Untitled

瞼が震えていた
僕だけに見せてくれた
君の秘密

雨が降っていた
あの言葉も
消えてしまうのかな

濡れた服は
昨日のままだった

夜に惹かれて紡いだ言葉は
バームみたいに手の中で溶けた
幾度となく呼んだ名前よ

曖昧なまま逃げてきた
溢れそうな想いと
臆病な僕を救ってくれ

言葉にならない音を重ねていく
いつか君にも届くかな
言葉にならない音を重ねていく
どこまで想いを
削れば
届くだろう

届くだろう

届くだろう
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