繁華街の道路上や駅前、公園など、路上での演奏(路上ライブ)を主な音楽活動としているミュージシャンが多く出没。中でも、梅田の歩行者天国や原宿のホコテンではストリートバンドブームが起こり、アンプを用いてエレキギターやエレクトリックベースなどによる大掛かりな演奏を行うミュージシャンも出現した。「シャ乱Q 」は大阪城公園のストリートミュージシャン出身である。

彼らは、基本的に楽器を自ら持参して路上ライブを行うため、使用する楽器は持ち運びが比較的容易で楽なアコースティック楽器が多くなり、アコースティック・ギターの「フォークデュオ」が多いのも特徴的である。ストリートミュージシャン出身の、ゆずやコブクロ 、19 、うたいびとはね などフォークデュオがメジャーデビューすることで、CDが売れ、全国的な人気となり、ネオフォークブームが巻き起こる。特に「コブクロ」は2007年にレコード大賞を受賞するまでになり、現在も日本の代表的なグループとして活躍している。

 
ストリートミュージシャンで、主に横浜市中区伊勢佐木町の松坂屋前で路上ライブを行っていた。音楽プロデューサーにJUN SKY WALKER(S)のメンバーである寺岡呼人を迎え、1997年『ゆずの素』でインディーズデビュー。翌年1998年1stシングル『夏色』、2stシングル『少年』で立て続けにブレイク。1stフルアルバム『ゆず一家』は最終的に100万枚を売り上げた。テレビへの露出は少ないが、さわやかな歌声、詞などから老若男女を問わず幅広い層から支持を得る。2003年及び2004年には「NHK紅白歌合戦」にも出場した。
「栄光の架橋」がNHKの2004年アテネオリンピック放送の公式テーマソングに起用され、ゆずの知名度は更に高まった。

北川悠仁(1977年1月14日)ボーカル、ギター、タンバリン、ピアニカ、カズー、口笛
岩沢厚治1976年10月14日 )ボーカル、ギター、バンジョー、テンホールズハーモニカ

 

 

小渕健太郎と黒田俊介の2人から成るフォークデュオ。毎週土曜日に路上ライブをしていた小渕と黒田が堺市の堺東銀座通り商店街で出会い意気投合。1998年9月8日、コブクロ結成。 2001年3月22日に「YELL〜エール〜/Bell 」デビュー。オリコン4位。その後、コンスタントにCDをリリースするがヒットには恵まれず、2005年5月11日 11枚目のシングル「ここにしか咲かない花」がオリコン2位を獲得。その後、「桜」、「蕾」などヒット曲を連発し、絢香×コブクロ名義でのCDリリースなど活躍の場所を広げている。2007年には「蕾」で日本レコード大賞 を受賞。

小渕健太郎(1977年3月13日)ギター・コーラス、ブルースハープ、三線、指笛 宮崎県宮崎市出身
黒田俊介(1977年3月18日)ボーカル 大阪府堺市出身

 


YELL〜エール〜
ここにしか咲かない花
蕾 (つぼみ)

時の足音
蒼く 優しく
永遠にともに
君という名の翼

岡平健治と岩瀬敬吾の2人によるヴィジュアル・プロデュースと作詞を担当するイラストレーターの326(ミツル)とのコラボレーション・ユニット。326はシングル「すべてへ」以降、脱退。326が脱退した以降、それまでフォーク色の強かった作風が、ロックテイストに変化していった。1999年には『あの紙ヒコーキ くもり空わって』、2000年には『水・陸・そら、無限大』でNHK紅白歌合戦にも出場している。当時ゆずを中心に復興を遂げていたフォークは「ネオ・フォーク」と言う新ジャンルとして一般にも広く認知されることになる。2002年3月、最後の曲『蒲公英〜タンポポ』を作り上げ、人気絶頂時に互いの音楽性を尊重するために解散。

岡平健治 ボーカル、ギター、ハープ担当。現3B LAB.☆Sメンバー、広島県呉市出身。
岩瀬敬吾ボーカル、ギター担当。現在はソロで活動中、広島県賀茂郡黒瀬町出身。

 
うたいびとはね Something ELse サスケ ケイタク
ワカバ 遊吟  平川地一丁目 ピース


ゆず
録歌選 緑 [DVD]
¥2,925(税込)


コブクロ
ALL SINGLES BEST (通常盤)
¥2,665(税込)


19
19~すべての人へ
¥2,924(税込)


うたいびとはね 唄人羽
三日月とピアス
¥2,661(税込)