降らぬ先の傘

羽生まゐご

降らぬ先の傘

作詞:羽生まゐご
作曲:羽生まゐご
発売日:2018/10/03
この曲の表示回数:23,406回

降らぬ先の傘
本当のことは今はいいから
欲しいのは不幸になる理由
どうでもいいや
それでもいいや
貴方と孤独を迎えに

昨日よりかは少しましかな
まだ夜は長いままだけど
昨日を見てた昨日のことは
明日から始めてみよう

夏の日の砂漠の夜も
冬の日の凍てつく夜も
貴方が側にいるだけで
忘れられた
僕はまた日の出の村へ
何もかも変わらぬままで
出会った頃を思い出す
一雫の朝

夕方から雨が降る
貴方に伝えなくちゃ
風が過ぎてく貴方の街まで
此処じゃない浮世の街まで

泣いて慰め合う夜も
笑い合い寄り添う夜も
誰かの代わりではないと
信じてたら
僕はまた貴方の横で
足りないと飲み込む罪を
吐き出すこともしないまま
重ねてたかもな

夕方から雨になり
傘を届けに向かう
足は軽いな早く行かないと
悪くない浮世の街
明日から元通り
初めての繰り返し
風は過ぎ去り貴方を置いてく
此処じゃない街まで

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