2018年1月1日〜2018年6月13日の間に「歌ネット」で歌詞検索された全てのデータを集計!今回の特集では、歌ネットだからわかる2018年上半期のヒット曲に注目です!
米津玄師/Lemon
 歌ネットで上半期もっとも歌詞が見られた楽曲は、米津玄師の「Lemon」(3,011,158回)です。同曲は、2018年3月14日リリースのシングルタイトル曲であり、今年1月~3月に放送された“石原さとみ”主演ドラマ『アンナチュラル』主題歌として大ヒット。歌詞ウィークリーランキングでは、なんと19週連続で首位を記録中(2月12日~6月24日)。連続首位記録としては歌ネット史上最長!4月~6月のドラマ主題歌にもブレーキをかけられることなく、現在累計で300万回以上のアクセス数を記録しております。
  
米津玄師は、2009年より“ハチ”名義でボカロシーンを席巻し、2012年から本名の“米津玄師”としての活動を開始。その独特なサウンドメイクをした楽曲の強さと、リアルな言葉の数々は圧倒的で、今の音楽シーンにはない新鮮さを鮮烈に刻み話題に。大躍進のきっかけとなったのは2017年。以前から歌詞人気の高いアーティストでしたが、DAOKOとのコラボ曲「打上花火」や「灰色と青(+菅田将暉)」はリリース後、瞬く間に歴代人気曲に認定。そして、その勢い衰えぬままに放たれたのが、最新曲「Lemon」です。
描かれているのは“死=喪失を想う”というレクイエムの世界。ドラマでは毎回、冒頭の<夢ならばどれほどよかったでしょう>というフレーズが、登場人物たちの心に重なる痛切なシーンで流れ、視聴者の胸を打ちました。<あの日の悲しみ>や<あの日の苦しみ>など大切な人との記憶すべてを象徴する<苦いレモンの匂い>。もう二度と会えないけれど<今でもあなたはわたしの光>。そんなフレーズのひとつひとつがリスナーに愛され、2018年上半期の曲別ランキングで堂々の首位に君臨したのです。
2018年上半期楽曲別アクセスランキングTOP30 (2018.1.1~6.13)
順位  | 
    曲名/アーティスト名  | 
    アクセス数  | 
    発売日  | 
    タイアップ  | 
  
1  | 
    Lemon/米津玄師 | 3,011,158  | 
    2018/3/14  | 
    ドラマ  | 
  
2  | 
    LOSER/米津玄師 | 1,006,180  | 
    2016/9/28  | 
    CM  | 
  
3  | 
    瞬き/back number | 876,018  | 
    2017/12/20  | 
    映画  | 
  
4  | 
    灰色と青 ( + 菅田将暉)/米津玄師 | 578,630  | 
    2017/11/1  | 
    |
5  | 
    愛を伝えたいだとか/あいみょん | 340,825  | 
    2017/5/3  | 
    |
6  | 
    orion/米津玄師 | 301,503  | 
    2017/2/15  | 
    アニメ  | 
  
7  | 
    カタオモイ/Aimer | 281,730  | 
    2016/9/21  | 
    番組  | 
  
8  | 
    ともに/WANIMA | 276,525  | 
    2016/8/3  | 
    CM  | 
  
9  | 
    TT -Japanese ver.-/TWICE | 275,371  | 
    2017/6/28  | 
    |
10  | 
    やってみよう/WANIMA | 266,881  | 
    2017/3/8  | 
    CM  | 
  
11  | 
    君はロックを聴かない/あいみょん | 255,492  | 
    2017/8/2  | 
    |
12  | 
    ピースサイン/米津玄師 | 238,359  | 
    2017/6/21  | 
    アニメ  | 
  
13  | 
    サザンカ/SEKAI NO OWARI | 232,236  | 
    2018/2/28  | 
    番組  | 
  
14  | 
    シグナル/WANIMA | 227,041  | 
    2018/1/17  | 
    |
15  | 
    スパークル [original ver.]/RADWIMPS | 222,032  | 
    2016/11/23  | 
    映画/アニメ  | 
  
16  | 
    春雷/米津玄師 | 218,342  | 
    2017/11/1  | 
    |
17  | 
    不協和音/欅坂46 | 218,002  | 
    2017/4/5  | 
    |
18  | 
    前前前世 (movie ver.)/RADWIMPS | 217,368  | 
    2016/8/24  | 
    映画/アニメ  | 
  
19  | 
    here comes my love/Mr.Children | 214,160  | 
    2018/1/19  | 
    ドラマ  | 
  
20  | 
    クリスマスソング/back number | 212,866  | 
    2015/11/18  | 
    ドラマ  | 
  
21  | 
    Candy Pop/TWICE | 206,780  | 
    2018/2/7  | 
    |
22  | 
    明日も/SHISHAMO | 203,249  | 
    2017/2/22  | 
    CM  | 
  
23  | 
    ハッピーエンド/back number | 202,265  | 
    2016/11/16  | 
    ドラマ  | 
  
24  | 
    花束/back number | 196,420  | 
    2011/6/22  | 
    番組  | 
  
25  | 
    小さな恋のうた/MONGOL800 | 195,813  | 
    2001/9/16  | 
    ドラマ  | 
  
26  | 
    あなた/宇多田ヒカル | 192,229  | 
    2017/12/8  | 
    映画  | 
  
27  | 
    ノンフィクション/平井堅 | 188,559  | 
    2017/6/7  | 
    ドラマ  | 
  
28  | 
    サイレントマジョリティー/欅坂46 | 186,815  | 
    2016/4/6  | 
    CM  | 
  
29  | 
    奏(かなで)/スキマスイッチ | 183,953  | 
    2016/11/9  | 
    映画  | 
  
30  | 
    キセキ/GReeeeN | 176,892  | 
    2008/5/28  | 
    ドラマ  | 
  
現在の人気アーティストが例年以上に明らかに!
 今回のランキングでは、同アーティストの楽曲が多数ランクインしており、例年以上に現在の人気アーティストがはっきりとわかる結果に。まず、1位に「Lemon」が輝いた“米津玄師”はもちろん。また“back number”も強く、30位内に「瞬き」「クリスマスソング」「ハッピーエンド」「花束」がランクイン。尚、2月11日までのウィークリーランキングではback number「瞬き」が12週連続で首位を記録。2月12日から現在までは米津玄師「Lemon」が連続首位を記録。つまり、上半期は“back number”と“米津玄師”がバトンタッチして、トップを独走する形となりました。
さらに、女性シンガーソングライター“あいみょん”、3ピースバンド“WANIMA”、アジア発9人組ガールズグループ“TWICE”といった新星アーティストも、それぞれ複数曲、上位にランクインしているのが印象的です。音楽番組への出演などをきっかけに、ドッと注目度が上がり、歌詞も支持され続けております。今後の新曲もさらなるヒットが予想されるのではないでしょうか。
さらに、女性シンガーソングライター“あいみょん”、3ピースバンド“WANIMA”、アジア発9人組ガールズグループ“TWICE”といった新星アーティストも、それぞれ複数曲、上位にランクインしているのが印象的です。音楽番組への出演などをきっかけに、ドッと注目度が上がり、歌詞も支持され続けております。今後の新曲もさらなるヒットが予想されるのではないでしょうか。
アーティスト別1位は、米津玄師!
2018年上半期のNo.1ヒット曲は「Lemon」となり、さらに、アーティスト別の1位も米津玄師が獲得。2017年の年間アーティスト別ランキングでは、2位に輝いた彼がついに首位に君臨いたしました。米津玄師の楽曲は、歌ネットに掲載されている全73曲のうち48曲が歴代人気曲に認定されており、今回の楽曲別ランキングTOP30にも、「LOSER」(2位)、「灰色と青 ( + 菅田将暉)」(4位)、「orion」(6位)、「ピースサイン」(12位)、「春雷」(16位)がランクイン。また、1位「Lemon」のMVはYouTubeで1億回再生を突破!米津玄師が現在公開しているMVはYouTube上で10億回以上の総再生回数を誇り、歌詞だけでなく、映像作品としても高い評価を集めております。
上半期アーティスト別ランキングTOP10
順位  | 
    アーティスト名  | 
    アクセス数  | 
  
1  | 
    米津玄師 | 7,797,058  | 
  
2  | 
    back number | 3,922,177  | 
  
3  | 
    嵐 | 2,701,338  | 
  
4  | 
    WANIMA | 2,495,431  | 
  
5  | 
    RADWIMPS | 1,909,639  | 
  
6  | 
    Mr.Children | 1,809,104  | 
  
7  | 
    安室奈美恵 | 1,803,371  | 
  
8  | 
    GReeeeN | 1,656,073  | 
  
9  | 
    あいみょん | 1,521,433  | 
  
10  | 
    乃木坂46 | 1,503,188  | 
  
米津玄師 人気曲TOP10(累計)
順位  | 
    曲名  | 
    アクセス数  | 
  
1  | 
    Lemon | 3,187,453
  | 
  
2  | 
    LOSER | 2,702,544
  | 
  
3  | 
    灰色と青 ( + 菅田将暉) | 1,135,245
  | 
  
4  | 
    ゴーゴー幽霊船 | 1,084,014
  | 
  
5  | 
    アイネクライネ | 1,062,130
  | 
  
6  | 
    MAD HEAD LOVE | 939,989  | 
  
7  | 
    orion | 931,718  | 
  
8  | 
    vivi | 826,652
  | 
  
9  | 
    メトロノーム | 684,265
  | 
  
10  | 
    ピースサイン | 565,811
  | 
  
ブレイク&下半期注目アーティスト!
あいみょん
彼女は1995年生まれ、兵庫県出身のシンガーソングライター。2016年11月にメジャーデビューを果し、その歌詞力が大きく支持され、じわじわと人気を高めてきました。そして2018年、そんな“あいみょん”がついにブレイク!最初のきっかけは、今年1月21日に放送された『関ジャム完全燃SHOW』でしょう。この放送回では【売れっ子プロデューサーが選ぶ2017年 年間ベスト10】として、蔦谷好位置&いしわたり淳治が“マイベスト10曲”にそれぞれあいみょんの楽曲を挙げておりました。さらに2月11日、あいみょん本人が『関ジャム完全燃SHOW』に出演!2月16日、4月29日には『ミュージックステーション』にも出演!こうして音楽番組によってお茶の間に歌声が広まったのです。その結果、今回のアーティスト別ランキングでは9位にランクイン。楽曲別ランキングでは、「愛を伝えたいだとか」(5位)、「君はロックを聴かない」(11位)、「貴方解剖純愛歌 ~死ね~」(32位)がランクインいたしました。尚、8月8日には5thシングル「マリーゴールド」をリリース予定。引き続きあいみょんから目が離せません!
  
TWICE
彼女たちは【いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる】と言う意味を持つ、9人組ガールズグループ。昨年6月、ベストアルバム『#TWICE』にて日本デビューを果たし、ロングヒット!TWICEの特徴的な振り付けは、社会現象にもなり、年末には『第68回NHK紅白歌合戦』に出場を果たしました。日本ゴールドディスク大賞で5冠を達成。最新シングル「Wake Me Up」を含めリリースしたシングル全てオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。3作連続の1位及び初週20万枚超となり、海外アーティストによる「1stシングルからの3作連続初週売上20万枚突破」は今回が初。前作で記録した「海外アーティストによる連続初週20万枚突破」の歴代1位タイを単独1位となりました。さらに『Wake Me Up』は日本レコード協会のゴールドディスク認定において、累計正味出荷枚数が、50万枚を突破し、ダブル・プラチナの認定。海外女性アーティスト史上初のシングルでのダブル・プラチナに認定としての快挙を達成。
今回のアーティスト別ランキングでは27位にランクイン。2017年の年間アーティスト別ランキングでは圏外でしたが、大躍進!さらに、楽曲別ランキングでは「TT -Japanese ver.-」(9位)、「Candy Pop」(21位)がランクイン。今後、JAPAN 1stアルバム『BDZ』をリリース&秋アリーナツアー開催も決定しており、活動の勢いはまだまだ加速していきそうです!
今回のアーティスト別ランキングでは27位にランクイン。2017年の年間アーティスト別ランキングでは圏外でしたが、大躍進!さらに、楽曲別ランキングでは「TT -Japanese ver.-」(9位)、「Candy Pop」(21位)がランクイン。今後、JAPAN 1stアルバム『BDZ』をリリース&秋アリーナツアー開催も決定しており、活動の勢いはまだまだ加速していきそうです!

