女子高生シンガーソングライター、メジャーデビュー!

 120頭もの野生馬・御崎馬が生息する地として有名な宮崎県串間市都井出身の女子高生シンガーソングライター“井手綾香”が、2月16日(水)に先行配信楽曲「あのね」、3月16日(水)にメジャー1stミニアルバム「Portrait」をリリースし、念願のメジャーデビューを果たす。

 全校生徒18名の中学校を卒業し、宮崎市内の高校に通う現役高校2年生。アメリカ人でプロダンサーだった母と、福岡でバンド活動をしていた日本人の父をもつ。祖父は、マイケルジャクソン「スリラー」などのプロデューサーでもあるクインシージョーンズに見出され、1976年にはグラミー賞にもノミネートされたJAZZトロンボーン奏者ビルワトラス。

 4歳からピアノを始め、物心ついた時には既に作曲をするようになり、中学生になるとその曲に自作詞を載せたオリジナル楽曲を生み出していった。彼女が生む純粋に描き綴られた楽曲たち、そして、その楽曲を繊細かつ力強く歌う彼女の“うた声”は、地元九州の音楽関係者の間で瞬く間に話題となり、2009年8月、15歳にして九州限定のインディーズ盤CD「TOY」をリリース。九州地区全域のFM局パワープレイ「FM Qリーグ」にも選ばれ、たちまち2,000枚が売り切れた。

 彼女の名前から、当時音楽関係者の間では平原綾香、絢香に続く<第三の綾香>と称され、彼女の存在は宮崎から九州全域、そして東京の音楽関係者へと知られていき、その後、学業の傍ら、約1年半の時間をかけ制作を進め、全6曲入りミニアルバム「Portrait」が遂に完成した。

 メジャーデビュー作となるこの「Portrait」は、“ピアノとうた”で全曲が構成され、17歳の井手綾香にしか描くことの出来ない等身大の世界観が全編に渡って表現されている。ビートルズのカバー曲「In My Life」以外は、すべて作詞・作曲を自ら手掛けた上に、CDジャケットにおいても、彼女が書き下ろした自画像が用いられ、まさに彼女を表現する“ありのまま=Portrait”の作品となった。

 「Portrait」収録曲である「あのね」は、累計117万部超のケータイ小説「天使がくれたもの」シリーズの作者Chaco氏が、この曲にインスパイアされて書き下ろした新作「キミといたくて」の主題歌となっている。

 「キミといたくて」は、同一の世界を異なる登場人物の視点から描いた二つの物語となっており、スペシャルコラボレーション作品として音楽配信サイト“レコチョク”とケータイ小説サイト“野いちご”においてそれぞれの物語が展開される。この話題の作品の原点となった「あのね」は、今後大きな注目を集めること必至である。