銀の橋

FictionJunction

銀の橋

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
発売日:2009/02/25
この曲の表示回数:23,149回

銀の橋
夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの

自転車を乗り捨てて時間を止めていた
動かない雲から冬枯れの光
このままじゃダメなのにこのままでいたくて
淡い陽射しの中 いつまでも立ってた

川辺に吹く風に身を竦め
夢を語ろうとしてみた
だけど言葉になるものなんて
どこにも持ってなかった

夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの

水面に揺れる月にふいに素直になる
聞こえない歌にそっと耳を澄ませた
明日出会う誰かと解り合える気がした
その為に一人待っていたんだと

誰もが探してる幸せは
みんな違う形をして
ふいに伸ばした手を掠めてく
輝きだけを残して

夕闇影になる橋の向こうに
届かない場所が手招いている

どんなに遠くへ行くときも私を連れて行って
ずっと昔の約束の中へ連れて行って

暮れて行く空の最後の光
届かない場所が手招いている
夕闇影になる橋を見ていた
届かない場所へ渡れるはずの
渡れるはずの………

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