焼肴

肩にしぐれが 降るように
男にしみる酒がある
帰るあてない 故郷行きの
切符にぎって 呑む夜は
冷やで地酒と焼肴
しみるな しみる 男がしみる
肩にしぐれが 肩にしぐれが 降る夜に

連れて行ってよ 三途の川でよ
おふくろ相手によ お茶を呑む ダンチョネ

窓に落ち葉が 舞うように
男を泣かす歌がある
傷をさらして 生きてたけれど
夢は心に 熱かった
冷やで地酒と焼肴
泣けるな 泣ける 男が泣ける
窓に落ち葉が 窓に落ち葉が 舞う夜に

冷やで地酒と焼肴
しみるな しみる 男がしみる
戻りたいよな 戻りたいよな あの頃に
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