おとといきやがれ

まふまふバンド×luz

おとといきやがれ

作詞:まふまふ
作曲:まふまふ
編曲:三矢禅晃
発売日:2022/03/30
この曲の表示回数:15,401回

おとといきやがれ
おとといきやがれ クソ野郎

どうにも 何処かで
笑い合って輪を作る詩だとか
愛とか何とか望むような
夢なら捨てましたわ

此方人等 万年B級で結構
筆を執る気もないのです

あいつにこいつに
中指立てて生きてきましたが
どうにも今日日に残るは
孤独故の虚しさです

一体全体どうしたらいいんだ
ささくれた今日に臥せっている

これは怠慢な 傲慢な
いつかのボクの償いだ
抗弁も 方便も
癪に障るぜ

誰彼構わずやっちまえ
うざったい有象無象は
何処か蹴とばして

いいから話の本題を
言えよ 言えよ
際限ない空白で
未来を満たして

言葉で爆弾作ってきたんだ
何だって壊していたんだ
何様誰様だお前は
消えちまえ

子供の頃から大嫌いだった
大人か何かの化け物だ
絶対悪じゃ仕舞いは
許されやしねえな

なあ 言っちゃいな
「とっととどっかに行っちゃいな」
ぼやいて姿見
おとといきやがれ クソ野郎

悔いては学んでまた改めるが賢い人間です
擦って拉げても前を向けるのが素敵な人間です
そんならボクはどうして
息をするフリばっかで死んでいるのだろう?

あいつにこいつに
中指立てて生きてきましたが
いつからこんなに視界が
黒く煤けて見えただろう?

最近何で笑ったんだっけ
思い出せないんだ 期待しちゃいないけど

不幸自慢 自傷 パチンコ台 烟草
受験 ガサ入れ ゲームオーバー
また遅延のホームで チッ チッ
笑顔の欠かぬご自慢の規律

そら見た 耳も塞げねえくらいに
雁字搦めまでがご愛敬
嫌なこったよ 見たかねえから
ボクはマスクをひとつ被っているんだ

最低だ 最低だ
人間なんかになっていた
一生に一度のお願いさ
見逃してくれ

誰彼構わずやっちまえ
肯定否定 同調反駁は
聞いちゃいねえ

いいから話の本題を
言えよ 言えよ
際限ない空白で
未来を満たして

迷霧と上辺で愛を紡いで
できるだけ優しく触って
切り忘れの爪のひとつで
傷つけてきたろ?

だから指立てるんだ
軽はずみで切らないように
ああ 当然偽善者だ
どうせ許されやしねえな

なあ 言っちゃいな
「とっととどっかに行っちゃいな」
ぼやいて姿見
おとといきやがれ クソ野郎

あばよ 願い下げだ

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