掲げてきたこのテーマが、ついに一つの作品として世に出る事になったなという思いがありますね。 今回もこのテーマの解釈は受け取ってくれた貴方に任せたいのですが、折角の歌詞エッセイですので俺なりの解釈をひとつ。 これはテーマであり、目標であり、俺と貴方の人生です。 誰一人置いていかないとか無理じゃない?笑 とか言われる事もあったけど、大事なのは そう思い続ける事、そう言い続ける事 だと思っています。 一人でいる人に手を差し伸べて連れ出したり、そのままの形を受け入れたり。一口に“置いていかない”といっても様々な形やアプローチがあると思います。 俺にとってはそのどれもが正解で、俺たちを知ってくれた人を置いていかないための言葉です。 ロックバンドの歌が、歌詞がまるで自分の人生を歌っているように聞こえた、という瞬間は音楽好きからしたらあるあるだと思うのですが、俺たちロックバンドは、リスナーにこれまでの人生や境遇を直接、ヒアリングして返答することは難しいです。 だから、ORCALANDにそれを感じてくれた時、“誰一人置いていかない”ロックバンドと名乗ることであなたの共感を、人生を、暗に肯定できるような存在になりたいな。なんて思っています まぁ我々も人間なので!カバーしきれない範囲は多々あるかもしれないけど! もっともっと大きな存在になって、もう訳わかんないくらいたくさんの人が好いてくれるロックバンドになったとしても“一人”を抱きしめられる様に曲を作っていきます俺は。 来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待っての精神です。 『ぶちあげる-EP』の「頭空っぽにして楽しむ」 『だきしめる-EP』の「誰一人置いていかない」 この二つのテーマが【あらゆるポジティブを生み出すロックバンド】ORCALANDの根幹。 出会ってくれた貴方という存在を、人生を、少しでも肯定できるように歌っていきます。 出会ってくれて、ここまで読んでくれてありがとう! <ORCALAND・大塚祥輝> ◆『ぶちあげる-EP』 2025年3月5日発売 <収録曲> 1. チャーハン・ナイト 2. インターネットスナイパー 3. SPARK 4. テノヒラスパイラル 5. バニサマ ◆『だきしめる-EP』 2025年3月26日発売 <収録曲> 1. Take it Happy! 2. かっとばせ!! 3. brand new day 4. オーガスタ 5. セーブポイント