AUREOLIN

SWALLOW

AUREOLIN

作詞:工藤帆乃佳
作曲:工藤帆乃佳
発売日:2022/03/27
この曲の表示回数:4,665回

AUREOLIN
早朝5時の始発が
窓の外を揺らしていく
高架橋越しの朝焼け
眠れないまま
明かす夜なんて
今はもう茶飯事だけれど

怖い夢を見る度に
甘えたい幼心に
嘘泣きなんて覚えた
微睡みのなかで
思い出していた日々
私は今 幸せなのに

どうして、どうして
いつか
老いていくあなたのその背中
超えて生かなきゃ
ぎこちない愛が育んだ
やがて過去になる今日のためにただ
泣きたい

想いの力だけでは
守れない ものが増えて
それでも歳は重ねた
何もないけれど
何もないことが
幸せだと知っていたのに

傷つけ合うときでさえ
離さなかった指先が解けていく
忘れたりしない、ずっと
当たり前が塗り替わる瞬間

どうして、どうして
いつか
来るはずの別れの予感を
見て見ぬふりした
昨日より少し痩せた
手のひらに握る体温が今は…

どうして、どうして
いつか
老いていくあなたのその背中
超えて生かなきゃ
ぎこちない愛が育んだ
やがて過去になる今日のためにただ
泣きたい

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