Guns

深くて長い冬にヤツは身を潜め
その時を待っていたギラギラした瞳

張り詰めた日々をどうにか歩いていく
たった一言で世界は変わり果てた

見たことのない雨に打たれ
煙が立ち上ると
ただ立ち尽くした
誰が何を求めて誰のために争うのか?

あまりにも美しい雪が降った
身を寄せ合う僕らをヤツは見下ろした

武器を持つ人のその目は怯えている
銃口を向けたその手は震えている

誰も望まない争いの中で
命が奪われていく
同じこの地球で
僕が君だったら
君が僕だったらどうだった?
同じ血を分け合った
僕らひとつだったのに
今は遥か遠く
支配で満たされた世界を僕ら愛せるか?
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