ヴィオロンの響き

因幡晃

ヴィオロンの響き

作詞:因幡晃
作曲:木森敏之
発売日:1993/10/01
この曲の表示回数:15,401回

ヴィオロンの響き
街はいつか 雪化粧の中に
ボンヤリ外路燈 ともしびはじめた
一つのコートに私の肩を抱き
ふるえているねと それは寒さのせいじやない

お願いもっと歩きたいの
いずれは消える 雪の中に
振りむかないで貴方 二人の足跡を
せめて残して

つらすぎるわ この胸の痛みが
生きてる証しと 人は言うけど
どうぞ やめて ヴィオロンの響きよ
今の私には あまりに せつなく聴こえるから

昼もなお暗い季節には
春のいぶきさえ 聞こえない
足どりの重い人 心もすさんで
街は 冬枯

お願いもっと歩きたいの
いずれは消える 雪の中に
振りむかないで貴方 二人の足跡を
せめて残して

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