| ゴーストバスターSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 右も左も先も見えない 恐怖に怯えて過ごしていたら 歯車のような人生に 麻痺してしまっている僕がいた 時計の針をただ見つめている 模型の中での生活はもう 溜息ばかりで息をして 冷めきった日々に痺れを切らしてる いずれ夢は叶うのか そんな不安に駆られて しょうもないよな 周りの声に殺されて僕は 夢を見失う亡霊になり腐ってしまいそうだ 「言いたいやつらには勝手に言わせておけばいいさ」 お前の言葉で僕は今日も生きてる 久しぶりに会ったあいつは ミイラ取りがミイラになっていた 夢も希望も忘れたって言ったって お前じゃ無いみたいだ どうせなら一緒にもう一回 頑張ってみないか? こんな頼りない僕でもお前を 生き返らせてやりたいんだ 夢を諦めた無感情な表情 自分と時間を引き換えにして ただただ死ぬのを待ってる まさしく亡霊のようだ 瓦礫の中で蹲る君は 夢を偽りの感情の中 無意識に隠していた 心の叫びを誤魔化していてはいつのまにか 自分の生きてる意味すら忘れてしまうよ 周りの声に魘されて君が 夢を見失う亡霊になり腐ってしまう前に 「言いたいやつらには勝手に言わせておけばいいさ」 今度は僕がお前を救ってあげるよ |
| 週末グルーミーSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | ただいま 暗い部屋 とりあえずテレビをつけて 遅めの夕飯、夕刊にこぼした お茶拭き取り込み上げる 寂しさ。 家を出て自由になったつもりだった 毎日の野菜のない生活 あぁ あなたがいないせいか。 もううるさいって、あぁ窮屈だなって 思ってたあの日が恋しくって あぁ大人になって、「ねぇ。ありがとう」って 伝えたい時に側に居ない 酔っ払い金曜日 今夜は歌って まだまだ夜が更けるまで 誰かと居たいのだ。でも心は晴れないや 壊れそうな夢と現実の ギャップから目を背けんのは 独りで居たくないだけなのさ おかえりのない部屋 昨日見た今日のリピートで 彩った瞬間 歪んだ一週間 それなりつまらない習慣 鏡を見るのも嫌になる そんな日だってあるんだぜ 記憶の中の幸せを集めて 今日も頑張って生きている “もっと輝いていたい” と思ってはいるけど足がすくんで 置いてきた日々が僕を連れて明日へ 「ウダウダしてちゃダメ、あなたが選んだ道。 頑張ってなんて言わないわ。信じてる。」 限界のジャッジを下して 屍みたいな足取りで 毎日を繰り返すロボットに成りすまして 夢を追いかけて転んで だからってもう諦めないで 誰かがきっと待ってる 失敗したって待ってはくれない 結局は自分のステージで 認めて欲しいのだ、周りからのイメージは きっと曖昧で不確かなピントで カッコ悪く映っても良いから 自分が見たい未来だけを信じて |
| 馬鹿みたい。Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | いまさら本音がどうとか 聞きたくないよ どうせなら墓場まで 隠してみせてよ 上手くやれないんなら 半端な優しさも しんどいわ 気づかないふりしてあげてんだよ 季節の変わり目に喉がカサついて 上手く言葉にできないや 意味もなく悲しい顔をみせたい 困らせてみたい 自分だけじゃイヤ ほらキミの化けの皮剥ぎ取ってあげる 怖がらないでね あたしだけにそっと秘密教えてよ どこか期待しているの 馬鹿みたい 「またね、会えたら会おうよ」 って歩き出した君に “もう、会う気ないなぁ?” ついつい本音が飛び出しそうだ まるでこの恋愛自体 なんか人違いみたい? 君の気持ちが聞きたい そんな勇気はないけどね 生まれ変わってもまた ふたりは出会ってしまうなら この気持ちはいつまで経っても終わらないかな 君への想いも後少し もうどっか行ってしまうけど どこか期待していたのが 馬鹿みたい 「どっちでも良いよ」 「あったら食べるよ」 優しいつもり? そういうところが嫌い 会いたいじゃないなら会いたくないよこれ以上 黙らせてみたい 自分だけじゃイヤ ほらキミの化けの皮剥ぎ取ってあげる もう好きでもないから あたしについた嘘も全部可愛く思える |
| 現在を生きるのだ。Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。今日も 弱さと向き合う度 僕らは強くなったよな 「楽しい」だけじゃなくなってきたのは 本気で愛してたって証拠だよな 許し合う事で学んだ 愛はもっと自由で形がないから 悩ましいのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 繋げるのさ苦しくても 話し合っていけ 話し合っていけ 「大丈夫、大丈夫」 って言い聞かせて 出来れば笑ってこのまま最期まで 挫けそうな時でもあなたがいた ありがとうを伝えたい 照れ臭くて言えない 間違いを許し合うたび終わっちゃいないのだと知り あとどれくらい残ってんだ?ってライフを数えてたっけなぁ 振り向くな綺麗じゃなくていいよ 傷だらけでも「僕ら」は美しい! 奇跡や運命に未だ見ぬ未来を託すなよ 残された最後の時間でアニメやマンガじゃない 僕らは現在を生きるのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 限界を超えてまた しがみついていけ しかみついていけ 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。 今日も。 |
| わけあってSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 隣でソファーに沈んで本を読む 君は呼吸をする事さえも 忘れるくらいに真剣な顔で まるで部屋に溺れているみたい じっとしていられない僕はいつも君の 邪魔をしては怒られたね そんな事まだ思い出してしまうんだ でも君はもう違うんだろ? お揃いのピアスも 耳付きのカチューシャも 今じゃただ置いているだけ 忘れるくらいさ 余裕だなんて思ってた もう全て手放してしまうよ ずっと僕ら 間違いだらけで 曖昧だらけで 不器用なだけで 向き合うのが怖くて 愛はきっと呆れて僕らを見放して 君とのあれこれもはじめから 無かったみたいに なんとなくつけたテレビは寂しさ 紛らわす為のおまじないみたいな 日当たりの悪いこの部屋もお別れ ただ逃げているだけなのかも なんにもない日常に、探してもないのに 君を見つけてしまうよ ソファーの右側 凹んだ跡が化石みたいに今でも ちゃんと覚えているから捨てちゃったよ? 窮屈だとか文句は言うけど あーだこーだで訳あって なんだかんだで分け合って 机もベットもソファーも半分ずつ 綺麗さっぱり 嫌いやっぱり 強がりなだけ 会いたいだなんて 曖昧な嘘で 酔っ払った勢いで連絡して来るなよ 浮かれちゃったり もう疲れちゃったよ ほらそんなんだからずっと僕は ずっと僕ら 間違いだらけで 曖昧だらけで 不器用なだけで 向き合うのが怖くて ふたりがちゃんと前に進む為さ忘れてくれ 僕の事だれそれ?ってはじめから 無かったみたいに すればいいのに |
| 真昼の月Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 新聞配達の少年は 朝日に向けて走り出した 昨日見た夢に怯えながら 明け方の良くある光景を 無意識のうちに弱気だった 自分と重ねて余計に怖くなった 見上げた空に 母親の顔が重ねる 『あんまり無理しすぎて身体を壊さないように』 と手を振った君の なんだか少し寂しそうな顔を 夢に見る度に涙を堪えた朝 やる事があるのは分かってる 一番の敵はテレビゲーム 腐りきった僕にのしかかる論理 聞いたような使い回しの 知ったようなクチでダメ出しか 期待はしないが嫌な気もしなくなった 『大丈夫だよ きっとあなたならできると信じてる』って 君の言葉を思い出す度 臆病な僕は救われて来たよ 根拠のない“おまじない”のような 君の不思議な魔法にかけられたようだった 真昼の月 汚れた街 遠くで聞こえる悲しい声 歪んだ空に溶けた星たち バイト先のビルの屋上 ブルーなベンチにこぼした夢 「帰りたい」がいつしか口癖になった 『痛みの数だけ見えた 希望を大事にしなさい』 と聞こえた気がして 思った通りにいかずに悩んでも 痛みを堪えて明日へ旅立つのさ |
| 東京Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 起き抜けの街はね まだ青く光ってて 静かな世界には僕ひとりが 息をしているように感じていた 通り抜ける空気はどこか寂しそう もうすぐだね、さよならまで。 どこにいても変わらないでね 思い出すのはきっと大人になってさ 今の僕は上手くやれているのか 不安で丸くなるつま先 汚れていく心の所為 東京。 大丈夫僕は。上手くやれているよ 諦めることにも麻痺してきたから はじめて正しい事ばかりが 正義じゃないのが分かってきたんだ 五線譜に留まったカラスを追いかけて 急行、すれ違う音に何度も 驚いては俯く都会の朝にも 最近は随分慣れてきた気がするよ 失ってさ、得たものがなんだか 割に合っていないんだ 黙ってそっとしといて 吐き出した黒い言葉 過ぎ去っていった今日に くたばってしまいそうなんだ あぁ焦ってたんだ きっと でも繋がってたんだ ずっと 不確かでも僕の選んだ道は 東京。 大丈夫。僕は上手くやれているよ 諦めることにも麻痺してきたから はじめて正しい事ばかりが 正義じゃないのが分かってきたんだ |
| 猫の背Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 花飾り嬉しそうに 駆けてく白のブラウスは 川沿いの土手 夕陽と並んで笑ってる 僕は今日も下を向いて 自然と靴を見つめてる すれ違った子供達が眩しくて トボトボと猫背は行く 明日を考える程余裕は無いや 晩ご飯は今夜もコンビニの予定です 夢から醒めないように 恐る恐る生きてきたんだ ずっと前だけを向いてなくて良い 叶うよ きっと 信じて 録画したアニメと比べて 僕の人生は平凡です 誰のヒーローにもなれやしないのか このまま 酒気帯びて冷たいご飯に 「君まで冷たくするのかい?」 なんてひとりごと馬鹿馬鹿しいと思うかな ウトウトとしてきた頃 明日のアラームをかけて 夜の中へ そんな暮らし飽き飽きしてんだ こっちも 夢から醒めないように 騙し騙し呪いみたいだ きっと人一倍傷付いてきた 君もだろ? ひとりじゃない 暗がりで 自分を嫌わないで 倒れ込んで そのまま朝日を待っていた 足りないもの 足りないまま 終わりへ向かっているような あぁ このままの僕じゃいられないよな 夢から醒めないように 恐る恐る生きてきたんだ ずっと前だけを向いてなくて良い 叶うよ きっとさ 夢なら醒めないように 自分自身で掴みに行くんだ だって繰り返すだけの毎日なら 要らない 変わりたい 誰にも 邪魔はさせない |
| 曇りのちSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 月明かりに照らされた街 いつしか世界は寝静まって 星の見える川沿いの道に 口笛を響かせた夜 やがて僕は遥か彼方に 光る小さな点になって 雲に隠されて見えなくなる そんな風に思うようになった 居ても居なくても良いと 言われている気がして 震えながら生きていました 白い息止めてみた 明日の予定もないまま ぼんやり天井を見つめた ソファーにカラダを預けて だらしなく生きる僕を許して 何もかもが上手く行かない 不安が僕を押し込めても いずれきっと上手く行くはず まぁそんな根拠は何処にもないけど ふわりふわりと浮かんだ 雲に憧れた 吸って吐いて繰り返す 呼吸が苦しくなる 明日も今日と同じく 誰かに合わせて息をする 自分が生きてる事すら ひとりになると分からなくなった 明け方せかせかと忙しそうに 世界は回り出した 白けた空が星を隠したら 僕は居なくなるんじゃないかと思ったよ 止まないファンファーレ またクラクションが鳴り響いている 変われない僕を叱っているように 聞こえたんだ聞こえたんだよ |
| 404.NOT FOR MESaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夕立みたいなふたりはじっと終わりを待っていた 甘い匂いを置き去りに君は走り出す 虹がかかった空を眺めて 大きなため息をついて 「きっと明日は晴れるよ」 いや僕の心は雨模様 履き潰したスニーカーじゃ この嵐の中は走れないよ なぁ僕は君にとってそんなにもつまらなかったかい? あぁやっぱこのままじゃ 自分を嫌いになってしまいそうだからさ 履き替えて終わりにしよう 君を好きだった僕はもういない アマレットの匂いがちょっと嫌いになったんだ 君からもらったスニーカーはどこへ行ったんだ 寂しくなるほど優しくないよ? 君はお互いを知るよりも早く居なくなったのさ 未練なんてさ、これっぽっちも無いから 「寄りを戻したい」とか 勝手な事言うなよな また僕の心を惑わせて 消えないでくれ 立ち尽くして『くだらねえな』って 笑えるほどどこがよかったんだ なぁ僕は君にとって最高に都合が良かったかい? とかちょっと強がった 僕をみて開き直るくらいで良いんだぜ 吐き出して終わりにしよう 君を好きだった僕に悔いはない 僕を好きだった君はもういない |
| 怪物たちよSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | だらしのない生活に息を潜める怪物達よ なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ! 穏やかな夜に乾杯 しけたツラした僕にジャスハイ 幸せの価値観なんて人によって違うもんなのさ 定規で測れるような生き方はひとつもない 僕らの明るい未来に乾杯 もう嫌いなやつらはバイバイ 耳元で聞こえた誹謗が消えてくれない 忘れる為また飲んで後悔を繰り返す 見えないやつの視線に怯えて 夢の中で号き疲れて壊れてしまいそう 全てが黒く見えてしまうけど 麻ロープで首を括り手にする自由よりも 僕らはきっと強くなれるはず こんな世界でもまだ 人を傷つけて嬉しそうな愚かなる怪物達よ 出来ることといえばせいぜい陰口くらいだもんな 可哀想な君に乾杯 もうそのままでいいよララバイ 気に入らない事を取り上げて叩いてみたり 誰も幸せになれない気がすんだ。もう気が済んだ? 言葉はピストル引き金を引けば 当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの? そんなやつらに耳を貸さなくていい 「だから何?」と微笑ってやれ 遇らってしまえばいい 嫌いで良いからもう 関わらないでくれよ 雑音に怯えながら生きる事は難しい 誰かの所為にしたい でも全部自分の決めた道ならば 悩みながら生きることも素晴らしい 「これが僕だ」と言えなくなるような 世界なんて変えてしまえ心まで渡さないで 嵐の中に星を探すような 生きている意味を越えていく日々 枯らさないで 「これが僕だ」って自信がなくたって らしさなんてきっと死ぬまで判らないもんなのさ 「それが僕だ」って答えはなくたって 悩め、生きて。怪物達よ |
| HummingSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 日曜日の朝は食パンを 焼いた匂いで起きるの 寝惚けたままの瞳で それが我が家の決まりです いつも仕事が忙しいみたいで 子供なりにも遠慮したりして 贅沢が出来た訳じゃないけど なるべく笑っててくれたよね 「今度の休日どっか行こっか」 晴れの日あなたと海に誘われて 助手席でラジオ聞いたりして 口遊んだカントリーロードは 未だに頭に沁み付いてて 照れ屋で不器用 褒めるのは苦手だけど いつでも味方でいてくれた やりたい事があるなら 最後までやれよって言ってくれたっけ 不器用さはあなた譲りか 釣りしに行こうよって一度だけ 僕から誘った日覚えてる? 行けなくて拗ねちゃった事も 後悔してるよ 駄々こね べそっかき ごめんねも上手く言えないけど 今度の休日海行こっか 疲れてる顔は見せないで 気丈に振る舞うあなたをみて 育った僕はハッピーボーイでしょ? なんて素直に言えないや パパみたいになれるかなぁ?って 不安になる事もあるけど 照れ臭くて今日も言えないまま また今度にしようかな |
| 世界の果てSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 今世界がどうなっているのか 明日世界がどうなっていくのか そんなこと考えたことあるかい? 自分のことで精一杯なの そう言っていつだって僕らは 後ろめたさを感じながらも 周りのことに関与しないのさ 地球の裏では水不足が 隣の国では排気ガスが それを囲む海では汚染物質が 1秒に4人が生まれて 2人が死んでいく世の中で 果てしない生と死のループが 終わりを告げるまで きっと繊細で臆病な僕は 生命の輪からはみ出さぬ様に いつでも神経を尖らせて 生きるため必死にもがいてる 今もどこかで眠れず 涙を流す小さな命が 頭の悪い大人のせいで 不安に怯え消えていく 自分の身は自分で守れとさ 無責任な声が聴こえるよう なんだ期待はずれもいいとこだ 鉄の塊が頭上を舞う きっと戦災が消えることはない そうやって誰かがテレビでさ 根拠もない不安を流すよ 信じることはないさ |
| メトロノウムSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 踏切 足踏み 焦りが 苛立ちへと 歪み合い 傷つけ 不安に駆られたって 僕らは 旅をする 迷いながら このままナビは要らないさ 濃霧の中走った夜も 無駄なんかじゃないよね 落ち葉を割る音 季節は急行列車の様に 停まらずいつでも 僕らを運んで行くよ このまま もうすぐ トンネルの闇の中を抜けた先は明るいはず くたびれた顔ですら 素敵だと笑える日々まで 僕らは 旅をする 迷いながら 戸惑いながらも進む 決められたリズムに ダイヤを乱されぬように走る |
| ToughSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夕暮れが闇に染まってしまいそうで 何故だか急に不安になってきた 誰かの冷たい視線に怯えながら ギターを掻き鳴らした日々も ガラクタの山に見えるかも知れないが これには夢が詰まっているんだ 別に理解はしなくてもいいけれど 馬鹿にだけはしないでくれ 師走の街に焦る僕を無視して 通り過ぎる冬の風 まるで嘲笑うように 世界は輝きを増していた 昨夜の闇が溶けるくらいの微睡み 不安も溶かして 行くあてもなく彷徨い歩く 迷ってる暇はない もう分かっているんだ 繰り返す日々と惰性の中できっと 独りで限界を勝手に決めては つまらない被害妄想に匙を投げてしまっていた ぬるま湯に浸かって一体何がしたいんだ 頭の中が空になるくらいにただ ぼーっとしてたかった 嵐の中を手探りでさ 僕らは走って行くよ 楽したいけど時間もないだろう? 最後に笑うその日の為にあと少し もう少しだけでいいから |
| この長い旅の中でSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 愛を探しに旅に出た僕らの幸せは 案外なんでもない日々だったりして 海底から掬い上げてくれたのはきっと 大抵くだらない会話や泳げない君だったりする 誰にも届かないSOS 透明人間な僕は 君の笑顔の裏側 知るのが怖くて 不安を押し込めて笑う今日も 君がいれば問題はない そんな人いないって思ってたんだ 喉に痞えてた言葉が そのまま命の叫びだ 心が軋む音がしたら クジラの声さ君に届くか ほんの少し信じてみたい この長い旅の中で 愛を探しに旅に出よう 君に言われるがままに 新しい世界へ飛び出した 素晴らしい命と思えるように 綺麗さっぱり 片付けてしまえよほら もう「後でやろう」って言葉の魔法 使わないように 君が居ればどんなに痛い 終わりのない悲しみも 存在しない?冗談じゃない 乗り越えていける気がする 例えば君がペテン師でも 君を信じて後悔したいや そばにいたいぼんやりしたい この長い旅の中で |
| くせげSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 埃に塗れた日記 あの頃の僕は未熟だった 霧雨にうねる前髪を押さえながら 何を見ていたんだっけ 下ろしたてのスニーカー 私服がなんだかぎこちないな 鏡に映る自分の影、恥ずかしくて 目を逸らしてたんだっけ 街角で流れる大人びた歌 愛を語るには若過ぎたよな 過ぎ去っていった春に甘えて 癖毛が気になりだしたのは 紛れもなく君に逢えたから 思い出す事は殆どないけど 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けてしまった ところであなたはどんな 生活を誰と過ごしたんだ 寂しさを埋めるだけの日を 堪えながら何をしていたんだっけ あれから月日が経って 色褪せた過去になりやがって 正確に思い出す事も 出来ないくらいぼやけてしまったじゃないか 凍った手と手がゆっくり 溶けてしまう程今でも いまさら 突然日記を読み返したのは あなたを感じたくなったから そんなに急に遠くに行くとは思ってないから 癖毛が気になりだしたのは 初めて乾杯をしたのは 誰かの為に泣いたのは 冷たい手を握ったのは 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けて仕舞った |
| バンドワゴンに乗ってSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 眠たい目を擦りながら 不安を走らせた午前1時 前はもっとうるさかった車内に 今では沈黙が鳴り響く アクセルを踏む力が どうしても強くなってしまうよ 弱気な事を悟られぬように 不安は口にはしなかったよな サービスエリアでコーヒー買って もう少しあと少しだって騙し騙し なるべく最低な結末は 考えないようにしていたのさ このままできっと大丈夫と言い聞かせて 行き先も分からない 真っ暗な道を行く 標識なんか何処にもない 高速道路をひたすら走るよ |
| poiSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 羽を伸ばしてふらふら うつけてみたいや 何も考えたくない 疲れてしまったよ 羽目をはずしてぐだぐだ 流石に昨日はちょっと 遊びすぎたかもな カァカァ烏合の衆 文句ばっかりじゃない? で何?やっかみ?優雅に壊してくる 平気な顔で躊躇いなく嘘をつく 騙し合い 悲しくなった まだ青く不確かな 飾らない僕にも変わらない愛を 目的地が分からない 運命的な出会いがしたい どうせなら遠回りもしたい ちょっと待って この星から言葉が消えたら ムカつくあいつを許せる? んなわけねえだろ どうしようもなく殴って殺してしまいそう え?なんて物騒なの! 違う!俺じゃないの! 俺じゃないんだってば! 利用されていい使い捨てでいいよ 思い通り一生虜にほら望み通りっしょ? 「期待してる」とか「愛してる」って綺麗な言葉に 惑わされたいよまた美しい言い訳 現実逃避全部が 疲れたよちょっと眠ってもいいかい? 全てが夢ならばいいのに 僕の未来は まだ明日も不確かな それでもどこかに光を探して 目的地は分からない 運命的な出会いはしたい どうせなら遠回りもしたい |
| なつやすみSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 蚊取り線香がジリジリと 白く燃えて落ちていく 僕は縁側、蝉の大合唱聞きながら “あぁ足が痒いな” スイカの種を空に飛ばして 午後は何をしようかな 特に予定があるわけじゃないけど 今夜も課題は後回し 誰かのデータなんかじゃないよ チートも魔法も使えない どこか遠くの街で 独りで生きながら 愛する事を学んだり そんなありふれた日々に 抱いた憧れも 当たり前じゃないと知った 痛みも悲しみもリアルで もっと上手に生きていたい 瞼を閉じて開いたらもう 夕焼けのチャイムが鳴り “あの夏の日にはもう戻れない” そう言われた気がしたのさ 時間が無いなんて言い訳さ 僕がよく分かってるよ 思い描いた日々が眩しすぎて 今が真っ暗に思えてくる “ああだったこうだった” って悩んでいたら勿体ないぜ そうモノクロだったコントラスト 色付けしていくこれから そこが天国だって地獄だって もうどうせ後には戻れない だからどうやって どうやって生きて行くのか 死に方は選べ少年 遠くの街で 出会った人達や 愛する人と笑ったり そんなありふれた日々が 堪らなく愛しいって なんか泣きそうになったり 酸いも甘いも噛み締めて シナリオなんてひとつもなくていい |
| 君ト餃子Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 真っ白で雲みたいにふわふわと 優しい君の事だから 灰色に溶け込んでしまうんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 ねぇ、そっちはどうしてる? また天気予報は君の街の分まで 頭に来るような事もまぁまぁ 酒のつまみにすれば良い ひとりで抱え込んでいるんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 包んで 焼いて 食べちゃいな 晴れ間に咲く向日葵みたいに 見上げて眩しくなったら 下を向いたって良いんだよ 迷子だって良いんだよ 君の街で待ってる 枯らした花 種になって さぁ、じゃあ次はどうする? 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 でも君の性格だし 無茶しちゃうんだろうな ちょっとだけ心配だけど 君の街で待ってる |
| おやすみSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 蚊取り線香の煙が見る見るうちに 空を満たしては消えて 香りだけが残ってる 鈴虫の鳴き声が夜風に乗り 囁くおやすみの合図 時間が焼けて白く落ちていった 真夏の空気と首を振る扇風機に 咥えたスイカのアイスを 溶かされぬように 必死な顔を見て笑いあったのも 随分昔の話に思えてきた 八月の蛍のように 消えそうな光のように 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に 擦れ違う愛に苛立ち怒鳴り合った事 これでも愛していた事 伝えられてたら 転がる蝉を避けながら歩いては 誰にも見つからぬ様に 声を殺して泣いてるよ 毎日が雨でいい 降っては乾いてまた泣いて 無かった事になるみたいで怖い 暖かい太陽に身を委ね うとうとしてそのまま横になる 待ち合わせは夢の中 君に会いに行く 帰り道なんかもう分からないでいい 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に おやすみ。 |
| サマーデイドリームSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 8月の喧騒と干からびた僕達 暑さも忘れて走る 誰にも止められない あどけない横顔と 滲む首筋の汗 張り付く髪の毛と蝉の声が 鬱陶しくて愛しくて 夏の空に溺れそうな程 僕らは青すぎて でもまだ幼くていいよね 世界が縮まってふたりの 居場所が無くなろうと くっついてもっと近くに 居たいと思うよ 大袈裟だって笑いながら 赤くなる顔は太陽の所為かな 秘密で良い 8月の幻想と干からびた僕達 乾いた空へダイブして 君を連れ去り見知らぬ街へと もっと遠くまで行けるかな僕達 当てもなく漕ぎ出して アスファルトの熱に溶けそう 自転車のサドル熱くなってる 「火傷しちゃうかな」 立ち漕ぎで心配そうにおしりを見つめて こっちを見て吹き出す君 少し歩こうか たわいも無い会話も ふたりならそれが良い ひとつだって逃したくない 今を見ていたい 命をそっと分け合えれば 明日が来る事も歳を取る事も 怖くはない 夢を見ていたよ 君といた夏の 暑過ぎたあの日の事 未来の事なんてさっぱり 分からなかったふたりも こうやってずっと近くに いるのは分かってた 大袈裟だって笑いながら 繋いだ手のひら 冷たくなっていく その時まで |
| 夢みるスーパーマンSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夢の墓場で羽ばたいて 今日も朝まで働いて あぁ、もうやんなっちゃったよ 悪魔が横で嘲笑ってる 明かる過ぎるこの世界の 影で踏ん張る人がいた 褒めてもらう訳でもなく その人生に疲れてた スーパーのバイトじゃなくて スーパーマンになりたかった。とか 憧れだったり戯言だったり カゴの中に入れといて ヒーロー ねぇお願い!僕をここから出してよ ひとりぼっちで泣くのは もうウンザリ腐っちゃいそうだ あいつら言いたい放題 振り回してやかましいな 怒りも悲しみも押し殺して今日も朝まで働いてんだ ヒーロー 俺いい奴だって思ってた 超性格良いとか思ってた どうにかなるとか思ってたんだ 神様だって怒ってた 行き場の無い悲しい涙が 地球を青く染めたなら 丸ごと飲み込んでしまう前に 助けてよヒーロー みんな人任せ 俺たちは待ってたんだきっと 誰かが変えてくれるのを 大人になるのが怖いよ 理想と現実のギャップ認めたく無いし 誰かに縋っていたい ヒーロー ねぇお願い!僕をここから出してよ 一層壊して常識を あと僕の腐った性根を ねぇお願い…お願い…!じゃいつまで経っても変われない 怒りも悲しみも押し殺して今日も朝まで働くんだ ヒーロー |
| スパイスSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 放課後道草笑い声 近道探して遠回り 失敗なんかいちいち数えなかったあの頃 泥だらけでまた明日 ポッケの中の砂を集めて 昨日はきっと楽しかったんだろうな いつからかいつからだ 良い人でいなきゃなんて ずっとどうしようもないそんな窮屈に 縛られていった? 迷いもなく生きてきたって 言えないけど僕だって あの路地の向こうに 宇宙に目を輝かせて 辛口の人生もきっと スパイスだって受け入れていくんだ 今しかできない事がしたい 空前をカタチにして 大人になんかなりたくはない そう思うのはなった後だな 失敗ばっかきっと数えていた気がする なんだかんだで飲み込んだ日々 ポッケの中のレシート広げて 昨夜もちゃんと楽しかったんだな いつまでもいつまでも 交わした涙で強くなっていった僕らなら そんな事かって笑える 期待値に焦がされたって イメージは枯らさないように 無責任な言葉に自分を見失わないように 心から向き合った結果 間違いの連続が人生 まぼろしの向こうに 僕らは目を輝かせて 何回も乗り越えてやっと 掴んだなら離さないように 手を伸ばしたその先にある 僕らの未来を描いて |
| そんだけSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 打ち上げられたクラゲにはもう行くあてはないのさ どうせなら砂浜よりもあの空が良かった どっか遠くの星を見つけて行ってみたい ゆらゆらと君を少しずつ忘れさせて 傷つくくらいならこのまま揺れてたいよ もう空っぽになって どうせ嘘ならそんなふざけたキスでいい そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからないよ もうええわ 井の中の蛙 僕は大海は知らない でも大体家に帰るのが現状 もう大概蛙化現象 「自分でもわかんないんだもん」って 何で君が泣いてるんだろう? どうせならケロッと早く忘れてやる! 見たいのは君のハダカ じゃなくてハダカのココロの方 とか言っては見たけどきっと 君にはバレバレだったよな~ (いややっぱどっちもか)そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからない 『拝啓、暗闇の底から君へ皮肉と悪意を込めて。 おかげで僕は少しだけ、また嫌味な大人になれました。 止まった時間を有効に使えてとても幸せです。 ありがとう。でも本当は……』 そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからないよ もうええわ |
| 魔法が解けたら梶原岳人 | 梶原岳人 | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog・原田アツシ | あなたが好きなものは 私だって全部好きになりたいの あなたがしたい事は いつだって隣で見ていたいの 助手席で歌う君 ふたりだけの夢の国へ 連れて行くよ きっと運命とはもっと単純でさ 占いも赤い糸もあてにならないよ なんて僕が言えばどうせ笑いながら 「どうしたの?頭打ったの?」ってからかうんだ そんな時間が、好き。 あなたの隣にいれば 私も少しだけ強くなれるんだ あなたの歌を聴くと どんなに落ち込んでたって忘れちゃうわ そんな日々もさよなら 笑い話くらいになれば よかったのに 「もっとあなたと一緒に行きたいところ あったのに、それなのに…」って泣かせてばかりだ ほんとに約束も守れないでごめんな 夢の国 幻になってしまったみたいだ こんな自分が、嫌。 あぁこの曲まだ覚えてた 口ずさんでしまったりして “もう他の誰かとは歌えないや”って知ったんだ ふたりだけの時間も、魔法が解けたら もう僕は、君は、行かないとね グッナイ愛しい日々。僕の中でおやすみ 悲しいも楽しいも許されぬように どうせならこのまま、君の方はこれから。 『幸せに』って他人事みたいだ。でもそれで良いんだ こんな僕で、ごめんな。 |
| よくできましたSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | まだまだ明日には生きたくないよなぁ 夢の中で気が済むまで暮らしたい 目が覚めたけどまだお昼前 てか休日なのに偉いっしょ? ご飯作るのもなんか面倒 じゃあもう出前とかで良いでしょ? 取り敢えず付けたTVワイドショー 美味しそうなグルメの情報 今夜はちょっと贅沢しよう 昨日までは外に出ようとしてたけど なぜかソファーから動けないでいるの 特に何もしないが自分へのご褒美なの 昨日までの私よくできました 夕方17時過ぎ太陽が沈みそう 「行かないで!行かないで!」 またしても何もせず今日が終わった 素晴らしいそれでいい 傷が癒えるまで かけがえのない毎日だから 自分の為に使うが◎ 無駄がない≒つまらない くだらないけど面白い 誰もが皆【同じ】じゃない だからこうやって生きてみてる まだまだ大人には成りきれないよな 明日に夢を乗せて |
| Count on meEIKO | EIKO | 石原慎也 | 石原慎也 | 近谷直之 | 消えちゃいそうなくらい 小さな心で鳴らした衝動に 私の全てを託したいとずっと 見えないlonely cry 暗い辛い道の先に光があるなら 自分の照れ屋な夢じゃないかって信じてみたい 「君がいれば」なんてどこか 安心しきってたような気もするなぁ 無責任じゃなく それは弱さでもない 誰かを必要としても良いと思えたの きっと見たこともない日々が 裸足で立ってる私を待ってる ずっと笑っていたいなら 悲しい別れだって乗り越えていかなきゃ 涙で腫れた目も 唇から血が滲んでも まだまだ明日も信じてみようこれからも私を いえない程に 大きな苦しみなら吐き出してしまえ 抱えたままより音にした方が楽になった 君が居なくたって自分自身で立って生きていかなきゃね 引きずったってもう仕方無いね いつの間にか私強くなったよ?安心して 前だけ向いて歩いていく きっと見たこともない日々が 裸足で立ってる私を待ってる ずっと笑っていたいなら 悲しい別れだって乗り越えていかなきゃ きっと見たこともない日々に 私が立ってるあなたを待ってる ずっと笑っていたいから 悲しい別れだって乗り越えていくの 涙で腫れた目も 唇から血が滲んでも まだまだ明日も信じてみようこれからもずっと |
| コーンポタージュSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 雪の降る間に 浮き足立つ街を抜けて 早足で帰ろう 心のまにまに くだらない言葉を交わした 僕らもちょっと浮かれてんじゃない? ほら待ってそこの角まででいいよ 退屈な日々でも 今ならクリスマスイブ よりコーンポタージュで乾杯 あの寒い夜を思い出すんだ 「オレの家には いつまでもサンタが来てくれるんだよな ホントだよ。」 最近どう?っていつもの調子で お前に送ったLINE ah 「プレゼントを買いに行く。」と立派な サンタになったみたいだ あの頃からずっとこっちはコンポタの季節に 取り残されてちょっと恥ずかしくなった 大切な日々だと 思えるクリスマスイブ 守りたい笑顔が出来たら いつか僕にも分かるかな 雪の降る街を走って 帰りたいクリスマスイブ 僕にはまだだけどそれまで あの寒い夜を思い出していたいんだ |
| 奇跡を待ってたってSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog | 茂みの中で独りぼっちなの? 瞬きをする度に涙が伝う頬 そんな思いを君にさせるような奴は いなくなっちゃえばいい 殺してやりたいと 思えてしまうくらい純粋な愛だった 行きすぎた思いはさなぎになって 羽根が生えただけの塊になった 奇跡を待ってたって自由にはなれなくて ただ大空に羽ばたいて見たこともない綺麗な場所へ 行きたいだけ もう誰も傷付かないでいいように 嵐を蹴散らして期待なんかしないで これからは僕らで書き換えてくんだ運命すら 生きたいだけ また君が独り泣かないでいいように たった一度きりの間違いが命取り ぬるま湯にひとり浸っていて もうあの日の様に戻れないのならもっと 焼き付けておけば良かったかな 優しい風に殴られたような ずっと寝起きみたいに頭が重い まだフラフラだって君を守れるならば 全てを置いて這ってでも行こう 昨日が懐かしく思える日が来れば。 磨りガラス越しくらいの記憶が ココロの少し暗いところで光って消える やがて一度も思い出さなくて良いような そんな当たり前が訪れるだろうか 奇跡を待ってたって自由にはなれなくて ただ大空に羽ばたいて見たこともない綺麗な場所へ 行きたいだけ もう誰も傷付かないでいいように 嵐を蹴散らして期待なんかしないで これからは僕らで書き換えてくんだ運命すら 生きたいだけ また君が独り泣かないでいいように |
| エデンの部屋Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | ほっぺたに付いたまつ毛 指にとって「願い事は?」 フッと飛ばしてニヤけた顔で 「何をお願いしたの?」 “来年も再来年も きっと僕が君の横に” これを話せばあなた次第と からかいそうだけど 究極に平凡な口論は 空想と間違い探しみたいな内容で 『ごめんね』って 強めに握った君の手 踊ったり飲んだり声出して 人混みを抜けたらキスをしよう ふたりだけの楽園で さあ 笑ったり飛んだり思い出して ひとときの夢ならいつの日も 子供でいいよ まだもう少しだけ 季節を重ねる度に 新しさを求める旅に 行きたい所も食べたい物も 山程やってみたい事 飲み過ぎはちょっと辛いけど 22年目の冬にはね きっと星を探しに富良野まで 後戻りももう出来ないくらい 夢中になっていつの間にか 噴水と反対の ベンチで待ってる 君の鼻歌になりたい きっといつか と強めに握った君の手 踊ったり飲んだり声出して 人混みを抜けたらキスをしよう ふたりだけの楽園で さあ 笑ったり飛んだり思い出して ひとときの夢ならいつの日も すれ違いもするんだけど 僕と居よう からかわないで まつ毛に願いを |
まっさら Saucy Dog  | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog | まだ眠たい瞼を擦り もう3度目のアラームを消して ほら抜け殻をあとに顔を洗うのだ 夢の続きへ歩き出す為 昨日までの僕と比べて 何ひとつ変わってないような…って不安も ベランダ冷たい風がそっと洗ってくれる メンソールが少し目に入った 顔も知らない誰かのリクエストに 自分を重ねて少し肩が軽くなった 初恋とおんなじ 熱くなれるものに 胸の高鳴りのなすがままに 戻れないあの頃の 自分を探すより まっさらな道を選ぶ お互い何をしてるのか分からない 友と呼べるのかも曖昧な 元気でいるのならそれで良いと思えるくらい 結婚式は呼ばないくらい 満ち足りた人生を歩んでいるかどうかなんてもんは 極論どう感じるか次第じゃ?なんて分かっちゃいるんだみんな 顔も知らないあなたのリクエストに 自分を重ねて少し肩が軽くなった 夏空の間に 悲しみの生い立ち 夢に爪先は向けたままに 戻らない時の中 自分を責めるより 歩き出す命懸けで 運命も宿命もない 前世や来世にも意味なんかはない 世界は今も今を見ている 初恋とおんなじ 熱くなれるものに 胸の高鳴りのなすがままに 戻れないあの頃の 自分を探すより まっさらな明日を生きる |
オレンジ Saucy Dog  | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog | カサブタ捲れた痛みは 悔しさを忘れない為 夕焼けオレンジに染められた校舎と 溜め息吸い込んだあの日の事も プレハブの裏側で流した涙の数は 暮れて来た空の彼方 繋がった星のようだな 明日の自分が誇れる自分を探してる 「あんたなら 最後まで」 迷い照らしてくれた母の面影 「心配はしてないわ」 いつだって自信をくれたのは 弁当は秋の色 アカギレた指がチラつく 食後のオレンジは仲間と過ごした 酸いも甘いも欠かせなかった日々 キックオフで夢の途中 ほら何度だってトライする 立ちはだかる分厚い壁 当たって砕け!! 誰かが残した足跡が 僕らに繋いでくれた今日が いつか自分も残す側に この想いを未来まで 俺の夢迷わず応援してくれた父親の背中 肩組めば不思議と強くなれた僕ら 体張るくらいへっちゃらお前の為なら 昇降口 好きなやつの話 おい誰にも言うなやって笑った友達 下らない絡み でも大事な証 友情のカタチの話 追いかけて追いかけて ノーサイドで 強く握った手の平が 可能性(あした)を掴む 今を繋ぐ 地図にない未来へと |
犬も喰わない Saucy Dog  | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog | あのね、なんかね最近心がざわついてて 1番大事な事忘れてないかい? バイト終わりの街スタで とりあえず集まってなにする? 右も左も分からんかったけど ただただワクワクしてたかったよな 全て巻き込んで 俺たちならって 根拠もない自信ばっか持って 何かちょっとだけ 躓いたって 起き上がる度に強くなって 上を向いたって 何も見えなくて 不安だなんて言葉じゃ表せなくて だけどこれまで 来れた幸せ 俺たちである意味がきっと ワクワクする事が待ってる あのね、やっぱねみんなで馬鹿やってる時がね 1番楽しかったりすんの バンド冥利に尽きるわな とりあえずやってみてよかったな そんな毎日ばっかりでもないけど まだまだ飽き飽きするほど 俺らの喧嘩って なんかちょっと飲み込めないよな 「犬も喰わない」だろ? 全て巻き戻して まだこれからって ヤバい空気はなるべく早く察し 何かちょっとだけ ムカついたって 許し合うたびに強くなって 下を向いたって 何も見えないぜ 進めてるのか分からず怖くなって されど俺らで 見えた幸せ 最期まで |
ワンダーランド Saucy Dog  | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog | もっとちゃんと言葉にしてくれなきゃ 分かんないよ!と怒り出す一方 なんでよもう。言わなくても分かってよ まぁ慣れたもんよ ほらこっちおいで 欠伸が感染るくらいの距離感にいる そういえば冷蔵庫に白があるけど 久しぶりに開けちゃう? ワンダーランド このまま深く深くまで 「行儀が悪い程美味しく感じるの ホント不思議」って君は マシュマロコーヒーに落っことして ひたひたになったビスケット頬張り ゆらゆらしている そんな暮らしがいい 寝巻きのまんまで日が沈む 明日は何がしたい? 「もう、さっさとお風呂に入ったら?」 ワンダーランド このまま深く深くまで 天使のきまぐれで 僕を困らせて ご飯は柔らかめ派! オムライスは固め派! ハッシュドビーフと ハヤシライスの違いくらい 近くて瓜二つ キスハグ 手繋ぐ 僕らもうこのまま 本能の中で ワンダーランド そのまま夜が明けるまで 天使のきまぐれで 僕を惑わせて |