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Amazon Music

作成日:2022/08/29

更新日:2022/08/30

Amazon Music(アマゾンミュージック)のデータ通信量の目安は?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介 Amazon Music(アマゾンミュージック)のデータ通信量の目安は?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介

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Amazon Music(アマゾンミュージック)のデータ通信量の目安は?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介

Amazon Music(アマゾンミュージック)を利用するのにどのくらいの通信量がかかるのか?音楽の再生にかかる通信量についてご紹介。通信量を事前に知りたい方、通信制限がかかるのを防ぎたい方、まだ音楽ストリーミングサービスを使ったことがなく自分の契約しているスマートフォンの通信プランで問題がないのか知りたい方は、必見の内容です。

Amazon Music(アマゾンミュージック)の通信量の目安は

Amazon Music(アマゾンミュージック)で音楽をストリーミング再生するときに発生する通信量は、音質によって異なります。Amazon Musicの有料プランAmazon Music Unlimitedには4種類の音質設定があり、高音質なほど大きな通信量が発生します。

音質設定は、「利用可能な最高音質」「HD/Ultra HD」「標準」の3つに加え、モバイルデータ通信時だけ選べる「データ通信節約」の計4つです。

Amazon Musicの音質設定

もっとも良い音質のUltra HDはCD音質以上とされており、ストリーミング再生時のデータ量は平均3,730kbps、CD音質のHDの場合ストリーミング再生時のデータ量は平均850kbpsとなっています。ちなみに標準音質の場合、データ量が320kbpsとなっているため、それぞれの音質で5分間ストリーミング再生をした場合、Ultra HD音質では約140MB、HD音質では約32MB、標準音質では約12MBのデータ通信量が発生します。

「データ通信節約」音質はデータ量等は明記されていませんが、ストリーミング再生時のデータ通信量は標準音質以下になると思われます。

Ultra HDの音質を楽しむためにはEcho StudioなどUltra HDに対応している端末が必要です。安価なイヤホンなどを使う場合は、大きな通信量がかかるだけでその音質を最大限楽しむことはできないため、標準かデータ通信節約での再生がおすすめとなります。

各音質の通信量をまとめると下記のようになります。

音質 データ量 5分間のデータ通信量 備考
利用可能な最高音質 ネットワーク速度に合わせて自動的にオーディオ品質を調整
Ultra HD 平均3,730kbps 約140MB
HD 平均850kbps 約32MB
標準 最大320kbps 約12MB
データ通信節約 約12MB以下 モバイルデータ通信時のみ選択可能
品質を制限してデータの浪費を防ぐ
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容量が月3GB(ギガバイト)の契約だと何曲ストリーミング再生できるか

Amazon Musicの有料プランであるAmazon Music Unlimitedを利用する時、自分が契約しているスマートフォンのプランでどのくらいの楽曲数を再生できるのかが、最も気になるポイントでしょう。今回は1曲の長さを5分と仮定し、月に3GBのプランを契約している方が、各音質で1ヶ月あたりどのくらいストリーミング再生できるか計算します。

Ultra HDでは1曲あたり約140MBのデータ通信量が発生するため、3GBでは約20曲しか再生できません。HDでは1曲あたり約32MBのデータ通信量が発生するため1ヶ月で約90曲、1日あたり約3曲再生できる計算になります。標準では1曲約12MBのデータ通信量が発生し、1ヶ月あたりの再生可能数楽曲数は約250曲、1日あたり約8曲再生できる計算となります。データ通信節約音質であれば、再生できる楽曲数は標準音質よりもさらに多くなるでしょう。

しかし、これは3GBすべてをAmazon Music Unlimitedのストリーミング再生に利用した場合の想定です。実際の生活ではAmazon Musicでのストリーミング再生以外にも、LINEやネットサーフィンなどに通信量がかかるため、より少ない楽曲数しか再生できません。

通信量を節約する方法

Amazon Music Unlimitedでのストリーミング再生で発生する通信量を節約する方法はいくつかありますが、今回は4つ方法を挙げます。

  1. 音質を下げて速度制限を回避する
  2. Wi-Fi環境を利用し、通信量の消費を抑える
  3. Wi-Fi接続時のみストリーミング再生を有効にする
  4. Wi-Fi 環境下で楽曲をダウンロードし、オフライン再生を利用する

いずれも簡単な方法なので、速度制限を防ぎたい方は試してみてください。

音質を下げて速度制限を回避する

Amazon Musicでストリーミング再生をする際に通信量を節約する1つ目の方法は、音質を下げることです。すでに紹介したように、音質を下げるだけで10倍以上も通信量が変わります。Amazon Music Unlimitedに加入している方は、モバイルデータ通信時は「データ通信節約」を選択することで通信量を節約することができます。

Wi-Fi環境を利用し、通信量の消費を抑える

Amazon Musicを利用する際に通信量を節約する2つ目の方法は、Wi-Fi環境を利用することです。端末をWi-Fiにつないでストリーミング再生すれば、モバイルデータ通信は発生しません。自宅や職場、カフェなどWi-Fiがつながっている時だけAmazon Musicのストリーミング再生を使用していれば、通信量や速度制限を気にすることなく何時間でも楽曲を再生できます。

Wi-Fi接続時のみストリーミング再生を有効にする

Amazon Musicを利用する際に通信量を節約する3つ目の方法は、Wi-Fi接続時のみストリーミング再生を有効にすることです。

この機能を有効にすることでモバイル通信時はストリーミング再生ができないため、誤って通信量が発生してしまうという事態を防ぐことができます。

  • 設定方法は簡単です。
    まず、Amazon Musicのアプリを開いて、右上の歯車マークを押してメニューを開きます。

    Amazon Musicのメニュー遷移
  • 次に、「設定」を押します。

    Amazon Musicの設定
  • 「再生」欄にある「ストリーミングネットワーク設定」を選択します。

    Amazon Musicのストリーミングネットワーク設定
  • 「Wi-Fi接続時のみ有効」を選択します。

    Amazon Musicのストリーミングネットワーク設定

    これで、Wi-Fi接続時のみストリーミング再生する設定は完了です。

Wi-Fi 環境下で楽曲をダウンロードし、オフライン再生を利用する

Amazon Musicを利用する際に通信量を節約する4つ目の方法は、Wi-Fi 環境下で楽曲をダウンロードし、オフライン再生を利用することです。Amazon Musicの無料プランではできませんが、有料のAmazon Music Unlimitedを契約していれば楽曲をダウンロードすることでオフライン再生が可能となります。Wi-Fi環境下で楽曲をダウンロードし、Wi-Fiが利用できないときはオフライン再生を活用すれば、楽曲の再生時にデータ通信が発生しないため、通信量を節約できます。

通信会社によっては、音楽ストリーミングサービスでは通信量を消費しないプランがある

現在は格安SIMを含め様々な携帯料金のプランを選ぶことができますが、音楽ストリーミングを利用した時の通信量を、月間利用量に含まないプランが用意されてることがあります。Amazon Musicに対応しているプランを契約すれば、自動的に通信量を節約することが可能です。これから新しい端末を購入する方は、どんなプランがあるかチェックしてみてください。

Amazon Musicユーザーは工夫次第で通信量の節約が可能です

今回は、Amazon Musicの通信量について解説しました。通信量に上限があり、速度制限がかかる可能性があるプランを契約している場合は、速度制限を回避するためには、月間の通信量を超過しないよう工夫が必要です。Wi-Fiや楽曲のダウンロードとオフライン再生を上手く活用し、月間の通信量を超過しないよう、ご紹介したテクニックを試してみてください。

Amazon Musicを始める

Amazon Musicのそれぞれの料金プランについてもっと知りたい方はこちらをお読みください。

この記事を書いた人

長井杏奈

長井杏奈

2016年から、音楽や映画などさまざまなカルチャーについてみなさまに情報をお届けしてきました。
元気な日には気持ちを明るくし、落ち込んだ日にはそっと寄り添う。
そんな力を持った音楽について、これからたくさんご紹介していきます。