忘れられた少年

千のアカシ

忘れられた少年

作詞:松本浩一
作曲:松本俊行
発売日:2016/08/10
この曲の表示回数:6,895回

忘れられた少年
瓦屋根の隙間から 飛行機雲が線を引く
大きすぎるサンダルで すぐに空き地へ飛び出した

首が痛くなるほどに 空を見上げたあの頃の
ときめくような あの夢を忘れてしまっていたようだ

雪が溶けるように 時は流れて
山が枯れたように 時は佇む

忘れられた少年に 会いに行きたい一度だけ
子供の頃の自分に 教えて欲しいことがある

めがね橋を渡る時 魚きらきら弧を描く
麦藁帽子飛ばされて 水辺の花に日傘差す

あいつと川へ飛び込んで 水掛けあったあの頃の
ゆったり過ぎたあの時間 忘れてしまっていたようだ

風が歩くように 時は流れて
黒い雲のように 時は佇む

忘れられた少年に 会いに行きたい一度だけ
子供の頃の自分に 教えて欲しいことがある

忘れられた少年に 会いに行きたい一度だけ
子供の頃の自分に 教えて欲しいことがある

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