希望のうた

夜明け間近の街は少し燻んでいて
呼吸をするたび重くのしかかる
頑張れって言葉が皮肉に聞こえたり
いつの間に狭い心 そっと撫でてやろう

振り返れば どんな時も 大切な人が手を振ってて
ああ、そうだよ 一人になって初めて 独りじゃないことがわかった

僕たちは旅人だろう 立ち止まるも進むも自由なんだよ
でも忘れちゃいけないことがある 帰る場所があるからこその自由だって
どこへ行こう どこまで行こう 今日は今までの話を聞かせて
いつもは見えなくても 聞こえなくても 大丈夫だよ 一人でも歩けるよ

知らぬ間に誰かの居場所を奪ったり
生きていれば避けられない 痛みもあるもんさ

塗りつぶせば 見なくて済む 人や物や過去や景色たち
でも、どうだろう この街は野良ネコが多いんだ 捨てたもんじゃないよ

複雑な時代の中で 簡単には信じられなくなっていく
マスク越しじゃ伝えにくいけど 夢も希望も未来も見てほしい
宇宙から見ればとても小さな惑星(ほし)の小さな物語
生命は輝いてる 心を伝えていく 希望のうた

僕たちは 旅人だろう 立ち止まるも進むも自由なんだよ
でも忘れちゃいけないことがある 帰る場所があるからこその自由だって
どこへ行こう どこまで行こう 今日は今までの話を聞かせて
いつもは見えなくても 聞こえなくても 大丈夫だよ 一人でも歩けるよ
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