一本の傘

チューリップ

一本の傘

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
発売日:2000/12/06
この曲の表示回数:17,131回

一本の傘
あの日は雨が降っていた
君とわかれた交差点
ひとつの傘にはいったけれど
かわすことばもなくなって
どうしてあともおわないで
後姿を見送ったのか
あの日は街が泣いていた
雨があまりに細すぎて

ひとはだまってすれちがい
駅のホームへのぼっていく
電車はガードをゆらしながら
頭の上を通りすぎる
にぎりしめてもにげるなら
恋よ思い出もつれてって
さよなら君のぬくもりよ
さよなら僕のあつい心

あの日は雨が降っていた
霧のような雨だった
傘を持つ手はぬらしても
涙をかくすには細すぎて

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