燃えない

Anisonin

燃えない

作詞:anisonin
作曲:加藤俊一
発売日:2020/08/12
この曲の表示回数:3,197回

燃えない
苔生した潤い
垂れ込める空
山あいの落ちたところ
私は村をみてる

欲望は愚かで
永続は危険だ
子供らが住まうところ
私は村をつくる

知識が泉を育むが残るばかりの美は無力です
建築や美術や文芸の保存は実に窮屈で
知識が泉を育むが残るばかりの美は無力で
建築や美術や文芸の保存は実に窮屈です

図書室がいつか燃えた時
祖母の死を思い出しました
私も静かに老いてゆく
未来をみる

雑踏が深くて
家族は埋もれてる
そもそも私は如何にして
ここに居るのでしょう

道ができてゆくよ
ビルも建ってゆくよ
人は概念を飛び越えて気付けないで
喪失も共に得る

一番綺麗な花束は
寄りつく虫を知っている
焼べた手のひらが訴える
私はきっとまだ、燃えない

報せを受けない老人が
諦めた若者の先に居る
これを光景と呼ぶのなら
私は光をまだ、知らない

苔生した潤い
垂れ込める空
山あいの落ちたところ
私は村をみてる

欲望は愚かで
永続は危険だ
子供らが住まうところ
私は村をつくる

知識が泉を育むが残るばかりの美は無力です
建築や美術や文芸の保存は実に窮屈で
知識が泉を育むが残るばかりの美は無力で
建築や美術や文芸の保存は実に窮屈です

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