俺がGOD座にいたころ、MANKAIカンパニーに入る前の話……。
思い出すのは、自分をすり抜けていく視線
板の上で透明人間になってしまったような、そんな感覚
憧れていたGOD座の舞台
いつも舞台の端っこに立ってるだけの毎日だった
その日は千秋楽で、俺は終演後のGOD座の劇場で片づけを手伝ってた。
まぶたを閉じると浮かぶのは、
満員御礼の客席から鳴りやまないカーテンコール。
舞台の最前列中央で何度もお辞儀するトップスターの丞サンの姿は、
全身から自信があふれて輝いていた。
いつかあんな風に舞台の真ん中で輝ける日が来るのかな
そんな日が来たら、みんなが拍手を送ってくれるのかな
初恋のあの子も、見直したってほめてくれるのかな
俺はいつの間にか舞台の真ん中に……0番に立っていた。
いつか自分もこの場所に立ちたい!
そんな思いで丞サンと同じセリフを口に出した。
でも次の瞬間……あの人の笑い声が聞こえてきた。
ここまで華がない役者がGOD劇場の0番に立ったのは史上初かもな。
す、すみません、レニさん! 俺……!
お前が0番に立つ資格があるとでも……? なんておこがましい。
「どこまでも華がない
お前が舞台の上に立ってても、誰も見向きもしない
隅っこがお似合いの役者……
価値のない十把一絡げの役者……
舞台の中央に立つ資格なんてあるわけがない」
今でも思い出す……あの時の言葉
あの時の……悪魔のささやき……
お前が役を掴み取る方法は一つだけだ。
……七尾太一、私の手駒として役に立て。
そうして俺は、この劇団にスパイとして入団して……許されないことをした。
それでも、ここが俺の居場所だって認めてもらえて、
みんなと一緒にいたくて、
恩返ししたくてがんばってきた……。
だけど……。
みんなと秋組の公演を重ねた
0番に立つみんながまぶしかった
あの時GOD座で丞サンを見た時と同じように……。
きっときっと自分はあんな風に輝けない
秋組のみんなに敵うことなんて一つもない
みんなを差し置いて0番に立つ資格もない
だって俺は隅っこがお似合いの
さえない……役者だから……
思い出すのは、自分をすり抜けていく視線
板の上で透明人間になってしまったような、そんな感覚
憧れていたGOD座の舞台
いつも舞台の端っこに立ってるだけの毎日だった
その日は千秋楽で、俺は終演後のGOD座の劇場で片づけを手伝ってた。
まぶたを閉じると浮かぶのは、
満員御礼の客席から鳴りやまないカーテンコール。
舞台の最前列中央で何度もお辞儀するトップスターの丞サンの姿は、
全身から自信があふれて輝いていた。
いつかあんな風に舞台の真ん中で輝ける日が来るのかな
そんな日が来たら、みんなが拍手を送ってくれるのかな
初恋のあの子も、見直したってほめてくれるのかな
俺はいつの間にか舞台の真ん中に……0番に立っていた。
いつか自分もこの場所に立ちたい!
そんな思いで丞サンと同じセリフを口に出した。
でも次の瞬間……あの人の笑い声が聞こえてきた。
ここまで華がない役者がGOD劇場の0番に立ったのは史上初かもな。
す、すみません、レニさん! 俺……!
お前が0番に立つ資格があるとでも……? なんておこがましい。
「どこまでも華がない
お前が舞台の上に立ってても、誰も見向きもしない
隅っこがお似合いの役者……
価値のない十把一絡げの役者……
舞台の中央に立つ資格なんてあるわけがない」
今でも思い出す……あの時の言葉
あの時の……悪魔のささやき……
お前が役を掴み取る方法は一つだけだ。
……七尾太一、私の手駒として役に立て。
そうして俺は、この劇団にスパイとして入団して……許されないことをした。
それでも、ここが俺の居場所だって認めてもらえて、
みんなと一緒にいたくて、
恩返ししたくてがんばってきた……。
だけど……。
みんなと秋組の公演を重ねた
0番に立つみんながまぶしかった
あの時GOD座で丞サンを見た時と同じように……。
きっときっと自分はあんな風に輝けない
秋組のみんなに敵うことなんて一つもない
みんなを差し置いて0番に立つ資格もない
だって俺は隅っこがお似合いの
さえない……役者だから……
![]()
ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。
RANKING
七尾太一、神木坂レニの人気歌詞ランキング
最近チェックした歌詞の履歴
- Scapegoat / Laputa
- 怪物 / UA
- じれったいね / 少年隊
- Haruzion / 鹿乃
- 木枯しに抱かれて / 大山百合香
- POP / 篠原凜太郎
- 刀剣乱舞 / 刀剣男士 team三条 with加州清光
- Afro Samurai / YA-KYIM
- サマーアゲイン / さかいゆう
- 青い夕暮れ / 飯塚雅弓
- HERE COMES THE SUN / 高木ブー
- ROCKET DIVE / hide with Spread Beaver
- Love or Love? / Lead
- raison detre / DIR EN GREY
- アンハッピーエンド / BIN
- 花 / 生田絵梨花
- 北・漁・港 / 吉幾三
- 望楼の果て / 冠二郎
- Galaxy / 神田優花
- You / X4
- 私のヴァンサンカン / 加藤登紀子
- 大人になる前に / 柴田恭兵
- GRAPEFRUITS / LOVE PSYCHEDELICO
- Χ-kai- / KOTOKO
- COLORS / GLAY
- 母に唄った子守唄 / 松前ひろ子
- Precious Memory / 藤澤ノリマサ
- 虹の向こうに / 奈良美津子
- DRAGGAN QUEST / CHEHON
- 黒い鷲 / 氷川きよし
リアルタイムランキング更新:03:00
歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照
注目度ランキング
歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照













