夜の新宿ゴールデン街でスナックをジャック!?

 2008年3月にリリースされた4thアルバム「Key」から約2年、“一青 窈”が待望のニューアルバム「花蓮街」をリリース。アルバムリリース日となる4月21日、新宿ゴールデン街の歌謡スナックをジャックするでゲリライベントが行われた。

 一青 窈は、「“花蓮街”にはいろんな人が住んでいて、端から見ると少しいびつな生き方をしているように見えるかもしれないけれど、いろんな気持ちが許されてそこに住み着いているというシーンを思い浮かべました。なんかゴチャゴチャと看板があったりして、新宿のゴールデン街のようでもあり、台湾の街並みのようでもあり、そこに住む人たちの感情を想像しながら作り上げました」とコメント。

 ニューアルバム「花蓮街」は、新歌謡(進化窈)という新しいテーマを軸に構成された全15曲を収録。この新機軸を打ち立てた一青 窈に大きな影響を与えたのは、新宿ゴールデン街の佇まいだったということで、今回アルバムリリース記念として歌謡スナックをジャックするイベントが行われることとなった。

 「花蓮街」リリース日となる4月21日の夜、“「花蓮街」夜キャンペーン隊”を引き連れ夕闇の新宿ゴールデン街に現れた一青 窈。ゴールデン街でも有名で数々の著名人が訪れるスナック「夜間飛行」に飛び込み、「以前、歌謡曲ナイトというのを(夜間飛行で)やっていて、お客として来た事があって、歌った事があるんです」と語り、ニューアルバム「花蓮街」より「ユア メディスン〜私があなたの薬になってあげる」「うんと幸せ」の2曲をカラオケで熱唱。来店中のお客さんは突然の一青 窈登場とゲリラライブに驚きながらも、手拍子とともに大いに盛り上がった。

 ライブ終了後、「夜間飛行」のお客さんやゴールデン街の道行く人たちが"「花蓮街」夜キャンペーン隊"持参のニューアルバムを買い求め、購入したお客さん一人ひとりに一青 窈がサインをしてまわるなどして、この夜ゴールデン街にいた人たちには大きなサプライズとなった。