スピカ

古川慎

スピカ

作詞:古川慎
作曲:伊藤和馬(Arte Refact)
編曲:伊藤和馬
発売日:2020/12/23
この曲の表示回数:23,962回

スピカ
お別れの鐘が近く
今日を笑いに来るだろう
アスファルト濡れた影が
長く僕を写す

いつかきっとその背中は
遠く離れ霞むだろう
それでもいい 君と違う
道は 続いてく

笑っていて夏のスピカ
輝きに見惚れさせて
手を伸ばせば消える幻
叶わないアステリズムで

後悔はないなんて嘘が
零れそうになってから
気づいてしまう 僕たちは
重ならないステラ
刻が過ぎてく

夕立が通り過ぎて
門出急かしてる虹を
後ろ髪引かれながら
潜り抜けたあの日

いつかどこか遠い街で
踊る姿に揺れても
許して欲しい 弱い僕の
譲れないワガママ

絶やさないで夏のスピカ
眩さに溺れさせて
十字の鳥が南へ向かう
空が回したデパーチュア

巻き戻してと願わない
つよがりを抱きしめたら
散らばりそうな 言葉だけ
飲み干して歩いた
刻が過ぎてく

いつか君も見えなくなる
そんな未来に生きても
大丈夫と 立てるように
今日を 忘れない

笑っていて夏のスピカ
輝きに見惚れさせて
手を伸ばせば消える幻
叶わないアステリズムで

巻き戻してと願わない
強がりを抱きしめたら
振り返らない 僕たちは
重ならないステラ

星が流れた

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