Mitsuki作詞の歌詞一覧リスト  4曲中 1-4曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
真白国へようこそ少女病少女病Mitsukiピクセルビーピクセルビー「正直、驚いた。 魔女の僕、メイメイに手を引かれ、深く暗い森を歩き続けた。 一歩進む度に現実から離れていくような錯覚に襲われて、 現実と幻想の境界がわからなくなってきた頃、突然に視界が開けた。 そこに隠されるように広がっていたのは、陰鬱な光景ではなく、 思いもよらないほどに美しい景色で……」  花々(はな)は色付き舞い踊って 鳥達(とり)は祝福を謳って まるで、地上の楽園であるかのよう  わたしを迎えて微笑む(わらう)乙女達は皆 何の毒も感じない 暗い森の奥見えたものは……絶望じゃなくて。  『ようこそ、新入りさん。あなたの名前は? いいえ、やっぱり言わないで。 だって此処は、誰もが幸せになれるところ。  あなたを蝕んだ不幸は忘れて。 いいえ、思い出さなくていい。 もう誰もあなたを傷つけない。そして、幸せになるのよ。』  『此処には、美しい五人の乙女達が住んでいる。 けれど不思議なことに誰も、 メリクルベルに負の感情を向けてはいなかった」  花々(はな)も恥じらう乙女たちに 鳥達(とり)も歌を忘れるほど 此処はほんとに、魔女のセカイなのかしら?  わたしを迎えた魔女はおだやかに笑んだ。 雪のように白い肌 薔薇のような唇は甘い……毒を忍ばせて。  「ようこそ、新入りさん。ずっと待ってたわ。 そうよ、七番目の乙女。 恐れないで、不幸せは捨ててしまいなさい。  美しさは決して穢してはならない。 永久に穢させはしないわ。 いつまでもいつまでも、私と共にいよう。」  −−−ダメだ、声を聴いたら囚われる −−−やめて、中へ入ってこないでよ −−−ダメだ、深く身体を蔦が這うように −−−絡めとられてしまう……  此処は真白国(ましろのくに) 幸せが包む 薔薇の香りは芳しく 何もかもを幸せで塗り替え、忘れていく  『さぁ、怖がらないで。この手をとりなさい。 甘いお菓子を食べましょう。 真白の姿、美しいまま此処で……死んでいきましょうね。』  「フィーナ、いらっしゃい。ふふっ、いいコね」  「フィーナは迷うことなく魔女の手をとり、 その手に誓いの口づけをした。 私は抵抗して後ずさったけれどその瞬間、 頭に鈍い痛みが走った。メイメイは諭すように言う」  「あなたもすぐに、同じようになれるから……ね」
聖華の双子が祈るのは少女病少女病Mitsukiピクセルビーピクセルビー「美しい双子の少女、ディーとウィー。 優しい父と母、四人での幸せな生活。 何不自由なく暮らしていた双子は、 幸せな日常に忍び寄る影に……気付くこともなく」  「不穏な種は静かに芽吹き、 いつしか取り返しのつかない悪夢と化して。 嵩んだ借金の果ての一家解散。双子は離れ離れに…… 別々の家へと引き取られていった」  何を違えたのか その問いに解はなくて 今はただ、冷たさに耐えるだけ 『聖華(はな)の双子だね』と云われては微笑みあう 幸せな時間(とき)はもう過去の中  帰る家もなく 食べるものもなく やがて離れ離れになった  『いつか、我が家(うち)に帰ろう 三年先の聖夜(きょう)に必ず迎えにくるからね』と 父と母が残したのは 離別(さいご)の口づけ(キス)だけ  「それぞれに引き取られた新しい家で、 安寧を得ることは叶わなかった。 ウィーは義理の姉達から陰湿な虐めを受け、 ディーは過酷な労働を強いられて」  何も望むものはないほどに恵まれてた 水仕事で擦り切れた手を見て 其れは奇跡の上 成り立っていたと知った 幸せな日常(とき)はいつ変わったの?  父は酒に酔い 母は泣いていた いつの間にかそうなっていた  『いつかまた逢おうね』と 三年先に希望(のぞみ)託した 『どんな顔で会おうか』 鏡の前 痩せた頬で笑顔をつくった  「そして、三年の月日が経ち、約束の日が訪れる。 両親が迎えに来てくれることを、 そして片割れに会えることを信じ、 遠く離れた地で苦しい日々を生き抜いてきた」  「粉雪の降る聖夜。ディーとウィーは、 それぞれの家で逸(はや)る気持ちをおさえきれずにいた」  「「これでやっと、本当の家に帰れるんだ……!」」  やっと【逢える】 約束の【焦がれてた】 聖夜(ひ)がやってきたよ【遠い】 迎えにくる父を【母の影を】 待ち続けた...  白雪(ゆき)が世界を染めて 心も白く凍らせていく 箱庭(いえ)を抜け出し駆ける 其処にきっとワタシたちの 本当の家(いえ)があるはずだから  予想していた現実 夢想の残滓 絶望の前 双子は会い見(まみ)えた 「誰か...どうか...幻想(ゆめ)を見せて... 虚構(うそ)でもいいから−−−」  「両親は迎えにこなかった。あると信じて焦がれていた家は、 もうどこにもなかった。 双子は互いの温もりだけを支えに、涙を流す。 すると突然目の前に、カラスを連れた少女が現れて言った」  「あなたたちが、大好きな家族と ずっと一緒にいられる場所へ連れていってあげる。 けれど、これは甘い毒。 『永遠の幸福』が怖くないのなら、このリンゴを受け取りなさい」
Primary period少女病少女病Mitsukiピクセルビーピクセルビー「泣き虫で甘えん坊な少女、ロシェル。 貧しくも母と子、慎ましく暮らしていた。 当たり前だと思っていた幸せな境遇。 それが突然消え去るなど、想像もしなかった」  退屈な平和が奇跡であることを 母に守られていたことを肌で感じた 変わらないものなどありはしないのだと 変わってから気付いたって もう変えられない  遠い町まで一人きり 心が竦む それでも行かなければ……きっと後悔が待ってるから  助けて 誰か聴いて 孤独に揺らぐ声 無数の視線 無意識の棘が貫く 好奇の目に晒され 耳に届く嘲笑 それでも両足(あし)を前へと動かし続けた  新たに芽吹く 僅かな勇気は 幼い心を燃やし続けて  「一晩中駆け回り、どうにか薬を手に入れて、家へと続く道を辿る。 心臓が張り裂けそうに苦しくなっても、 歯を食いしばって涙をぬぐい、ロシェルは走り続けた」  どんなに怖くても 決して諦めない 守られていた温かさを憶えてるから その灯火だけは絶やしてはいけない 何度も転び血が滲んでも立ち上がり、駆けた  帰り着いた家は暗く 伽藍の夜陰 彼女を迎えた絶望は 冷たい墓標の下  どうして 返事をして 虚空へ鎔(と)けた悲鳴(こえ) もう大丈夫 一人でも泣いたりしない 次はわたしがママを助ける番なんだ もう大丈夫……だから、ねぇ…… 目を開けて抱きしめてほしい  「もう甘えたりなんかしない。ワガママだって言わない。 だから……だから、ずっと傍にいてよぅ……」  戻って 打ち破って こんな現実なんて望んでいない 欲しくもない 求めてないよ 無意識に壊れゆく小さな輝きは 夢想 妄想 幻想の先の理想へ  仮初でいい だれでもいいから 幸せな夢を見せて お願い  「ああ、可哀相に。よく頑張ったわね。 これからは強くなることなど忘れて、か弱いままでいていいの。 だって、幸せなあの日に戻れるのだから。 さぁ、ついていらっしゃい」
空導ノ果テ少女病少女病Mitsukiピクセルビーピクセルビー深窓から焦がれた 一片(ひとひら)の理想(ゆめ)は唯遠く 粉雪(ゆき)のように溶けては 悲しき歌声(アリオ)を奏で続けていた  病魔(やまい)はこの身体を 穏やかに死へと誘(いざな)って 心まで屠るだろう 叶わない夢物語(いつか)を祈りながら  まだ……抗ってみせる。  運命(さだめ)を超えて 切り裂く為に 気高き大剣(つるぎ)を纏いたい 何物にも折れない意思は 未来を護る為に この血脈(ち)が繋ぐ 希望の灯火(ほのお) 決して絶やしはしない 全ての願望(ゆめ)を継いで 導く姫君(イヴリィ) 伸ばした双手(もろて)は夜空へと消えて行く 幻想の花を追って  「とある大国の姫君・イヴリィ。 彼女は生まれつき病弱で外を出歩くことを禁じられていた。 身体を治し、将来は両親と国政を支えたいと夢見ていた。 しかしある晩、国家の秩序転覆を企てる一派が クーデターを起こし、それまでの平和は一瞬にして崩れ去った。 非力な姫君はただ無力で……。進化に促されるままに逃げるも、 病に侵された身体は思うように動いてくれない。 衛兵に支えられながら、痛む心臓を必死に堪えて走った。」  不穏な種子(たね)は芽吹き 緩やかに根を伸ばしていた 無力に嘆く少女 その両目(め)に映る凄惨な赤は  もう……洗い流せない。  憤怒(いかり)を薙いで 覚醒(めざめ)の為に 寂滅の大剣(つるぎ)を与えて 刻み付けた王(ちち)の言葉と 王妃(はは)の笑顔を胸に 過去も未来も 葬る劫火(ほのお) 決して忘れはしない 全ての宿願(ゆめ)を背負い、虚空に誓う 伸ばした双手(もろて)が血に塗(まみ)れ穢されても 魂は穢されないと  「姫君は己の非力を責め、無力を呪い、そして力を欲した。 絶望した姫君の前に、黒いカラスを連れた女が 現れ甘言を囁く。」  「そう、力が欲しいの?」  「光栄に思いなさい。その美しさを、気高さを…… メリクルベル様が認めてくださったわ。あなたは救われる」  「復讐がしたいのでしょう?果たしたいのでしょう? 安心なさい、すべてはメリクルベル様のお導きのままに……」  「そして少女は差し出された果実を手にした……」  「望みのまま、おいでなさい 貴女が求めた復讐(ちから)は此処に−−」  毒牙に堕ちて 生かされながら 幻想の大剣(つるぎ)を振るって 無数の死を積み重ねては 終わらない悪夢(ゆめ)を視(み)る 砂礫の夜空(そら)に響く咆哮 何(いず)れ過去も自己も喪い 無(ゼロ)を刻む終(つい)の姫君(イヴリィ) 精神(いのち)尽きるまで 永遠に繰り返す 空導の箱庭に 救済(しあわせ)を捜して  「ずっと私が救ってあげる。決して見捨てたりはしないわ。 ふふっ、美しいわよ。憎らしいほどに。 ……ねぇ、あなたが斬り裂きたいのは、 見知らぬ敵?それとも、あなた自身?」
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