春が色づく時 あの桜は君の街 染めてますか?

年のはじめに君に出した
年賀はがきが返還されてた
元気でいればいいんだけど
華奢な背中が心配です

どこかで誰かと幸せでいて
そう願う気持ちに嘘はないけど
あの並木道で泣きじゃくった君がまだ離れない

春が色づく時 あの桜は君の街 染めてますか?
もしも道に迷い 塞いでるなら そっと見上げてみて
健気な花は咲いているよ

去年二人で通った道の
淡い花びら 覚えてますか?
散ってく夢も また新しい
蕾になると君は笑ったね

卒業したって変わらないよと
ジョークで茶化したあの強がりを
式のずっと前からきっと君は見抜いていたんだろう

春の風に乗って あの桜が君の街へ届く頃
二人愛し合えた季節のこと どうか思い出して
一途な花を忘れないで

就職とか進学とか さまざまな岐路が
この先も僕ら待ってるだろうけど
毎年桜はめぐる時間(とき)の中 変わらず咲き続ける

春が色づく時 あの桜は君の街 染めてますか?
もしも道に迷い 塞いでるなら そっと見上げてみて
健気な花は咲いているよ

Lalala…
一途な花を忘れないで
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