いいんだよ

柔らかな休日の木漏れ日に揺れる君は
まるで何も恐れなどないように

「これくらい一人で大丈夫」強がりで隠すのもいい
だけど今日は その正体を明かして

いつかお互いの言葉が 錆びたナイフみたいになって
深くえぐって 治りにくくて
苦しめ合う様なことにならない様に

いいんだよ 朝起きて眠るまで 嘘をつかなくても
悪魔のささやきも もう君に届くことはないから
風に乗れ 戸惑いのない 切なさもない 透明な願いよ
星たちが羨むほど 嫉妬するほど 呆れるほど

途方に暮れる様な日には ただの抜け殻になって
そっと世界に想いを寄せるのも良いさ

涙の落ちる瞬間に 目を覆いたくなる瞬間に
いつか出会って 潰れそうだって
おんなじように明日を探し出せるかな

確かなモノは何も見えないけど 不安は捨てていこう
くたびれたシャツのまま 眠る君がうなされないように
夢なら無限大にあって 光を放って 優しく包むんだ
痛みもいつの日にか きれいな花を咲かせるでしょう

君が綴った物語の 後ろで僕は小さく歌っていよう

いいんだよ 朝起きて眠るまで 嘘をつかなくても
悪魔のささやきも もう君に届くことはないから
風に乗れ 戸惑いのない 切なさもない 透明な願いよ
星たちが羨むほど 嫉妬するほど 呆れるほど
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